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2007年5月29日 (火)

本当に擁護のせいか?

 お久しぶりの東雲です。
 学会準備のため、しばし更新を停止しておりましたがようやっと復帰でございます。

 というわけで今回は学会会場のある京都からの投稿でございますが、ネタ探しにウェブを徘徊しておりましたところ、松岡農水相自殺の記事が目に飛び込んでまいりました。
 思わず目を疑ってしまいましたが、何度目を擦っても表示されている文字は変わらず。
 発見時は意識不明の重体であったとのことでありますが、搬送先の病院で息を引き取られたそうです。
 まずは故人のご冥福をお祈りします。

 本件に対し政府、与野党はじめさまざまな方々がリアクションをしておりますが、そのほとんどがショックでありました。
 寝耳に水の同僚の死。それも現役農水相が自殺です。このような出来事に驚くなというほうが無理でしょう。
 まずショックがあり、我に返った後お悔やみ申し上げるのが普通かと思われます。
 そしてなぜこのような事が起こったのか、今すぐは不可能かもしれませんが、真摯に調査していかなくてはなりません。
 二度とこんなことが起こらないようにするためにも。

 しかし、そんな当たり前のことを考えず、憶測で話をする方々がいるようです。
 こちらをご覧ください。

<以下引用>

擁護の首相責任追及へ=松岡農水相自殺で野党
5月28日21時2分配信 時事通信

 野党各党は28日、松岡利勝農水相の自殺にショックを受けながらも、7月の参院選をにらみ、「政治とカネ」の問題で引き続き政府・与党を追及していく方針を強調した。特に、安倍晋三首相の任命責任に加え、疑惑が指摘された松岡氏を擁護し続けた首相の対応を徹底追及する構えだ。
 「(首相が)もっと早く解放してやればよかった。松岡氏は(自分が)したことと、首相からかばわれていたその相克の中で、悩み抜かれていたのではないか」
 民主党の鳩山由紀夫幹事長は同日午後、首相が野党や世論の批判に耳を貸さず、松岡氏を閣僚として起用し続けたことが自殺の一因になったとの見方を示した。同党の国対役員会では「死者にムチを打たないようにする」ことを確認したが、この後、鳩山氏は小沢一郎代表と会談し、「政治とカネ」の問題で政府追及の手を緩めないことで一致した。

<Yahoo Newsより>

 もう一報。

<以下引用>

<松岡農相自殺>首相の擁護裏目 参院選に影響必至
5月28日21時27分配信 毎日新聞

 安倍晋三首相は、松岡利勝農相が緑資源機構の談合事件に絡む政治献金を受け取っていた問題や光熱水費疑惑で与党内から辞任要求が出ても、擁護し続けた。柳沢伯夫厚生労働相が「産む機械」発言や公的年金の支給漏れ問題で批判を浴びていることから、「辞任ドミノ」を招き政権が弱体化しかねないと懸念したからとみられる。だが自殺という結末を迎え、首相の対応は裏目に出た形だ。
 昨年9月の安倍政権発足直後から松岡氏に関する疑惑は絶えなかった。特定非営利活動法人(NPO法人)申請を巡り松岡氏の秘書が内閣府に審査状況を照会していた疑惑や、自らの資金管理団体による巨額の光熱水費疑惑、農水省所管の独立行政法人・緑資源機構の官製談合事件に関連した談合法人から献金を受け取っていた問題などが次々に浮上。そのたびに首相は「法にのっとり適切に処理していると報告を受けている」と松岡氏をかばった。
 安倍内閣では、昨年末に本間正明前政府税調会長が公務員宿舎入居問題、佐田玄一郎前行政改革担当相が不透明な事務所経費問題で相次いで辞任し、内閣支持率が急落した。だが年が明けて首相は、「女性は産む機械」と発言した柳沢厚労相を擁護。首相官邸筋は「閣僚を1人辞めさせれば『辞任ドミノ』が起きる。柳沢氏を守り切ったのは大きい。松岡氏もここまで来たら辞めさせられない」と松岡氏擁護の方針を一貫して強調した。
 自民党町村派の幹部が「地方を回れない農相、都会を回れない厚労相を抱えていては、参院選は厳しい」と参院選前の内閣改造に絡めて両閣僚を更迭するよう進言しても、首相は笑って聞き置くだけだったという。
 だが各種世論調査で3~4月に内閣支持率が横ばいや上昇に転じ、「首相のぶれない姿勢が評価された」と首相周辺が喜んでいたさなか、公的年金保険料の大量の納付記録が不明になった問題で支持率が急落。松岡氏の自殺が重なり、政権の受けた打撃は計り知れない。「本当にショックだ」(首相周辺)、「首相にはかばい過ぎた責任がある」(津島派幹部)、「参院選にどう跳ね返るかわからない」(町村派若手議員)との見方が錯そうしている。【佐藤千矢子】

<Yahoo Newsより>

 私はこれらの記事を読んでとかく違和感を覚えました。
 なぜ憶測で故人の心情を語れるのか、と。

 本件に関して松岡農水相はいくらかの遺書を残しております。
 おそらくはそこに、死ぬ間際の氏の心情が描かれていることでしょう。
 しかし、現時点でまだそれらは明らかになっておりません。
 その、まだ明確になっていない自殺の理由、それを単なる憶測でぺらぺらと語る鳩山、毎日はいったい何様のつもりなのでしょう。
 それも『首相が擁護したせいだ』と嫌らしくも首相の責任に仕立て上げる。
 他にもさまざまな理由が考えられるというのにそれらをすべてうっちゃって『松岡氏は(自分が)したことと、首相からかばわれていたその相克の中で、悩み抜かれていた』と言いふらす。

 なんて醜い。

 『心労がかさんでいたのだろう』と推し量った議員はいました。これは明らかでしょう。
 しかしその『心労』が『首相の擁護』であるという根拠はどこにもありません。
 鳩山や毎日はいったい何を根拠にこんな憶測を公言しているのでしょうか。

 『大島元農水相は、殺到した報道陣に「お亡くなりになっている。静かにしておやりなさい」と言葉少なげに話した』(引用:時事通信 5月28日)そうですが、それが本来の反応であると思います。
 大島氏からすれば本記事もあまりよろしくないものなのかもしれませんが、それでも憶測でぐちゃぐちゃと故人の心情を辱め騒ぎ立てる鳩山と毎日の悪行を非難しておかなければと、思い立った次第でございます。

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2007年5月18日 (金)

まいぽん、また不利な資料が出ちゃったよ?

 連投二本目。
 久々に慰安婦ネタでございます。

<以下引用>

慰安婦「契約の下で雇用」 米陸軍報告書、大戦時に作成
5月18日8時0分配信 産経新聞

 【ワシントン=古森義久】日本軍の慰安婦に関して戦時中に調査に当たった米国陸軍の報告書に女性たちは民間業者に「一定の契約条件の下に雇用されていた」と明記されていることが判明した。同報告書は「日本軍による女性の組織的な強制徴用」という現在の米側一部の非難とはまったく異なる当時の認識を明示した。

 「前線地区での日本軍売春宿」と題された同報告書は米陸軍戦争情報局心理戦争班により第二次大戦中の1944年9月に作成され、米軍の「南東アジア翻訳尋問センター」の同年11月付の尋問報告に盛りこまれていた。73年に解禁され、近年も日米の一部研究者の間で知られてきた。

 当時の朝鮮のソウルで金銭と引き換えに徴募され、ビルマ北部のミッチナ(当時の日本側呼称ミイトキーナ)地区の「キョウエイ」という名の慰安所で日本軍将兵に性を提供していた朝鮮人女性20人と同慰安所経営者の41歳の日本人男性が米軍の捕虜となった。同報告書はこの男性の尋問を主に作成されたという。同報告書は「すべての『慰安婦』は以下のような契約条件の下に雇用されていた」と明記し、女性たちが基本的には商業ベースで「契約」に基づき、「雇われて」いたという認識を示している。

 同報告書はその契約条件について次のように記していた。

 「個々の慰安婦はその総売り上げの50%を受け取り、無料の移動、食糧、医療を与えられた。移動と医療は軍から供与され、食糧は慰安所経営者が軍の支援を得て、購入していた」

 「経営者たちは衣類、日常必需品、さらにはぜいたく品を法外な値段で慰安婦たちに売りつけ、利益をあげていた」

 「慰安婦の女性がその家族に支払われた金額を利子付きで返済できるようになれば、朝鮮への無料の帰還の便宜を与えられ、自由の身になったとみなされることになっていた。だが戦争の状況のために、このグループの女性はだれも帰国を許されなかった」

 「この日本人が経営した慰安所では女性1人の2カ月の総売り上げは最大1500円、最小300円程度だった。個々の女性は経営者に毎月、最低150円は払わねばならなかった」

 以上のように、この報告書は慰安婦の「雇用」や「契約条件」を明記するとともに、慰安婦だった女性は一定の借金を返せば、自由の身になれるという仕組みも存在したことを記し、「軍の強制徴用」とか「性的奴隷化」とは異なる認識を当時の米軍当局が有していたことを証している。 

<Yahoo Newsより>

 あぁあぁ。こんなのが、しかも自国から出てきちゃってまぁ。
 マイク=ホンダ(略称まいぽん)は一体どうするんでしょうねぇ。
 
 まあ、この報告書が経営者男性の尋問を主に作られたということで、もしかしたら虚偽もあるのかもしれませんが、当時の米国陸軍はこれを事実として認識しているわけでありまして、まいぽんの慰安婦非難決議案は自国陸軍の調査報告書を真っ向から否定することに相成るわけでございます。当時のデータを信じるか、60年経って記憶もおぼろげ、しかも有権者の受けを狙ったまいぽんの慰安婦決議案を信じるか、という話になりますな。
 ちなみに、この報告書に関して『男性の尋問しか見ていない一方的なものだ』とか言う声がヒダリっぱから聞こえてきそうな感じではありますが、少なくとも民間の業者が存在し慰安所を経営していたこと、そして慰安婦が賃金を得ていたことは分かります。でなけりゃ『経営者たちは衣類、日常必需品、さらにはぜいたく品を法外な値段で慰安婦たちに売りつけ』るなんてことはできないでしょう。酷い話ではありますが、それによって利益を得ていたのは軍ではなく民間業者です。まさに『そういった状況にあった方々に同情』すべきことでありまして、安倍首相の言ってることそのまんまであるわけでございますが、さて、ヒダリっぱの連中は一体どういう反応をするのでしょうかね。

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環境破壊大国チャイナ

 2008年の北京五輪を控え、道路に唾吐かないよう国民に指導したり、タクシーの運ちゃんに接客態度をよくするよう指導したり、あるいは綺麗なトイレを設置するとか息巻いてみたりと、日本では到底考えられない、というよりも考える必要の無いくらいに当たり前なことを必至こいて行っている中国ですが、海外にはまたこんな反応があるようです。

<以下引用>

北京五輪 英国水泳チーム、大気汚染の悪影響懸念
5月18日8時0分配信 産経新聞

 2008年の北京五輪で、英国の水泳チームは、中国の大気汚染が選手に悪影響を与えることを懸念し、大会直前まで現地入りしないという。17日のフランス通信(AFP)が伝えたもので、同チームの役員は「通常の五輪なら現地入りは10日前だが、北京五輪では3日前までに入ることはない」と述べた。

 大気汚染が選手の体調などに影響を与える可能性があり、深刻に受け止めているためで、同チームは大阪でぎりぎりまで最終調整を行い、北京入りする計画だ。

 オーストラリア・オリンピック委員会も北京の大気汚染問題を懸念、同国の選手に対し、競技直前まで北京入りしないようアドバイスしているという。(北京 野口東秀)

<Yahoo Newsより>

 さっすが環境破壊大国チャイナw
 もはや尋常じゃございません。

 通常なら10日前に現地入りするというのに、北京には3日前でも入らない、と。
 というか、10日やそこらで体調に悪影響を及ぼすそうですよ?
 どんだけ汚いんだっつー話ですよ。
 なにやら中国では北京市内の環境改善の試みとして『1年の245日を大気が澄んだ状態に』とかいうことをやっているようですが、イギリスばかりかオーストラリアもそんな努力を気にも留めない。
 というかそもそも、これまでぼろぼろのぐだぐだだったものが一年やそこらで修復できると思ってるんですから、まったくもっておめでたい。環境的にも人間性的にもですね、これまで積み重ねてきた腐敗物が綺麗さっぱりなくなるなんてこたないですよ、それもたった一年で。
 あぁ、なんだって今度の五輪は北京でやるなんてことになっちまったんでしょうね。

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2007年5月16日 (水)

選挙のためには手段を選ばず?

 とゆーわけでありまして、先日の国民投票法可決からなにやらごちゃごちゃとヒダリっぱな方々が騒いでいるなんてことをレポートしたわけでございますが、その採択において賛成票を投じた渡辺秀央氏に対する処分が決定したようです。
 こちらをご覧ください。

<以下引用>

<民主党>国民投票法採決 渡辺氏を厳重注意の軽い「処分」
5月15日20時11分配信 毎日新聞

 民主党は15日の常任幹事会で、国民投票法を採決した14日の参院本会議で党議拘束に違反して与党案に賛成した渡辺秀央元郵政相を、郡司彰参院国対委員長による口頭の厳重注意とすることを決めた。同党の倫理規則で定めた7段階の処分は幹事長注意が最も軽いが、今回は規則にもない極めて軽い「処分」となった。平野達男氏ら欠席者4人は参院に欠席届を出しており処分しない。
 鳩山由紀夫幹事長は記者団に「国民投票法の中身は、党の中にも基本的にいいと思う人もいた」と指摘。厳しい処分を科せば、こうした党内の不満派を刺激しかねないと判断したようだ。
 一方、渡辺氏は14日、記者団に「選挙戦術の道具で党の賛否を決めた。非常に不純だ」と批判。小沢一郎代表が与党案への反対方針を主導したのは、護憲を掲げる社民党との選挙協力を優先したためとの見方を示した。これに対し、小沢氏は15日の常任幹事会で「選挙を軽んじる風潮があるが、選挙は主権者たる国民の意思表示の最大の場であり、唯一の場だ」と不快感を示した。【須藤孝】

<Yahoo Newsより>

 いやあ、漢ですねぇ渡辺氏。
 鳩山氏も言いますように、『国民投票法の中身は、党の中にも基本的にいいと思う人もいた』わけでありまして、それを考慮せず、とにもかくにも反対と言っているのですから、これを政争の具にしたと批判されても仕方ないわけであります。
 加えて党議拘束を破ったにもかかわらず極めて軽い『処分』しかできないというヘタレっぷり。どうですか。党内の不満派を考慮して、ということのようですが、だったらいっそ党議拘束かけなかったほうが良かったんじゃねぇの? とか思うのは私だけでしょうか。
 こんなフラフラフワフワのヘタレ政党が日本の野党第一党で、さらには政権奪取とか息巻いているんですから、いやはや世も末でありますなぁ。
 でもってその酔いどれトロ烏賊体制の主犯格、小沢一郎氏でありますが、『選挙を軽んじる風潮があるが、選挙は主権者たる国民の意思表示の最大の場であり、唯一の場だ』と不快感を示したんだそうであります。
 ……いやいやオザッち? 別にだーれも選挙を軽んじちゃあいないと思うんですけどね? ただ真摯にあたるべき重要な法案を政争の具にするとは何事かと、渡辺氏はそう言っていると思うんですがいかがですか?
 というか、選挙を軽んじる風潮があるかどうかは別として、選挙を重んじるがゆえにこれまでの議論内容なんぞ全てうっちゃっていいと、小沢氏はそう言うつもりなんでしょうか。
 まさに目的のためには手段を選ばずといった様相でございますが、ただ対立軸が欲しいためだけに意見が二転三転するような政党を、一体誰が支持するというんでしょうかね。

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2007年5月15日 (火)

風が吹いたら軍靴の音が……

 はい、そんなわけで5日ぶりの更新、東雲でございます。

 さて、昨日ようやっと成立いたしました国民投票法、これでやっとこ憲法改正のための手段が整備されたわけでありますが、これに対して共産やら社民やらのヒダリっぱが例の如く『汚点だ~』だとか『もっと議論を~』だとか叫んでおります。
 なにがなんでも憲法改正反対に固執する連中を相手にするだけ無駄、というものでございますが、そもそも国民投票法は別に『憲法を改正する』法律というわけではなく、『憲法を改正するの方法を定めた』法律であるわけでございまして、これが成立したからといって憲法がすぐさま改正されるとかそういった話ではございません。
 しかるに国民投票法から軍靴の音が聞こえてくる連中にはぜひ耳鼻科……いえいえ、精神科に通っていただきたいものなのでありますが、残念ながらそういった治療を要する方々は国内だけでなく国外にもいるようです。

<以下引用>

「憲法9条改正が核心」と関心=国民投票法成立で中国新華社
5月14日17時2分配信 時事通信

 【北京14日時事】中国の国営新華社通信は14日、憲法改正手続きを定める国民投票法が成立したことについて「日本政界に大きな食い違いがあり、特に憲法9条を改正するかどうかが一つの核心問題だ」と伝え、中国として日本の軍国主義化につながりかねない9条改正の行方に関心を示していることを示唆した。

<Yahoo Newsより>

 いやはや、風が吹いたら桶屋が儲かるわけですか。国内のヒダリっぱ然り某半島国家の連中然り、どうにも突飛な思考をしていると申しますか、妄想だけでもの考えていると申しますか、とかくそんなぶっ飛んだ方々が多く見受けられますね。
 だいたいですね、仮に(東雲自身は改正されるべきと考えておりますが)9条が改正されて自衛軍が保持できるようになったとして、何ゆえそれが軍国主義化に繋がるというのか。自国防衛は世界各国に与えられた権利であり義務でしょう。自主的な防衛システムが極めて脆弱な現在が異常なのであって、それを改善するというのは至極当然の話であります。
 そもそも軍隊の保持が軍国主義化に繋がるということであれば、世界のほとんどの国家が軍国主義ということでありますね。もちろん特ア三国も例外でないわけでございます。
 ……というより未だ軍事費が不透明で、現在進行形で軍事的脅威である中国が言うなよとか思うんですが、なぜか国内のヒダリっぱはそう言ったことを言わないんですよねぇ。
 ナゼダロウ、ボクニハワカラナイナァ。
 まさか『中共の軍備は正しい軍備』とか、そんな時代錯誤なこと言いませんよ、ね?

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2007年5月 9日 (水)

奇弁か……鏡を見るヨロシ

 さー留まるところを知らない5月9日連投です!
 まずは以下の記事をお読みください。
 
<以下引用>

日本のミサイル脅威論は奇弁、北朝鮮機関紙が主張
5月8日16時39分配信 YONHAP NEWS

【ソウル8日聯合】北朝鮮の内閣機関氏、民主朝鮮は8日付で「日本が北朝鮮のミサイル脅威論を持ち出しているのは奇弁だ」とする論評を掲載した。
 朝鮮中央通信によると同紙は、日本が事実を歪曲(わいきょく)し、北朝鮮のミサイル脅威論を持ち出しながら戦争準備に狂奔していると指摘した。また、北朝鮮のミサイル攻撃が迫っているとか、北朝鮮のミサイル攻撃から安全を守るために一日も早くミサイル防衛体制を整備すべきだと騒がしいとし、こうした主張は現実をねじまげたもので、黒い俗心を隠すための奇弁だと非難した。その上で、北朝鮮がミサイルで日本の領土と国民の命の安全を脅かしたことは一度もないと強調した。

 同紙はまた、北朝鮮のミサイルは朝鮮半島での戦争を防ぎ、敵の軍事的侵略と脅威から国の自主権と尊厳を守るための自衛的戦争抑止力の一部だと主張した。

<Yahoo Newsより>

 奇弁って……お前が言うかよ。
 というか、一体どのあたりが奇弁なのかきっちりと説明していただきたいものですが。
 
 『北朝鮮がミサイルで日本の領土と国民の命の安全を脅かしたことは一度もない』とかほざいてますが、下手すると墜落する可能性さえあるミサイルを、日本上空を越えるようにぶっ放し、その後も日本海へ立て続けに叩き込み、挙句核実験までしやがりました気狂いが一体何を言うものぞ。
 きっちりとまぁ脅かしてくれちゃっているんですが、そんなのはてんで記憶に無い、と、そういうことですかそうですか。
 ホントなんで連中は北も南もトリ頭。血なのかなぁ……。しかし私自身はそれほど記憶力の悪い方ではないと思うんですが……。どうなんだろう。
 
 ともわれ、ナイフ片手に『えへえへへ』なんて薄気味悪く笑っている狂人を隣に抱え、それで警戒しない方がおかしい。まあ日本国内にも一部そんな『おかしい』方々がいらっしゃるようですが、そんなのは無視しておいてきっちり国防力を整備するのはまあ当然でございます。
 少なくとも日本は日本海に向かってミサイルぶっ放したことも核実験やらかしたこともないんですが、それでも日本の軍備は汚い軍備で北の軍備は綺麗な軍備なんですか?

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まあ、嫌がらせだよねぇ

 はっはっは、企業ミーティングなんぼのもんじゃーい(乾笑)
 とゆーわけで今回は国会関連でこんな話を。
 
<以下引用>

委員会出席要求、野党に「絞り込め」 塩崎官房長官
5月9日8時0分配信 産経新聞

 塩崎恭久官房長官が8日の会見で、国会での関係委員会への自身の出席について、「効率的な国会運営ができるよう工夫してもらえるとありがたい」と述べ、野党側に出席要求を絞り込むよう異例の“注文”をつけた。

 官房長官は通常、内閣委や決算委などに呼ばれることが多い。これに加え、後半国会では、安全保障会議設置法改正案や国家公務員法改正案の委員会審議で官房長官の出席が求められることが想定され、委員会審議を前に塩崎氏が牽制(けんせい)球を投げた形だ。

 これまで、野党の求めに応じて委員会に出席しても質問がゼロだったこともあったといい、政府高官は「手足を縛るための嫌がらせで呼ばれているとしか思えない」と憤る。これに対し、民主党国対関係者は「だったら提出法案を絞ればいい」と一蹴(いっしゅう)しており、塩崎氏の悩みは当分続きそうだ。

<Yahoo Newsより>

 これは明確に嫌がらせでしょう。

 『質問は無いがとりあえず来い』

 いくらなんでもこれは酷い。必要ないなら呼ぶなド阿呆、と、被害者であれば誰しも叫びたくなるのではないでしょうか。
 そして言うに事欠いて『だったら提出法案を絞ればいい』ですか。ホント笑わせますね。必要と判断したから、それ相応の時間を割いて法案を作成、提出したんでしょう。嫌がらせで委員会に呼び、嫌がらせで不信任案を乱発し、と、嫌がらせせんがための活動しかしない連中と同一視されたのでは、法案提出に関わった人間も浮かばれませんな。
 というか、でしたら時間稼ぎのために対案提出して国会ボイコット、みたいなクダラナイ真似、やめてくれませんか民主さん。

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愛国心 持って当然と思いますが……

 企業とのミーティングを控え、ブログ更新している暇なぞ無いのにやめられない東雲です。
 ほらやっぱり、書きたいときに書かないと勢いが…ね……。
 
 というわけで、今回はこんな記事を取り上げてみたいと思います。

<以下引用>

<教育関連3法案>参考人質疑で「愛国心」に賛否
5月9日0時37分配信 毎日新聞

 衆院教育再生特別委員会は8日、日本私立中学高等学校連合会の田村哲夫会長ら4人を招き、教育関連3法案に関する参考人質疑を行った。田村氏は、学校教育法改正案に義務教育の目標として「我が国と郷土を愛する態度を養う」との表記が盛り込まれたことを評価。佐貫浩・法政大教授ら2人は反対の立場で意見を述べた。

<Yahoo Newsより>

 あの~、いつも思うんですが、何故に愛国心を持たせることに反対なのですか?
 自分の国を誇るって世界じゃ当たり前のことだと思うんですが……。
 愛国心なんて、国家に所属する者は持ってしかるべき者でしょう。
 某中国やら某韓国やらなぞ、日本を仮想敵国として反日を通じ愛国教育しているくらいですよ。もし『愛国心に反対』というなら、それをぜひ中韓に申し上げてくださいね。
 
 中には愛国心そのものではなく『思想を強制すべきでない』とかいう連中もおりますが、強制しなきゃならない状況に追いやった不届き者はどこのどいつよ?
 そも何でもかんでも『強制は悪い』というのも私には理解できません。ある目的を達成させるために必要であるなら強制もあってしかるべきでしょう。『憲法で内心の自由が保障されている』という方もいますが、そういう方々はまず憲法で定められている他項目もきちんと遵守してから言ってくださいね。権利だけ主張することは単に『我が侭』というんですよ。
 まあもっとも、彼らの言う『内心の自由』とやらは日本人に愛国心を持たせないための口実ですから、その根拠なんてどーでもいいんでしょうがね。

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先を見越す中国 先が見えぬ韓国

 先の記事にて安倍首相の真榊奉納の件に関する毎日と韓国の反応を取り上げてみましたが、この件に関して今度は中国がリアクションを起こしたようです。
 まずは以下の記事をご覧ください。

<以下引用>

日本に慎重対応求める 中国、首相を直接批判せず 靖国神社に供物を奉納で(05/08 18:36)
 【北京8日共同】中国外務省の姜瑜副報道局長は8日の定例記者会見で、安倍晋三首相が靖国神社に供物を奉納したことについて、直接的な批判は避けた上で「靖国神社問題は中日関係の重大かつ微妙な政治的問題だ」と指摘、日本側に慎重な対応を求めた。

 副局長は、温家宝首相の4月の訪日などを念頭に「両国は政治的障害を克服し、友好協力関係を健全に発展させるとの認識で一致した」と強調。こうした「共通認識」を尊重すべきだと日本側をけん制した。

 安倍首相の供物奉納に対しては、韓国外交通商省が同日「極めて遺憾」との論評を出して批判したが、姜副局長の発言は首相の名指しを避けるなど抑制的で、日中関係の改善に努力する中国政府の姿勢を明確にした。

 北京の外交筋によると、中国政府は8日夕時点で、外交ルートを通じた日本への抗議などは行っていない。国営通信の新華社は同日午後、姜副局長の発言を速報で伝えた。

<北海道新聞 配信>

 毎日のご注進に応えたのかどうなのか知りませんが、例によって反応する中国。ですが、その物言いはこれまでとは違い、いくらか穏やかなものになっております。
 今までであればさんざっぱら文句を言っていたものですが、やはり先の温家宝氏の訪日、というよりも、とかく環境分野などで日本の協力を得なくてはいけない、そのために今『たいした問題ではない』靖国問題で溝を深めるのは得策ではない、そんな考えが浮かんだのかもしれません。
 なんとも(小)賢しいものではありますが、利害を計算してやり取りするのは外交を行ううえで当然であり、その点数々の懸念を抱えているにも関わらず反射的に非難を浴びせかける韓国とは大違いであります。
 タイトルにも記しましたが、『先を見越す中国 先が見えぬ韓国』という性質が、また改めて明らかになった次第です。

 そんな中、『先が見えていない』連中が日本国内に、しかも多数存在するというのだから呆れてしまいますな。

<以下引用>

野党3党、「姑息なやり方」と批判=国民新は「新しい参拝方式」と評価
5月8日15時1分配信 時事通信

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日昼、党本部で記者団に対し、安倍晋三首相が靖国神社の春季例大祭に合わせ私費で5万円を負担して真榊(まさかき)を納めていたことについて「それが美しい国造りへの首相の行為なのか。あまりにも姑息(こそく)だ」と批判した。その上で「私人と言いながら、首相の名前で真榊を出すのは矛盾している。(中韓両国との関係に)影響が出ないことを望みたい」と語った。
 共産党の市田忠義書記局長は国会内で記者団に「靖国神社が体現する侵略戦争、植民地支配肯定の立場に首相がしがみついていることを行動で示した。言行不一致も甚だしい」と指摘。社民党の福島瑞穂党首も国会内で記者団に「ご都合主義、2枚舌の姑息なやり方だ。明確に政教分離に反するので、憲法違反という観点からも追及していく」と強調した。
 これに対し、国民新党の綿貫民輔代表は衆院議員会館で記者会見し、「1つの新しい参拝の方式だ。わたしはいい方法だと思う」と評価した。

<Yahoo Newsより>

 相変わらずですなぁ、民主、共産、社民の面々は。
 鳩山氏は『(中韓両国との関係に)影響が出ないことを望みたい』などとテンプレートなことを申しておりますが、中国が目下必要としているのは日本の技術支援などであり、靖国が『外交カード』である以上、二国間、というよりも自国に悪影響を及ぼす可能性のあるカードを嬉々として切るバカはいないでしょう。
 然るにまこと悲(喜)劇的なことではございますが、鳩山氏にはそれが見えていない。おそらく『(中韓両国との関係に)影響が出ないことを望みたい』とかほざきながら、内心では『反発しろ~、反発しろ~』と熱望しているのでしょう。中韓の反発があれば国会で攻勢がかけられると、そんな阿呆なことを考えているかもしれません、っつーか、これまでの民主を見ていればほぼ確実でしょう。
 しかしそんな『どーでもいい問題』を引き合いにまたぞろ議論をボイコット、なんてことをしていけば国民の支持が薄れるのは必至。嫌韓流が騒がれる昨今というのを彼らはもう少し理解すべきです。

 ちなみに、国民新党はさすがといいますか、他のパブロフ政党とは一線を画しております。……が、念のために申しますと『参拝』じゃございません。

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2007年5月 8日 (火)

パブロフの韓国

 GW中進行させていた実験を失敗させ、へこみまくっている東雲ですコンニチワ。
 そんなわけでもうがっつりと鬱々中なのでございますですが、それでもニュースウォッチはやめられず。ということでございまして、今回はこんな記事を提示したいと思います。

<以下引用>

<靖国神社>安倍首相が供物奉納 参拝支持派に配慮?
5月8日12時18分配信 毎日新聞

 安倍晋三首相が4月21~23日の靖国神社春季例大祭に「内閣総理大臣」名で神前への供え物を奉納していたことが分かった。靖国神社によると、供え物は「真榊(まさかき)」と呼ばれるサカキの鉢植え1基。首相は奉納費として私費で5万円を納めた。自身の参列を見送る代わりに供え物を奉納し、靖国神社や党内の参拝支持派への配慮を示したとみられる。現職首相の奉納は中曽根康弘首相(在任1982~87年)以来で約20年ぶり。「内閣総理大臣」の肩書での奉納には中国、韓国の反発も予想される。
 同神社によると、春季例大祭の案内は歴代首相や衆院議長らに送付しており、安倍首相にも3月に案内状を出したという。首相側から参列するかどうかの明言がなかったため、改めて真榊の奉納を打診したところ、これに応じたという。
 真榊は高さ約2メートルの鉢植え。左右に紅白の細長い布2枚が飾り付けられており、「内閣総理大臣 安倍晋三」と書かれた木札が付けられていた。春季例大祭の期間中に、本殿に上がる階段の脇にほかの真榊とともに並べられたという。
 神社関係者は取材に対し「真榊は首相の英霊への気持ちの表れだと思う」と話した。春季例大祭に先立つ4月11~13日には中国の温家宝首相が訪日していた。
 首相は4月20日、記者団から参列するかどうかを問われ、「国のために戦った方々のご冥福をお祈りし、尊崇の念を表する気持ちは持ち続けたい」と述べつつ「外交問題、政治問題になっている以上、行く行かないということは言うべきではない」と発言していた。
 首相は8日午前、首相公邸から官邸に向かう途中、記者団から「先月、靖国神社に真榊料を納められたという報道がありますが、本当ですか」と問われたが、腕時計をいじりながら黙して語らず。「靖国参拝の代わりという理解でよろしいですか」との質問にも、腕時計をいじりながら無言で通した。【川上克己】

<Yahoo Newsより>

 凄いですねぇ、相も変わらず。靖国参拝どころか木を一本奉納しただけで大事件扱いでございますよ。
 この記事を見て、こんなジョークを思い出しちまいました。
 
東アジア各国の代表4人が集まって、互いに誰が一番存在感があるかを 勝負しようという事になった。
北朝鮮の将軍は、大量の軍事予算を計上し、核ミサイルを配備した。
韓国の大統領は、北朝鮮にエネルギーと食料を大量に支援すると発表した。
中国の首席は、予算と人材を惜しげなく注ぎ込み有人宇宙船を打ち上げた。
一方、日本の首相は神社にコイン一枚投げ込んだ。

 いやもうジョークじゃございませんね。たったこれだけで上へ下への大騒ぎですよ。
 そして毎日新聞は例の如く『中国、韓国の反発も『予想される』』と。
 『お願いしますだご主人様~、反発してくだせぇ~』とゆー、いわゆるご注進報道でございますが、これに早速この国が反応しているようであります。

<以下引用>

<韓国>安倍首相の供物奉納「疑い持たせる」メディア報道
5月8日12時28分配信 毎日新聞

 【ソウル堀山明子】安倍晋三首相が靖国神社に真榊料を納めていた問題で韓国外交通商省は8日、「正しい歴史認識の確立に逆行するもので、大変遺憾に思う」という同省当局者論評を発表した。
 一方、聯合ニュースは8日「(安倍首相は)訪米の前後に慰安婦被害者におわびを繰り返したが、発言が真実なのか、再び疑いを持たせる」と伝えた。韓国世論は、慰安婦問題で旧日本軍の関与を認め謝罪した93年の河野洋平官房長官談話を再検討する可能性を示唆した安倍首相に対する警戒心が強く、摩擦が再燃する可能性があるとの指摘だ。
 また民放SBSは真榊料を「献金」と報じ、安倍首相は「周辺国の反発を恐れて参拝はできないが、靖国神社への配慮を示した」との見方を伝えた。

<Yahoo Newsより>

 もう脊髄反射並ですね。明らかになった瞬間の反応でございます。
 またぞろ例の如く『正しい歴史認識』とやらを認識していないとのたまっているようですが、嘘で塗り固められた『正しい』歴史認識を甘受しろと言われてもねぇ。
 加えて『(安倍首相は)訪米の前後に慰安婦被害者におわびを繰り返したが、発言が真実なのか、再び疑いを持たせる』ですか。
 そもそも自国を守り、自国の歴史を築いた方々の霊に対して感謝し、尊崇の念を表することと慰安婦問題に何の関係があるのでしょうか。まさかとは思いますが、『靖国参拝→戦争の美化→慰安婦問題も美化→ファビョーン!』なんてフローが描かれているなんてことは……まあ多分あるんでしょうなぁ。ちなみにその矢印間がかなりぼろぼろであることなどお構いなしでございますかそうですか。時々そのケンチャナヨ精神がうらやましくなりますよ。
 大体にして自国の先祖、英霊の祀られている神社へ参拝することを非難するって、明らかに内政干渉だと思うのですが。例えば柳寛順に敬意を表すのを日本人が否定したらファビョるでしょう、あなた方。
 彼女の逸話自体が『創作』ではないかと言われていたりするわけですが、それはともかくとして。
 他人に厳しく自分に甘くって、あぁ、確かどこかの政党のスローガンだった気がしますね。角田の件もうやむやのままですし、結局同じ穴のムジナですか。
 
 そしてさらにこの件に関して、特アの反発を恐れてか、某官房長官やらが『私人として』と申しておりますが、内閣総理大臣の肩書きで私人はないでしょう。
 というか、そもそも何故日本国民の代表である日本国首相が日本国首相という公人として、日本国のために尽力した英霊に感謝と尊崇の念を表することができないのか。私には疑問でなりません。
 私は生粋の日本人ではありませんが、自らの祖先を非難する一部の日本人こそが、エセ日本人と呼ばれるに相応しい輩ではないかと愚考するのです。

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2007年5月 7日 (月)

せめて神道の基礎くらいは知っとこう?

はい、本日2投目です。

<以下引用>

<日本遺族会>A級戦犯分祀、勉強会の過半数が容認 
5月6日3時4分配信 毎日新聞

<後略>

<Yahoo Newsより>

 ……もうタイトルだけでいいや。
 アホらしくて本文載せる気も起こらねぇ。
 
 はい、そんなわけで諸所諸々大人の事情によりタイトルのみの引用となりましたが……。
 古賀はいつまでやってるんでしょうねぇ、こんなこと。
 というか、神道もろくに知らん人間が靖国神社と密接な関係のある日本遺族会の会長やってるですか?
 いやもちろん古賀っちが神道をきちんと理解して『分祀』とのたまってるなら話は別ですが、たぶん、それは無いんでしょうねぇ。
 結論から言えば、分祀は可能でしょう。分祀(そもそも言葉的には分霊)は神道として存在する行為であり、それができない道理はございません。
 ただ、彼らの言う『分祀』ができるかというと、そいつは不可能でありましょう。
 そもそも分祀(分霊)とは元の社(本社)の御霊を他の場所(分社)に『も』祀ることでありまして、これを行いますと本社と分社、両方にその御霊が祀られると、そういうものであります。簡単に言えばコピーアンドペーストですね(こんな例出すと怒られそうだ)。例えば有名なスサノオノミコトが全国津々浦々に祀られているわけですが、これも分霊によるものですね。
 つまり同じ御霊が増えるということでありますが、これはもちろん彼らの主張する『分祀』ではありません。御霊に『お前、どっかいけ』ということは、当たり前ですが不可能なのです。
 そもそもできないことを『やれ』ということ自体無茶なんですが、はてさて何故それを理解していない人が多いんでしょう。

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灯台下暗スィー

 どうも、東雲です。
 唐突ですが、今回より一つの記事に対して一つの内容を書くことにしたいと思います。
 先日デザインを変更し、改めて見返しましたところ、一つの記事に二つも三つも内容が入っているのは文章も長くなってちと見にくい。
 しかもそれでいて連投しているもんだから、何がどこの記事に書いてあるのか分からない。
 そんなことを再確認しちまいまして、この度書き方の改変を思い立ったわけでございます。
 そんなわけで今後連投が増えるかもしれませんが、なにとぞご容赦のほどを。

 さてそんなわけで本記事の内容ですが、例によって米国の慰安婦決議案に関してです。まずはこちらをご覧ください。

<以下引用>

占領時、米軍も「慰安婦」調達を命令 「旧日本軍は強制」ホンダ議員言明
5月6日8時0分配信 産経新聞

 【ワシントン=古森義久】終戦直後の日本国内で占領米軍の命令により売春施設が多数、開かれ、日本人「慰安婦」数万人が米軍に性の奉仕をして、その中には強制された女性もいたことが米側にいまになって伝えられ、米議会下院に慰安婦問題で日本を糾弾する決議案を出したマイク・ホンダ議員は4日、議会調査局に調査を依頼した。しかし同議員は戦争中の日本の慰安婦は旧日本軍が政策として一様に拘束し、強制した女性ばかりだった点が米軍用慰安婦とは異なると述べた。

 AP通信の4日の報道によると、終戦直後の1945年9月、日本当局が占領米軍からの命令で東京都内などに多数の米軍用の売春施設を開き、合計数万人の日本人「慰安婦」が雇用、あるいは徴用されたことを証する日本側書類が明るみに出て、ホンダ議員は米軍用慰安婦に関して米軍自体がどんな役割を果たしたかなどの調査を議会調査局に依頼したという。

 同議員は自らが追及している戦時中の日本軍用の慰安婦と戦後の米軍用の慰安婦の比較について「日本軍の慰安婦は日本帝国軍隊の政策として性的奴隷という目的のために少女や女性を拘束し、強制し、拉致したのだから、米軍のそれとは異なる」と語った。

 AP通信は4月26日、東京発で米占領軍が進駐直後、日本の政府や旧軍当局に売春婦の調達や売春施設の開設を命じた一連の日本語書類が発見されたと報じ、その内容として(1)1945年8月末から9月にかけ、米軍の命令を受けて日本政府の内務省などが東京はじめ茨城県などの地方自治体に「慰安婦」集めを指示し、合計7万人以上の女性が売春に従事した(2)米軍当局はそれら女性の一部は強制徴用されたという報告があることを知りながら、慰安所開設を認め、連日連夜、米軍将兵が詰めかけることを許した-と報道した。同報道はこの米軍慰安所にかかわって当時の日本側関係者数人を実名で紹介し、その談話をも引用した。

 しかしこれら日本の米軍用慰安所は連合軍最高司令官のマッカーサー元帥の命令で1946年3月末には閉鎖されたという。

 日本側でも終戦直後に米軍から売春施設開設を命じられたことについては旧日本軍が米軍進駐受け入れの準備組織として結成した「有末機関」のメンバーたちの証言が残っている。このように軍隊に売春という組み合わせは旧日本軍に限らず、米軍も同様だったわけだが、ホンダ議員らは旧日本軍の慰安婦はみな「帝国の軍隊の政策として」強制徴用された点が日本側一般とは異なると言明している。

<Yahoo Newsより>

あははははははは

何の冗談だ(怒)

 というか先に調べとけよ、これくらい。ベトナムのこともあるし、まさか米国だけは慰安所なんていう穢れたものを設置したことなんか無いなんて思っていたんじゃあるまいな、マイク・ホンダ。
 しかも占領下においては米軍兵士がさんざっぱら強姦やら買春やらしていたはずなんですが。てか、現在進行形だったりすることがあるんですが。
 そういうのはまるっきしスルーですかそうですか。
 恥ずかしい、恥ずかしいなマイク・ホンダ。もう何回言わせる気だマイク・ホンダ。
 まあもっとも、自分のことを棚にあげることに関しちゃお隣の我が祖国も負けちゃいませんが。ベトナムで自分たちがしでかしたことにきちんと謝罪も補償もせず、日本には執拗に謝罪と賠償を、しかも日韓基本条約で解決済みにも関わらず要求してくる厚顔無恥。
 ……アレらは本当に俺と同じ血を引いてるのか?
 すごいなぁ、ぼくにはとてもできない。
 ともわれ、足元が見えていない、そんな醜態をさらしてしまったマイク・ホンダ。日本との差を見せたいがために『日本軍の慰安婦は日本帝国軍隊の政策として性的奴隷という目的のために少女や女性を拘束し、強制し、拉致した』とのたまっておりますが。
 ……あのなぁ、まいぽん。だからその証拠が存在しないって、何度言ったら分かるんでちゅか? 学術レベルでは従軍慰安婦なるものなぞ『無かった』と結論されてるんだけど、知ってまちゅか? まいぽんが根拠にしていた吉田証言は真っ赤な嘘で、呼び寄せた自称慰安婦は二つも三つも自分の人生をもつ不思議老女で、さらに拠り所にしている河野談話は『証拠は無いけどたぶん事実』と当事者が言っちまってる眉唾物で、なのに慰安婦が『日本の政策』だと言っているその恥ずかしさ、理解してまちゅか?
 結局、日本もアメリカも同じ穴のムジナだったと、そういう話ですよ。
 なお、もはや周知のものですが、戦前日本では慰安婦、慰安所は合法で、実際存在いたしました。中には貧困のため身売りされた方々もいたでしょう。悪質な業者にだまされた方々もいたでしょう。それは至極不幸なことであり、同情を禁じえません。しかしだからといって日本が責められる謂れなぞありません。そういう時代だった、としか言いようが無いじゃないですか。そういう状況にしたのが悪いって、江戸幕府終わってから100年も経ってなかったんですよ? 江戸が終わった瞬間に『一億総中流が実現!』、あり得ません。
 私のような裕福な時代に生まれた若輩者が言うのも違和感がありますが、そんな裕福な時代にいる人間が『そういう貧困を生み出したことが原因だ』と非難するのはもはや異常です。当時とてつもない貧困、格差が存在し、それを是正していこうという時代。もともとが貧困であったのに、現代の尺度で『貧困にした』と。どないせーっちゅーねん。
 『広義の強制性』を口にする自称知識人の方々、どうかもう少し歴史の『流れ』というものを見てください。そして『狭義の強制性』を主張するまいぽん、早いとこ議員を辞職してください。

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2007年5月 5日 (土)

So-called comfort women? Oh, boy....

 私英語は苦手なんですが、これで少しは呆れ風味が伝わるでしょうか、東雲です。
 いやもう例の慰安婦決議、とどまるところを知りませんね。5月5日時点でこんなことになっているようです。

<以下引用>

共同提案者が100人突破=慰安婦決議案、月内採択濃厚に-米下院
5月5日1時0分配信 時事通信

 【ワシントン4日時事】米下院で審議されている従軍慰安婦問題の対日謝罪要求決議案の共同提案者が4日までに、100人を突破した。この問題で安倍晋三首相は先月末の訪米時に元慰安婦へのおわびを表明したが、決議推進派は「謝罪は不十分」との認識を変えておらず、月内にも採択されることが濃厚となった。
 下院事務局の公式集計では、共同提案者は2日現在で102人。複数の議会関係筋によると、これ以外に6人が賛同の意思を表明しており、計108人に上る見通し。これは下院の総数435人の4分の1に相当する。下院では慰安婦問題を「深刻な人権侵害」ととらえる議員が多く、本会議で投票に付されれば可決される公算が大きい。

<Yahoo Newsより>

 恥ずかしい、恥ずかしいな米国議員。学術レベルではとうに『デマだった』ということで決着しているそんな問題を、その『デマ』の根本である『吉田証言』をベースとして蒸し返し、あまつさえそれを元に遡及法の如き決議案を作って自分の同盟国を批判しようってんですから、いやはやホントに恥ずかしい。
 あの国には調査能力のある人間はいないんですか?
 ……ていうか、根拠であった『吉田証言』が改訂版の報告書で削除されてる時点でなんかおかしいって気づこうよ。しかもいわゆる『広義の強制性』でなくして『狭義の強制性』で非難って、道化師もいいところでございますなぁ。
 ……いやまあ、それが『広義』だったとしてもお門違いではあるんですが。当時合法であったものを50年以上経った現在の価値観で裁くって、もはや近代法制の常識に真っ向から挑む暴挙でございますな。……あぁ、確かつい最近、そんなお馬鹿をやらかした某K国がありましたっけ。米国でも散々そちらの人間が活動していたようですから、『法の常識ケンチャナヨ!』的な決議案が可決されても何も不思議じゃありません。
 まあそうなったらそうなったで今度は日本がアメリカに対して非難決議を出しましょう。いわゆる『従軍慰安婦問題』は、その存在が仮に真実だったとしても、日韓基本条約で個人請求権まで解決済み。一方原爆投下や大空襲における民間人の大量虐殺については今もって謝罪も賠償もございません。日本政府に賠償請求している皆様方も、諸悪の根源である米国に直接訴訟を起こしたらいかがでしょうか。……まあしねぇんだろうなぁ、そういう連中っていわゆる『市民団体』が多いから。

 さて、それではこれ以外の記事をぽちぽちと。

<以下引用>

売り上げ低迷の安倍グッズ=支持率反映?東国原知事にも及ばず
5月4日17時0分配信 時事通信

 自民党が販売している安倍晋三首相(党総裁)のキャラクターグッズの売り上げが伸び悩んでいる。発売後しばらく爆発的な人気を呼んだ小泉純一郎前首相のグッズとは「比較するのがかわいそう」(同党幹部)な状態。回復基調にあるとはいえ、支持率で小泉氏に水をあけられているのを反映しているようだ。
 安倍グッズは携帯ストラップ、3色ボールペンなど7種類で、2月から党本部1階で販売を始めた。党広報本部によると、販売個数などは集計中だが「2、3月の客は1日平均7、80人で、4月以降は減少傾向」。客層は、議員秘書や後援会など政界関係者が中心だ。
 小泉グッズは最盛期の2001年夏ごろは連日、売り場に一般客があふれ、品切れが続出。同年の販売額は2億8000万円を超えた。ただ、小泉グッズも政権終盤には客が1日数人程度に減少、片山さつき広報局長は「特別なPRをしていない中、安倍グッズは健闘している」。
 一方、都内の菓子製造販売業者の「晋ちゃんまんじゅう」の販売個数は、首相就任後の七カ月間で43万箱余り。東国原英夫知事にちなんだまんじゅうなどが約1カ月で、宮崎県限定にもかかわらず11万箱以上を売り上げたペースには及ばず、同社は「ワイドショーへの露出やキャラクターの強弱がこの差の要因では」と分析している。

<以下引用>

 「ワイドショーへの露出やキャラクターの強弱がこの差の要因では」
 なんとも的確な指摘であると思います。
 小泉前首相に比べると、やはり安倍首相はキャラが弱い。どちらかというと野生児的な小泉氏に対し、安倍首相の方は良くも悪くも真面目な良い子。民主の岡田元代表でそれがダメだと既に分かってるはずなんですが。加えてかつての特アに対するがんとしていた対応が、なぜか昨今くねくねふにゃふにゃ。これでは安倍氏の安倍氏たるキャラクター性がはっきりしません。映画やら小説やらではもう致命的でございます。一国の、それも世界経済第二位の国の首相がモブじゃあまずいでしょう。というか、どんな映画や小説でもいいです。モブのキャラクターグッズが出たからといって、誰かそれを買いますか?
 東国原知事にしたってそうです。『そのまんま東』としての知名度は抜群で、そんな彼が知事になった、話題性としては十分でございます。
 『ギャップ萌え』とでも言うんでしょうか。馬鹿っぽいことをやって見せていた『そのまんま東』が宮崎県知事『東国原英夫』として真摯に県政にあたっている。もうたまりませんな! ……私だけかもしれませんが……。
 一方で安倍首相はといえば生粋の政治家で三世議員。親近感で言えば『そのまんま東』の足元にも及びません。それで人気勝負というのは、ちょっとばっかし酷でしょう。
 然るに時事通信の『支持率反映?』という文言が私にはさっぱり理解できません。関係あるのか?

 そしてもう一つこちら。

<以下引用>

主婦業、年俸1600万円に相当=「母の日」控え米社試算
5月4日15時0分配信 時事通信

 【シリコンバレー3日時事】専業主婦がこなす炊事洗濯や育児などの家事は、年俸13万8095ドル(約1660万円)に相当-。13日の「母の日」を前に、主婦の重労働ぶりを再認識するきっかけにしてもらおうと、米人材情報会社サラリー・ドット・コムがこんな試算をまとめた。
 同社は、子供の送迎を「運転手」、調理を「料理人」、家族の悩み相談を「カウンセラー」などと家事を10項目に分類し、それぞれをプロに任せた場合の料金を積算した。主婦の作業時間は週92時間で、うち52時間を残業として割り増し計算したという。今年の年俸は前年に比べ3%上昇した。
 職業を持つ母親についても、家事に対する報酬として年8万5939ドル(約1030万円)の「ボーナス」受給資格があるとはじき出した。

<Yahoo Newsより>

 いやもちろん専業主婦(あるいは専業主夫)が重要なことはわかっています。むしろ私はそれを推進する人間です。(せめて高校生までは参照)
 ただ、今回の件に関して言えば、まず前提が間違っていると思いますが……。
 『専業主婦』が『職業』であるかどうかは別の議論に譲るとして、仮に『専業主婦』が職業だったとしてもその収入は0であるわけで、そもそも『年俸』を設定すること自体に無理があります。
 ……といっても、それを言って終わりではあまりにも面白くない。
 そういったわけで、もう少し細かく内容を見ていきますが……。
 どうでしょう、『子供の送迎を「運転手」、調理を「料理人」、家族の悩み相談を「カウンセラー」などと家事を10項目に分類』したそうですよ。厳密にどのような時間をどう区切ったのかは存じませんが、少なくともそういった専門家はその仕事に対して徹底的に尽力します。それが言ってしまえば『プロ』と『アマ』の違いの一つであり、それを『プロ』として料金算出するって言うのは違うんじゃないかと。ある『料理人』が仕事放って『カウンセラー』やってたらチーフが激怒しますよ。
 さらにそんな細かく区分するとしたら、学校教師なんか給与の二重、三重取りができますね。ものを教える『教師』の他に、相談に乗る『カウンセラー』、子供を預かる『保育士』で、時には規則を守らせ罰する『警察』であり『検事』であり『裁判官』であり……。
どうしましょう、ヒラの教師だって年収数千万は取れますよ?
 さらに作業時間を週92時間としたあたりも微妙でしょう。単純に週休二日として、一日あたりの作業時間がおよそ18時間。残り6時間が就寝時間とすると、起きてる間は常に仕事をしていることになります。……まさか夫婦間の営みまで『風俗業』とか言うまいな……。
 じゃあさらにその18時間みっちり働いているのかといわれれば、さてどうでしょうか。この18時間にどれくらいの『休憩時間』があるのか甚だ不明でありますが、昔とある番組で見た限りでは、この『作業時間』のほとんどが『休憩時間』であったと記憶しております。
 加えて昨今の、まあ日本の経済事情でございますが、残業手当やボーナスが出ないなんて会社も多々でございまして、年俸1600万の信憑性がいったいどれほどあるのかと疑問でございます。
 重ねて申し上げますが、別に私は専業主婦あるいは専業主夫を否定しているわけではございません。ただ、その仕事の重要性を伝えるにはもっと良い方法があるのではないか、と、そう思うわけなのでございます。

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2007年5月 4日 (金)

デザイン変更

 とゆーわけでデザインを変更してみました、東雲です。

 これまでは用意されていたデザインセットをそのまま使っておりましたが、ちょっと見づらいかなぁと思ってカスタムで変更してみました。
 無駄に縦にも長かったしね。
 もしこれでも見づらいよというご意見などありましたら、コメント欄に書いていただけるとありがたいです。
 ……てか未だコメント0って、ちょっち寂しい今日この頃……。

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2007年5月 2日 (水)

反ミンジョク~!

はい、連投三発目、東雲です。
本当は二本で終えるつもりだったんですが、こんな記事を見ちまいましたので、書いとかんといかんなぁ、と。

<以下引用>

韓国、親日派子孫の財産4億8000万円没収を決定
5月2日13時22分配信 読売新聞

 【ソウル=中村勇一郎】韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領直属機関の「親日・反民族行為者財産調査委員会」は2日、日本の植民地統治に協力した「親日派」9人について、子孫らが所有する財産36億ウォン(約4億8000万円)を没収することを決定したと発表した。

 韓国で植民地統治時代の行為によって、財産が没収されるのは初めて。

 財産没収の対象となったのは、日韓併合条約(1910年)を結んだ李完用(イ・ワンヨン)元首相ら9人。現在は子孫らが相続している土地約25万5000平方メートルが没収され、韓国政府の所有となる。

 同委員会は、2005年に成立した「親日・反民族行為者の財産の国家帰属に関する特別法」に基づき、昨年8月に発足。同時に設置された「親日・反民族行為真相究明委員会」は昨年12月、406人を日本の植民地統治に協力した「親日派」と公表していた。

<Yahoo Newsより>

 いやもうね、いい加減にしなさいと。
 当時の法や価値観、『親日派』の功績をすべて無視し、事後法によって直接関係が無い子々孫々を罰するという、もはやモラルもくそも無いような蛮行をついにやってしまうわけです。
 『親日派』に対する卑劣な扱いに日本の反韓感情も高まるでしょうし、そもこんな法のモラルもへったくれもないような愚行を平気で、それも政治利用でやっちまうということで、国際社会からの目も冷ややかになるでしょう。……ああ、もうなってるのか。
 ほんに末代までも祟るという彼らの本質を垣間見たような気がします。

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えこえこあざらく

 東雲でございます。
 ちょっと思うところがありまして、またも連投でございます。
 今回は特に引用記事を設けず書かせていただこうかと思います。

 最近、テレビやらラジオやらでエコだ環境だといった声をよく聞きます。
 みどりの日が間近だからという理由なのか、みどりの日が昭和の日になったのが許せんという理由なのかは分かりませんが、とかくそんな言葉をよく聞く昨今。
 TBSなどもわざわざ特集を組んでまでやっておりましたが、その言葉をぜひ環境破壊大国である中国に向けて発信していただきたいものです。
 ……まあ、ありえないだろうけどね。
 
 閑話休題。
 
 ともわれ環境を大事にする、その心意気はとても良いものであると思います。そういった運動で消費者の環境意識を発揚することも有意義でありましょう。
 しかし、ここでひとつ疑問が生まれるのです。
 なぜ声高らかに環境を叫ぶ人々の、その大半が理工学者ではないのでしょう。確かに日々の節約も重要かもしれませんが、それでも消費する本質は変わりません。ならば、より仕事率のよい製品を開発することが、より親環境的と考えます。10のエネルギーで動く機械を『エコだ』といって三日おきに使ったところで、1のエネルギーで動く機械を毎日使う業者に勝てるわけが無いんですから。さらにそれによって作業スピードが遅くなるとなれば、前者はすぐさま倒産するでしょうね。
 結局、江戸時代以前に戻れぬ以上、その消費の低減というものには限りがあり、その壁を越えるためには新製品を開発する他ないわけです。
 しかるにおおよその『環境運動家』は理工学者であるどころか、理工学的な知識がほとんど無いといったことが多い。
 私は自称『エコ』が『どうやって節約するのか』という至極易い本を読んでいるのを見かけたことはありますが、どうしてどうして難解な理学書というものを彼らが読んでいるのを見たことがありません。彼らはPETボトルが何の略かちゃんと知っているんでしょうか。まさか『PETボトル』という名前だと思ってるんじゃ、ありませんよね。
 えぇ別に私は、何も皆が皆理工学系の大学なり企業に入れとか、そんな無茶を言っているわけではありません。例えばそういった大学なり企業なりの関係者に『こんなん作ってみたらどう?』なんて提起する、それだけでも十分だと思います。それが『エネルギー使わないで動く車作ったらどう?』なんて無茶苦茶な提案でなく、きちんと科学に基づいた実現可能な提案だとしたら、それを振られた人間も『やってみよう』と思うでしょう。何せ昨今において『環境』はカネになりますから。
 だからこそ、そんなこともせず『環境破壊だ』などと企業を攻撃し、『もっと親環境的なものを』と口だけで言う、そんな輩を『どうなの?』と思ってしまうのです。

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それが媚特アクオリティ

 今年に入って早五月、今年はGWは無いのだなぁとしみじみ思う東雲であります。
 GWなんて大っ嫌いだああああぁぁっ!

 はい、というわけで、今日はちょっとばかし率直な意見を述べさせていただこうかと思います。

<以下引用>

2007/04/29-23:25 参院選「過半数割れなら執行部退陣」=拉致解決の定義明確化を-自民・山崎氏
 【延吉(中国吉林省)29日時事】自民党の山崎拓前副総裁は29日、中国東北部の延吉市で同行記者団と懇談し、7月の参院選で与党が過半数割れした場合の対応について「(安倍晋三首相の責任は)本人の判断だ」とした上で、「党5役の責任の方が重い。一斉退陣だ。安倍総裁が退陣させるだろう」と述べ、中川秀直幹事長ら執行部の退陣は避けられないとの認識を示した。

(後略)

<時事ドットコムより>

だったら中国詣でに行っとらんと参院選手伝えよ

 自分は何もせずに人に罪を擦り付ける辺り、さすが媚特ア派ですね。

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