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2007年5月15日 (火)

風が吹いたら軍靴の音が……

 はい、そんなわけで5日ぶりの更新、東雲でございます。

 さて、昨日ようやっと成立いたしました国民投票法、これでやっとこ憲法改正のための手段が整備されたわけでありますが、これに対して共産やら社民やらのヒダリっぱが例の如く『汚点だ~』だとか『もっと議論を~』だとか叫んでおります。
 なにがなんでも憲法改正反対に固執する連中を相手にするだけ無駄、というものでございますが、そもそも国民投票法は別に『憲法を改正する』法律というわけではなく、『憲法を改正するの方法を定めた』法律であるわけでございまして、これが成立したからといって憲法がすぐさま改正されるとかそういった話ではございません。
 しかるに国民投票法から軍靴の音が聞こえてくる連中にはぜひ耳鼻科……いえいえ、精神科に通っていただきたいものなのでありますが、残念ながらそういった治療を要する方々は国内だけでなく国外にもいるようです。

<以下引用>

「憲法9条改正が核心」と関心=国民投票法成立で中国新華社
5月14日17時2分配信 時事通信

 【北京14日時事】中国の国営新華社通信は14日、憲法改正手続きを定める国民投票法が成立したことについて「日本政界に大きな食い違いがあり、特に憲法9条を改正するかどうかが一つの核心問題だ」と伝え、中国として日本の軍国主義化につながりかねない9条改正の行方に関心を示していることを示唆した。

<Yahoo Newsより>

 いやはや、風が吹いたら桶屋が儲かるわけですか。国内のヒダリっぱ然り某半島国家の連中然り、どうにも突飛な思考をしていると申しますか、妄想だけでもの考えていると申しますか、とかくそんなぶっ飛んだ方々が多く見受けられますね。
 だいたいですね、仮に(東雲自身は改正されるべきと考えておりますが)9条が改正されて自衛軍が保持できるようになったとして、何ゆえそれが軍国主義化に繋がるというのか。自国防衛は世界各国に与えられた権利であり義務でしょう。自主的な防衛システムが極めて脆弱な現在が異常なのであって、それを改善するというのは至極当然の話であります。
 そもそも軍隊の保持が軍国主義化に繋がるということであれば、世界のほとんどの国家が軍国主義ということでありますね。もちろん特ア三国も例外でないわけでございます。
 ……というより未だ軍事費が不透明で、現在進行形で軍事的脅威である中国が言うなよとか思うんですが、なぜか国内のヒダリっぱはそう言ったことを言わないんですよねぇ。
 ナゼダロウ、ボクニハワカラナイナァ。
 まさか『中共の軍備は正しい軍備』とか、そんな時代錯誤なこと言いませんよ、ね?

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