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2007年6月17日 (日)

これって単なる育児放棄じゃ?

 とゆーわけで、日曜朝っぱらからこんな記事を書いております東雲でっす。
 世間様では仲いい男女が和気あいあいとやっているのに、独り身のなんと寂しいことでしょう。
 我が妹は秋ごろ二児目を産むというのに、いやはやこの差は一体何ぞ?
 ……とまあ、ちょっぴしブルー入ってみたりなんかしちゃってる東雲でございますが、本日はそんな話を一本取り上げたいと思います。
 
 こちらをご覧ください。

<以下引用>

赤ちゃんポストにまた男児、「育てられない」とメモ添えて
6月16日22時18分配信 読売新聞

 親が養育できない新生児を託す熊本市の慈恵病院(蓮田晶一院長)の「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」に12日夜、生後2か月とみられる男の赤ちゃんが預けられていたことが16日、関係者の話でわかった。健康状態は良好という。

 赤ちゃんポストの利用は、運用初日の5月10日午後に預けられた3歳前後の男児に次いで2人目とみられる。メモ紙が添えてあり、生年月日や名前のほか、「育てられない」という趣旨のことが書かれていた。

 同病院は、運用開始から半年か1年ごとに利用件数や性別などを公表するとしており、個別の事案については一切明らかにしない方針。

 赤ちゃんポストは同病院の新生児相談室の壁に設けられた扉を開け、室内の保育器に赤ちゃんを入れる仕組み。扉が開くとブザーが鳴り、医師らが駆けつける。病院は警察や市、児童相談所に連絡することになっている。

<Yahoo Newsより>

 正直な話、私はこの件についてどんな感情を抱いていいのか分かりません。

 ……いや、この言い方は正しくありませんね。
 実際のところ、記事を見てまず沸いてくる感情があります。『育てられないならなぜ産んだ?』『これは単なる育児放棄じゃないのか?』という、怒りにも似た感情です。
 しかし一方で、それもまたやむを得ないのかと思う自分もいるのですから、まったくもって分からなくなります。
 私の中で『育てられないならなぜ産んだ?』という考えが前提になっているのは確かです。しかし、望まずにできた子を中絶するのも育てるのも自分にとって苦痛でしかない、そんなケースがあることも確かで、一概に『育てられないならなぜ産んだ?』と思うことができないのです。
 
 断っておきますが、『経済的な理由で』とか『育児が困難で』なんて馬鹿げた理由で育児放棄かます親に同情するつもりなどノミの足の先っぽ程度にもありません。それこそ『育てられないならなぜ産んだ?』、というよりも『なぜ子を成したのか』と思うのです。
 そういう行為を否定するつもりはありませんが、子を産み育てる責任が持てない以上、その行為自体に厳重に注意しなくてはならない、その責任はあると私は考えています。
 また、あるいは『最初はちゃんと育てるつもりだったけど精神的に困難』なんてのたまう馬鹿もおりますが、そういう輩には言葉は悪いのですが『首吊って死ね』と言いたくなります。そうすればその子に(いかほどかは分かりませんが)遺産が入っていきますし、どこか養子となるにしたってわだかまりが小さくなりいいでしょう。
 『子供はかわいい』なんで誤解を抱いたままろくに勉強もせずに子供を成し、理想と違うと育児放棄する、そんな輩に存在価値などないと私は考えるのです。
 
 しかし、自らの意思とは関係なく、具体的には強姦されるなどによって子を成したとなれば話は別でしょう。親がその子に苦痛と嫌悪と憎悪を抱けば、それは親にも子にも、更には親族にも不幸なことであります。そこから逃避したとして、無責任にその親を責め立てることなどできるはずがありません。
 
 だからこそ、私はこの『赤ちゃんポスト』というものに条件付で賛成なのです。そしてその条件を満たしていない現状であるから、私はタイトルに疑問符を付けたのです。
 
 今現在の状況においては、親は誰に知られることなく子供を放棄することができます。それこそ、これ以外に救われる方法がないというような切実な理由から、どうしようもないほどに馬鹿げた理由に至るまで、あらゆる理由で子供を放棄することができてしまうのです。
 私、この現状が極めて異常であると思います。
 親が自らの保護者責任を放棄する、責任を放棄するからには、何がしか明確で相応の理由が必要です。提示された理由をきちんと審査して、それが妥当かどうかを見極めた上で判断を下すべきだと東雲は思うのです。
 無論、その基準が何であるか、どの程度までを妥当と見なすかという問題は至極難しいものだと思います。
 ただ、だからといって清濁併せ呑むように育児放棄を認めるというのでは余りにもお粗末、余りにも無責任でございます。
 親のプライバシーがどうのなんて話もあるようですが、本来責任を放棄する時点でその親は何がしかのペナルティを負ってしかるべきなのです。
 
 この『赤ちゃんポスト』というシステム、そのあたりのことをもう一度考え直さなくてはならないのではと、東雲はそう思うのです。

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