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2007年7月 9日 (月)

少なくとも在日は社会的弱者じゃないよ

 とゆーわけでお久方ぶりの東雲です。
 いやとうとう参院選が間近になってまいりました。
 
 昨今ではまたぞろ閣内にごちゃごちゃと出てきているようで『大丈夫か?』なんぞと思っている今日この頃。
 というか、やることはやってるのに周りが足を引っ張りすぎだろうと安倍首相に同情しつつ、身辺調査がちゃんとできない、芯がぶれててリーダーシップが発揮できないという同首相にちょっち幻滅な今日この頃。
 首相には明確なる指導力の発揮と、各閣僚には注意深い行動をお願いしたいものでございます。

 さて、そんな参院選でございますが、本日こんな記事を発見しました。ご覧ください。

<以下引用>

<参院選>社会的弱者の声を国政に…3新人が意気込み
7月9日12時53分配信 毎日新聞

 社会的弱者の声を国政に伝えたい――。与党と野党、無所属と政治的立場は違うが、当事者の視点から参院選で国会を目指す新人3人がいる。発達障害の息子を抱える母親、薬害被害者、2重の偏見と差別に苦しんできた在日の障害者。「年金選挙」と言われる中、埋もれがちな福祉の問題を、国会に届けようと訴え続けている。【玉木達也】
 自民党比例区から出馬予定の元福岡県立大看護学部教授、松原まなみさん(48)。小学6年生の長男(11)は発達障害の一種「学習障害」だ。脳の機能障害で「例えば、黒板に三角形を書いたとき、三角形と認識できない」といい、5歳の時に気がついた。人に理解されにくい障害だが、発達障害者支援法の成立で、周囲の理解が進んだことを実感。法律の必要性を痛切に感じ、「制度をつくる政治の世界」に飛び込む決意をした。
 看護師として現場で働いたり、大学で教べんを執るなど、長年看護の問題に取り組んできた。「医師不足は世間で大きな問題になっているが、看護師も不足し、厳しい労働条件で働いている。この実態を伝え、現場の低い評価を変えたい」。
 「私は今年で31歳になることができました。こんなに長く生きていられるとは思っていませんでした」。無所属の川田龍平さん(31)=東京選挙区=は駅頭で訴える。血友病患者で輸入血液製剤によってHIV(エイズウイス)に感染。東京HIV訴訟原告として国と製薬会社の責任を問い、和解を勝ち取った。立候補は同じ薬を飲んでいる患者が亡くなったことがきっかけだった。「与えられた命を精一杯生き、同じような薬害を起こさせてはいけない」と決意を語る。
 障害者団体役員の金政玉(キムジョンオク)さん(51)=民主比例=は在日韓国人2世として生まれた。3歳のときに小児まひにかかって身体障害者になり、車椅子で生活する。結婚する際、国籍による差別、偏見も経験した。サービス料の原則1割が障害者の自己負担となった障害者自立支援法。サービスを利用できにくくなり、「自立阻害法」と批判する。
 05年に日本国籍を取得。「雑草力で日本を変えたい。雑草は踏まれても踏まれても生き抜く。社会的弱者は人生で何度も絶望を味わうが、どっかでむくっと起き上がる。そういうしたたかさがあるのも雑草。この力を国会に伝えていきたい」

<Yahoo Newsより>

 まあ、各氏とも言いたいことは分かります。身近、あるいは自身がそういった問題を抱えており、そのため法制度の整備が急務である、と、そういうわけでございまして。
 それは非常に良いことかと思いますですよ。より良い社会を目指して奮闘したい、そのための明確な目標があるということは行動する上での活力となりますから。

 しかしですね、私にはどうしても分からないことがございます。
 
 『在日』って社会的弱者なん?
 
 いやあ、前々からよく騒がれていたのですが、そのたびに私は『はて?』と思っておったのでございます。
 まあ、金氏が結婚の際、国籍による制限があったのは、まあそうなんではないかと思います。ほぼ同世代の我が母もそうでしたから。
 ただ疑問なのは、それが『(おそらく毎日が言わんとしている日本による)差別、偏見』だったか、ということであります。
 実は件の母でございますが、先のブログにも書きましたとおり、日本人との交際を止めていたのが他でもない、『韓国人』の祖父でございました。確かに当時、在日韓国人と聞いて抵抗を示す日本人もいたのかもしれませんが、それ以上に日本に対する韓国人の『差別、偏見』は強うございました。日本人と付き合ってるだなんてうしろ指さされ組でございますよ。また仮にその家族が容認したとしても、今度は親族がそれを許しません。とかく一族意識の強い国でございますから、別の家でも自分事なのでございます。
 以前祖父が他界した際、博士課程の学生でございました私は、これまで一度もあったことのなかったオヤヂ(確か叔父だったか大叔父だったか、そんな感じ)に『一族の中から一人くらいは博士にならないとな』と言われたことがございます。『一族から博士を出す』意味もさぱーり分かりませんが、そもアンタ関係ないじゃん、とは、さすがに私も言えませんでした。
 ともわれ会ったこともないような人間にすら『一族意識』を持つわけですから、もうどこから文句が出るかもわかりません。
 このあたりのことは正直、元来の日本人には分からないんじゃないかなぁと思うほど、日本から見れば奇怪に見えます。ぶっちゃけた話、私はご幼少の頃から親族一同に『お前は○○の男頭だから』と言われて育ってまいりました。(○○は母方の姓)
 私は我が家の最年長であるとともに、母兄弟の子の中で最年長の男子でございます。標準的な日本の家庭であれば(まあ少し古風なのかもしれませんが)『お前は我が家の長男』と言われるところなのでしょうし、まあ実際私もよく言われておりますが、加えて私は『同世代の一族の長』になるのだそうです。まあ更にぶっちゃけてしまえば、そちらは母方であるため私は傍系、父系に重きを置く一族で○○直系の長は私の年下の従兄弟になるわけですが、私は未だかつてそういう話をされた、ということを元来日本人の友人から聞いたことがございません。
 とかくそれだけ一族意識が強い、ということであります。
 そんな具合でありますから、金氏が日本人と交際していたとすれば、周り一族から非難轟々であった、なんていう事態は十分にあり得ます。……まああくまで予測の上、『あり得る』程度の話ではございますが、『在日であることを差別された』というよりはいくらか信憑性があると思います。
 それでもこの相手の両親が『在日』であるということを懸念したと言うならば、それはおそらく就職など将来性の不安。以前はまだ『日本国籍がないと昇進できない』などの話もありましたから、そういう懸念を示したんではないかと思います。それは外国籍ならどこだってそうであり、少なくとも単に『在日だから』で反対はないでしょう。
 あるいは、それは金氏が『障害者』であることに対してのものであったのかもしれません。職業の話もそうですが、理解が古いとおっしゃる方も多いかもしれませんが、それでも親心としては五体満足な、しっかりした人間とわが子を結婚させたいと、そう願うと思うのです。
 
 ちなみに、最近では在日韓国人『個人』に対する差別、偏見もほとんどないように思えます。もちろん『ほとんど』であって『完全』とは言えませんが、それでも『個人』に対して韓国人だからどうの、という人間はまずおりません。特に普通の在日は日本人と変わらず、時には自身が在日であるとすら知らずに過ごしているわけで、そこにいさかいがあろうはずがございません。例の我が一族でありますが、そこからもとんとそんな話は聞いたことがございませんな。
 また、私は実際に聞いたことのない話ですが、在日であることを理由に小学校や中学校でいじめの対照となった場合でも、それが本当に『在日』であることに起因するかも疑問です。とかくあの年代は自分たちと異質のもの、劣っているものを発見し、それを異端として叩き、自らの優位性を確認することによって快感を得る、なんて事を無意識的にやっちまいますから、その口実など何でもよろしいのです。
 例えば顔に痣がある、足が遅い、無口、エトセトラエトセトラ……。その口実の中に『在日』があったとしても何も不思議ではございません。
 在日韓国人『個人』に対して『差別や偏見がある』と言う方々は、はてさてどのようなソースをお持ちなのか。我が方にそういったソースがございませんので、もしお持ちの方はご連絡いただきたく存じます。徹底的に調べさせていただきますので。
 
 とまあ、ここまで在日韓国人『個人』とわざわざ『』付けで書いてまいりましたが、実のところ在日韓国人という『イメージ』に対しては批判的見方があると思うからです。むしろそれは『韓国人』というカテゴリに当たると思いますが、近年の『嫌韓』を考えれば、ないと言う方が信じられません。
 ただそれが『差別と偏見』かどうかは甚だ疑問ですが。
 何せ大統領が他の大問題を無視し延々日本批判を展開し、マスメディアが日本批判を展開し、国民が日本批判を展開する。しかも無根拠に。
 『韓国は日本の兄』と尊大な態度で接する。しかも無根拠に。
 普段嘘八百並べ立てて相手を非難し尊大な態度で接するような輩に、一体どうやって親近感を持てと? 偏見? 何を図々しい。
 まして差別とは何を差別と言っているのか分かりませんな。日本に『外国人』が住んでいる以上、何らかの制約を受けるのは当然でございます。それはどこの国も一緒。それを『俺たちにも日本人と同等(以上)の権利をよこせ』なんて、反感買うのは当然でしょう。その制約が嫌ならさっさと帰化することです。
 特別永住権取得者は帰化が普通に比べて容易であります。それでもいろいろ面倒はありますが、本当に制約から解放されたいと思うなら十分に可能でしょう。私の頃にはあった帰化動機書も2003年に撤廃されたそうですし、あまり金をかけたくないなら個人でだって可能です。
 帰化して日本国籍を取得すれば金氏のように選挙権、被選挙権も得られますし、ね。
 然るに『在日にも地方参政権を』なんて言ってる公明やら何やらの気が知れません。
 『民族の誇りがあぁぁっ!』とか言う方はそれこそ本国に帰っていただきたい。日本が好きでそのルールに従える人間が日本に住むべきであって、日本が嫌い、ルールが守れない人間に無理に住んでもらわんでもいいわけですからね。
 彼らにはどうにも『日本に住まわせてもらっている』という意識が皆無のように思えますが。
 
 ともわれ三氏の訴える物事はいいとして、それをこのように書く毎日新聞、どうにも気持ち悪いと思うのですよ。

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