『アサヒる』朝日は中国系
とゆーわけで福田総裁と自民新四役の顔ぶれにウンザリな東雲でございますが、本日は前首相安倍晋三氏に関しての記事を取り上げてみたいと思います。
といいますのも、東雲がいつも見させていただいているブログ『やじざむらい的日々雑感』様にて朝日新聞のなんとも許しがたい記事を発見したのでございます。
なお、私の安倍氏に対する印象は、若干改善しながらも未だ良いものとはなっておりません。病気が辞任の原因だったということで同情が集まっているようでございますが、それでもやはり先日も書きましたとおりテロ特措法延長を通すまでは首相の座にあるべきであったと今でも思っているからです。(参照:安倍首相辞任!?)
どうしても体調の関係で無理だというなら、所信表明前に辞任するべきだった。所信表明した以上、臨時の代理を置いてでも特措法を成立させるべきだったと、そう思っているからです。
氏も言っておりますように、そういった意味で辞任は『最悪のタイミング』でございました。それについて氏が責任を免れるわけがございません。
……が、自らの所業にガキのような言い訳をぶる政治家が多い昨今、氏はきちんと、それも病気を押してまで記者会見を開き、自らの責任に触れ謝罪いたしました。できれば総裁選前に出てきてもらいたかったのですが、それでも筋を通したという点で、私の氏に対する印象も若干改善したわけでございます。
氏に対して思うことはいろいろあれど、今は唯『お疲れ様。ゆっくりと休んでください』と言いたい気分であるのであります。
……ええ。それがこれまで激務をこなし、さらに現在療養している人間に対する対応であると、東雲は思っていたのでございます。
が、そうでない不届きな輩がおり、あまつさえソレらが日本の大新聞社を名乗っているという事実に、東雲は憤慨するわけです。
とりあえずはご覧ください。
<以下引用>
青白い顔、張りない声 おわびで幕 安倍首相会見
2007年09月25日00時02分
やつれたような表情、張りのない声……。入院から12日目、東京都内の慶応大病院で記者会見した安倍首相にかつての力強さはなかった。辞意表明の時期を「最悪のタイミングだった」と自ら反省。辞任を決めた最大の理由は体調不良だったと強調した。会見のテレビ中継を見た識者らは、病状を気遣いつつも、厳しい印象を口にした。
安倍氏は、辞任の最大の理由が健康問題だったとしたうえで、「在職中に自らの体調について述べるべきでないと考えていた」と釈明した。
コラムニストの石原壮一郎さんは「自分勝手な美学で情報を隠し、国民を混乱させた」と話す。
辞任時に体調不良を明らかにしていれば無用な混乱はなく、イメージダウンも防げたのではないかと指摘する。
「『アタシ、もうアベしちゃおうかな』という言葉があちこちで聞こえる。仕事も責任も放り投げてしまいたい心情の吐露だ。そんな大人げない流行語を首相が作ってしまったのがカナシイ」
安倍氏は濃紺のスーツに青いネクタイ。顔色は青白く見え、話しながら何度も唇をなめた。
高木勝・明大教授は「生気がなく別人のようだった」と気遣いつつも、「厳しいようだが、健康管理ができない人に首相の資格はない」。
謝罪の言葉はあったが、国民に対する謝罪は政府、与野党関係者の後だった。高木教授は「順番が逆だ。会見は単なる言い訳ばかりだった」。
この日の安倍氏は、目に力が感じられず、声にも張りがなかった。自身は「ここ1カ月で、自らの意志を貫く基礎となる体力に限界を感じた」と説明。医師からは、入院から12日たっても食欲が回復せず、5キロ減った体重が元に戻っていないことが明らかにされた。
精神科医の和田秀樹さんは「機能性胃腸障害だけでなく、精神的にも追いつめられていたのではないか」と指摘する。
「そうだとすれば、『無責任』とか『逃亡した』といった批判は、病状を悪化させるおそれがある。安倍さんの政治信条に共感はしないが、今回の件では、気の毒に思えてしまう」と案じた。
安倍氏は入院中の21日、53歳の誕生日を迎えた。会見では、25日の首相指名の投票に参加し、次期衆院選にも立候補する意向を表明。そのうえで、「1人の国会議員として力を尽くしていきたい」と語った。
草野厚・慶大教授は「国会議員を辞めるなら『お疲れ様』と言ってあげたいところ」としながらも、「再起を期すつもりなら、ウソをついてはいけなかった」と指摘する。辞任会見では、インド洋で自衛隊の給油を継続するための「局面の転換」を辞任の理由に挙げていた。小沢民主党代表に呼びかけた党首会談が実現しなかったことも一因に挙げていたからだ。
「本当は体力がもたないから辞めるのに、人のせいにした。よくよく反省しないといけない」
さらに草野教授は、「議員辞職の可能性まで一部で報じられた中で、この会見は、まだまだ政治家として仕事をしたいというアピールだった、とも受け取れる。アピールにしては弱すぎるけれども」と話した。
<asahi.comより>
あぁなんて薄汚い。
まさに死者に鞭打つ所業でございますが、そもそもアレは中国の子々孫々まで恨み尽くすという、日本人からしてみれば異常な神経から来た言葉です。そう考えるといかに朝日が『中国』かと、まあ実感できるわけですが、とにもかくにもこの記事は酷い。
大体なんだ? 『アベする』って。聞いたことねぇよ、んな『流行語』。
おそらく元は読売ウイークリーの記事『なぜ“ポッキリ”折れたのか 安倍首相の「心」を分析』にある『インターネット上で利用者が交流するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の日記には、自分が落ち込んでいる様を、精神面の不調を理由にモンゴルに帰国した大相撲の横綱朝青龍に例えて 「朝青龍しちゃった」と書き込むことがはやっていた。今度は、安倍首相がその「慣用句」に使われてしまうのだろうか。』でしょう。
この記事自体もだいぶ酷く、最近読売どうしたんだ? とか思ってしまったのですが、さすが本家の朝日は違います。『自分が落ち込んでる様』を示す言葉として『使われるんじゃないか』という話、それが『仕事も責任も放り投げてしまいたい心情』を表す言葉として、どこでか知らないが流行しているという。
捏造、改変はお手の物ってなもんなんでしょうか。『アベする』を検索したときに見かけた『アサヒる』という言葉、「捏造する」「でっち上げる」「執拗にイジメる」という意味なのですが、いやまったくもってぴったりだと思います。できたらそこに『死者に鞭打つと同義』と付け足してください。
にしたって朝日を始めヒダリっぱな連中ってのは、どうにも薄汚い輩が多いように感じます。
『「もー、僕いやー」と、前代未聞の政権投げ出しをした、安倍晋三ボッチャマではあるが、唯一評価したいのが、憲法へ国民の目を向けてくれたことである。』と24日の時点で書くのはオーマイニュース(Yahoo Newsより:9月24日配信)。ちなみにここで言う憲法に目を向けさせたというのは9条改悪の危機を知らしめた、という意味らしいです。
毎日なども安倍氏の会見について、『「時間は約10分」「会見場に入れるのは1報道機関あたり2人」。安倍首相が入院する慶応大学大学病院(東京都新宿区)で開かれた会見は、厳しい条件付きだった。チェックを受けた記者は、SPや官邸職員に囲まれて会見場に移動。通りかかった看護師らが驚いたような視線を向けた。』(Yahoo Newsより:9月25日配信)と、本来書く必要がない話を『いかにも異常!』『ありえない所業だ!』と言わんばかりの勢いで書く始末。そもそも入院を必要とするほど体調が優れない人間が記者会見をするということ自体かなり無理をしているということであり、短時間で終了させるというのは当然と思うのですが、連中他人のジンケンなぞまったく関係ねぇとか言いたげです。
いやはやもう呆れるばかりですが、朝日を始めヒダリっぱの皆々様、もう少し日本人的な『思いやり』というのを持ってみたらいかがと東雲は思いますよ?
というか、あなた方のよく言う『特アへの思いやり』を、少しでいいから日本にも向けてみてはくれませんか?
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コメント
はじめまして・・これはヒドイですよね。
朝日に記者としての誇りは無いのでしょうか??
投稿: SAKAKI | 2007年9月26日 (水) 21時35分
SAKAKI様、コメントありがとうございます。
いやはや本当に、朝日には日本的な思いやり、というか常識がないように思えます。
とかく朝日の連中なんていいますのは『自分たちが正義! 自分たちが真!』なんて訳分からん自信を持っておりますので、それに逆らう不届きな輩はいくら鞭打っても構わないと、そう思っているのかもしれません。
ある意味それが彼らの『誇り』なのかもしれませんが、はた迷惑なことこの上ない、といいますか、もはや人間としてどうなの? とすら感じますね。
投稿: 東雲一葉 | 2007年9月27日 (木) 03時10分