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2007年9月10日 (月)

「職を賭す」どう解釈?

 とゆーわけで東雲です。
 一昨日は十周年のアレを見に行きましたが、いや結構な人でしたね。
 やはり上映開始から一週間ではまだそれほど減らないのでしょうか。
 まあ初日が映画サービスデーでしたから、一週空けたほうが人少なくなるんじゃね? 的発想があったのかもしれません。
 ぶっちゃけ東雲もそのつもりでしたが、見事に的外れでした。おーぼーい。
 
 と、そんなわけで……いや、まったく関係はないんですが、本日はこんな記事を取り上げてみたいと思います。

<以下引用>

<安倍首相>給油活動継続「職を賭していく」会見で退陣示唆
9月10日10時19分配信 毎日新聞

 【シドニー川上克己】安倍晋三首相は9日夕(日本時間同)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため訪問していたオーストラリア・シドニー市内で記者会見し、テロ対策特別措置法に基づく海上自衛隊のインド洋での給油活動の継続問題について「野党の理解を得るため職を賭していく。職責にしがみつくということはございません」と明言した。政府が10日召集の臨時国会に提出する活動継続のための法案が成立しなかった場合、政治責任を取り退陣する意向を示したものだ。民主党など野党は給油継続に反対しており、参院で与野党勢力が逆転した同国会で政局は一気に緊迫した様相となった。
 国会の召集を前に首相が重要案件を巡り自らの進退にまで言及することは、極めて異例。会見で首相は給油継続を「国際的な公約」と改めて位置付け、「活動を継続するための法案を国会に提出し、成立を果たさなければならない。そのために職を賭していく考えだ」と述べた。記者団から「職を賭して」の表現について「(給油が継続できなければ)内閣総辞職する覚悟か」と問われ、しばらく考えた後、「私は職責にしがみつくことはございません」と語った。
 また首相は、給油継続に反対している民主党の小沢一郎代表との党首会談について「民主党の理解をいただくため、私はあらゆる最大限の努力を払わなければならない。党首会談もなるべく早い段階でお願いしたい」と述べ、法案提出前の早期会談を呼びかけた。
 首相は8日、記者団に給油活動継続について「対外的な公約で、私の責任は重い」と述べ、新法案提出を検討する考えを表明したばかりだった。民主党の対応が見通せない中、言わば捨て身の賭けに出たものだが、自身の退陣にまで踏み込む発言を行ったことは、政権運営に対する首相の手詰まり感を際立たせた。
 政府・与党は11月1日に期限が切れるテロ特措法を延長する改正案ではなく、民主党の主張も取り入れた新法案を提出する考え。自民党の大島理森国対委員長は9日、NHK討論番組で、新法案の提出について来週末にも結論を出す考えを表明した。ただ、民主党など野党は新法案にも反対の構えだ。
 首相は同日夜(日本時間同)帰国の途に就き、10日早朝、羽田空港に到着した。
 ■安倍晋三首相が9日、記者会見で語った主な内容は次の通り。

 <冒頭発言>日米豪で初の首脳会談を行い、米豪首脳から「テロとの戦い」について日本の貢献に高い評価と謝意が表明された。私からは「テロとの戦い」を継続していく意思を説明した。ブッシュ大統領との日米首脳会談でも説明した。国会は大変厳しい状況だが、国際的な公約となった以上、私には大きな責任がある。自衛隊の補給活動を継続させるためには、あらゆる努力を行わなければならないと決意している。民主党をはじめ野党の理解をいただくために職を賭して取り組んでいく考えだ。
 ――臨時国会ではテロ特措法を延長する改正案を提出するのか、初めから新法を提出するのか。法案提出前に民主党など野党との党首会談を行う用意はあるか。
 ◆自衛隊の補給活動を継続していくための法案を国会に提出し、成立を果たしていかなければならない。提出にあたって野党、特に民主党の理解をいただくために最大限の努力を払わなければならない。そのために職を賭していく考えで臨んで理解を求めていかなければならない。小沢(一郎民主党)代表との党首会談もなるべく早い段階でお願いをしたい。
 ――「職を賭す」と言ったが、(給油活動)継続がかなわなかった場合、内閣総辞職する覚悟か。
 ◆私が申し上げたのは、継続を可能にするためにはあらゆる努力を払わなければいけないということだ。私の責任、職責において、あらゆるすべての力を振り絞っての職責を果たしていかなければならない。(しばし沈黙し、司会が「それでは次は」と次の質問者に振ろうとしたのをさえぎって)当然、私は職責にしがみつくということはない。【シドニー川上克己】
 

<Yahoo Newsより>

 毎日は「職を賭す」=「出来なきゃ辞任」と取っているようですが、それでも毎日の記事を引用したのは記者会見の内容が見た限り一番詳しかったから。
 いや、参院選時に退陣要求が出たにもかかわらず、『それでもやる』と言っておきながら、このタイミングで辞任示唆はあまりにも不可解でありまして、東雲はなんとかもう少し詳しい記事がないかなぁと思っていたのでございます。
 まさか安倍晋三の最終目的がテロ特措法とは思えませんでしたしね。
 
 で、詳細な記者会見の内容を確認した結果……やっぱり分かりませんねぇ。
 とゆーか、『当然、私は職責にしがみつくということはない』とはなんだろう?
 
 私はてっきり『職を賭す』を比喩表現、つまりそれくらいの覚悟で全身全霊を持ってやっていく、という意味で捉えておったのですが、この一言で分からなくなってしまいました。
 実際、この一言さえなければ、会見内容はそのようにも捉えられます。『職を賭す』を『全身全霊を持って』と置き換えればしっくりくるかと思います。よく使う表現であり、それが通らなかった場合にも役職を継続するなんてことは良くあります。
 もちろん字面通り捉えることもでき、小泉前首相の郵政解散などまさに『職を賭した』荒業でしたが、『申し上げたのは、継続を可能にするためにはあらゆる努力を払わなければいけないということ』と言っている以上、前者であると思うのです。
 
 しかし、だとするとこの最後の一言が分からない。
 『職責にしがみつくことはない』となれば、通らなければ職責、つまりそれを生じさせる職務を放棄すると、そうとしか捉えられない。
 しかもそれを当然と言う。
 安倍晋三にはもう延々失望しっぱなしでありましたが、ここへきてもう何だか分からなくなりました。
 もし『次の質問者に振ろうとしたのをさえぎって』したこの行為が『文字通り「職を賭した」方がかっこいいんじゃね?』とか考えて出たものであれば、私は彼を心底軽蔑しますし、参院大敗でそれでも政権を継続したのは何故だったのかと声を大にして問いただしたい。
 NoであってYesであると言っている意味不明な現状況、安倍晋三にはでき得る限り早い時期に言葉の意味を明確にしていただきたいものです。

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