むしろ日本車の方が脅威じゃね?
とゆーわけで東雲一葉、連投でございます。
本記事は政治とは無関係なんですが、ココログのデフォカテゴリだと『政治・経済・国際』で一緒くたなんですよね。
……カテゴリ分けしようかなぁ。
とまあそんなわけでございまして本記事ではこんな記事を取り上げたいと思います。
ご覧ください。
<以下引用>
エジプト新車市場、トップの韓国を日中が追い上げ
9月28日10時26分配信 YONHAP NEWS
【カイロ27日聯合】エジプトの新車市場を独走していた韓国製自動車に強敵が現れた。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)カイロ貿易館が28日に明らかにしたところによると、韓国製乗用車のエジプト市場でのシェアは上半期35.9%でトップを守っているが、昨年同期の44.8%に比べると8.9ポイント急落した。中国と日本が追い上げているためだ。
エジプトの新車市場は、上半期の乗用車販売台数が前年同期より30%近く多い8万台余りと急成長をみせている。韓国車は2万8888台で前年同期比2.5%増にとどまったのに対し、中国車は前年同期の6.5倍にあたる5888台を売り上げ、シェアも1.3%から7.3%へと大幅に拡大した。日本車の場合、上半期の販売台数は前年同期比64.5%増の2万3077台で、シェアは22.7%から28.6%に伸びた。
カイロ貿易館は、韓国車を脅かす最大要因として中国車を挙げた。エジプトで組立生産される中国車は、品質は若干落ちるものの競合車種に比べ3割ほど安価で、消費者の関心を集めているという。
<Yahoo Newsより>
まあ、Yonhapだから何なのか知りませんが、『韓国車を脅かす最大要因が中国車』ってこれ本当か? と、これらの数値を見て東雲は思うのです。
カイロ貿易館の話とか言っておりますが、なんとも怪しい。またいつぞやの靖国の如く誘導尋問してそういう結論導いたんじゃねぇの? と心の汚れている東雲は邪推してしまうのです。
で、今回のこの数字、台数6.5倍の中国を『脅威』としておりますが、そもそも前年度は1000台にも上らないわけで、そりゃ分母が小さきゃ答えはデカいわけでございます。
実際シェアを考えますと中国は6.0%増であり、日本車は5.9%増、台数にして80台程度の微妙な伸び差でございます。
これで中国には『大幅に』と修飾語を付け、一方の日本には何もつけないとなれば、彼らの基準がいまいちよく分かりません。
ただ、全ての数字を鑑みれば、現在トップの韓国車の脅威は、まず間違いなく日本車であると思われます。それを認めるのが悔しいのか、あるいは比較したときに『品質は若干落ちる』とか書けないのが耐えられないのか知りませんが、正確に状況分析できないというのはなかなかに問題です。
そも日本車は海外では『質のいい高級車』で通っておりますし、中国車は『質は悪いが極めて安価』でございます。どっちつかずの韓国車がそうそう幅を利かせていられるわけも無く、こんな現実逃避的記事を書く前にどうすればいいかを考えなくてはならんと思うのですが、どうにも彼らにはそういったノーミソはないようでございます。
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