教員免許更新試験 たぶん逆効果
とゆーわけで投稿三連、東雲でっす。
一応本記事が本日最後の予定でございますので、もうしばしお付き合いください。
で、今回は教員免許更新制に関する記事でございます。
まあ実のところ東雲ペーパーティーチャーでございまして、一応中高で専修免許まで取得しているのですが、それが10年で紙屑となるのがまた切ねぇなとか思うしだいでございます。
……まあ多分使わないだろうし、使うとしても回復講習すれば再取得できるらしいですけどね。
しかしこの教員免許更新制度、本当に意味あるのかなぁとか思うんです。
いや、更新制自体はまあいいとして、そのやり方に意味があるのかなぁと東雲は思うのです。
まずはこちらをご覧ください。
<以下引用>
60点未満は不認定=教員免許更新制で評価基準案-文科省
10月3日10時33分配信 時事通信
文部科学省は3日、2009年度に導入される教員免許更新制について、更新講習の内容や修了認定・評価基準の素案を中央教育審議会(文科相の諮問機関)のワーキンググループに示した。講習の修了認定に当たっては、筆記または実技試験による5段階評価を行い、100点満点中60点に満たなかった受講者のみを不認定とする。
<Yahoo Newsより>
ぜってぇ試験勉強とかのために授業がいくらか疎かになるって。
つか、そうならないほど優れた教師ばっかだったら、そも更新制必要ねぇって。
加えて講習終了のための筆記、実技ってほとんど意味ねぇって。
いや私もね、塾講師ではありますが教鞭を握っていた身でございます。
机上どおりに行かないことなんてわんさとあると、まあ実感しているわけでございます。
更新制を適用するなら、定期的に生徒の成績、生活態度などを勘案して判断するほうがはるかに実用的でしょう。
質の向上を図るなら十年に一度なんていわないで、周一くらいでどっかの予備校やら塾やらで授業運営を学んだっていいんです。
私がいた塾にも学校説明会や授業参観に週1~3のペースで行ってた講師がいましたよ。
塾内でも教師同士が授業を見せたり見せてもらったりなんてのが当たり前、人の授業を見るってのは勉強になるもんです。
本当に上手い先生の授業なんて『何でこんな風にできるんだろう』と鳥肌が立ちますよ。
それに最新の教育課題やら何やら机上でできるものだって、月一なり週一で休み配分して近くの教育大で学んでくればいいんです。
全ての都道府県にほぼ一つ程度教育大はあるんですよ?
活用しましょうよ。
で、そういったことも含めて向上心の無い教師に注意、勧告、それでも改善しなけりゃクビでいいじゃないですか。
それを10年なんていうクソ長いスパンで、現実の授業運営状況を見ずに一概的に講習やって、業務に支障が出るようなテストやって判定する、と。
現場なんかまるで無視の体制じゃないですか。
こんなんで教師の質が向上するなんて考えてるんですから、まったくもっておめでたい。
いやはや、社保庁より文科省を解散するのが先決でしょう。
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