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2007年12月15日 (土)

論理破綻しすぎじゃね?

 とゆーわけで昨今キーボード叩きっぱなし、東雲です。
 ……プログラミングなんて大っ嫌いだ。

 とまぁそんなこんなでありまして、『これは取り上げとかなきゃいかんなぁ』と思うことあれどブログ更新に至らず、歯がゆい思いをしている昨今でございます。
 ……えぇ、まぁ、そんな昨今ではあるんですが……。
 それでもやっぱしどうしようもない記事というのは確かに存在するもので、バグ取りの手を休めて筆を……もといキーボードをとったわけです。
 『ぶっちゃけどっちにしろキーボードじゃん』とゆー突っ込みは受け付けませんのであしからず。
 むしろ突っ込みどころ満載なのは以下の記事でございます。
 ご覧ください。

<以下引用>

ビラにはもっと寛容で行こう? 東京・葛飾区政党ビラ配り、2審で有罪
12月13日12時24分配信 オーマイニュース

 今月11日、東京高等裁判所で、東京・葛飾区内のマンションで共産党のビラを配布した50代の男性住職が、住民から「住居侵入罪」と提訴された事件で、裁判の判決が下されました。

 この日裁判長は「葛飾区の広報以外のビラを配布・投函(とうかん)することを認めない」とする「マンションの住民の総意」や、玄関ホールの掲示板の「投函禁止の張り紙」を理由に、男性に罰金5万円の有罪判決を言い渡しました。

 これは、第1審で東京地方裁判所が「政党のビラを配布する目的のためにマンションに立ち入り、ドアポストに投函した行為は、常識的な考え方から見て、禁じられている行為とは言えない」とし、無罪(求刑罰金10万円)とした判決とは正反対のものとなりました。そのことから、男性は直ちに最高裁判所へ上告することを表明しています。

 裁判長は判決の中で、憲法第21条1項の「表現の自由」に触れ、「その手段が他人の財産権等を不当に害することは許されない」としていますが、男性はマンションのドアポストに共産党のビラを投函したまでで、ズケズケと家まで入っているわけではありません。

 ではなぜ、今回裁判長は男性に有罪判決を言い渡したのか? それは、憲法上の表現の自由によって認められているはずのビラの配布が、自分たちの安全や、平穏な生活への権利を脅かすと考える住民が少なからず存在するからだと考えています。

 確かに憲法には「幸福追求権」などの人権についての条項があり、私生活などを守るための権利も保障されています。しかし、人権意識は憲法の自由権を妨げ、くじくためのものであってはいけないし、憲法以前に人間や社会の常識も持つ責任もあるのではないかと思います。

 なぜならマンションを含めた各戸のドアポストへのビラ配りや、フリーペーパーのポスティングなどは、住民さえ良ければ憲法上自由に行える行為だからです。

 厳しい言い方にはなりますが、男性を訴えた住民は、こうした憲法上の自由や責任と言ったものを誤解しておられるのではないでしょうか? ビラやフリーペーパーには、住民に有益な情報もたくさんあります。読者や市民記者の皆さんも、もう少しビラを寛容に受け止めてはいかがでしょうか?

(記者:河村 崇)

<Yahoo Newsより>

 パブリックニュース、オーマイニュースでございます。
 えぇ、あの安倍首相辞任後に薄汚い暴言記事をさらしやがったアレでございます。
 同じパブリックニュースでもツカサ新聞の方はそれなりにまともな記事も書いてくるんですが、オーマイでは未だまともな記事を見たことがありませんな。
 つかこの河村とか言うアフォに記者なんていう肩書きをつけること自体、東雲には理解できません。
 こんな矛盾いっぱいな記事を書くあたり河村とか言うアフォの稚拙さとオーマイのレベルの低さを露呈してくれます。
 つか、これ本当に推敲したんでしょうかね?

 まぁ『住居侵入罪』に関しては、正直該当のマンションを知りませんのでどうかはわかりませんから、これについては少々言及を避けさせてもらいますが。
 しかし本件のビラ配りに関しては住民側が明確に『拒否』する姿勢を見せておりまして、(なぜ実名を出さないのか甚だ疑問でありますが)この住職はそれを無視するという暴挙に至ったわけでございます。
 裁判長が「(表現の自由について)その手段が他人の財産権等を不当に害することは許されない」と申されてますが、とどのつまりが『人に迷惑かけちゃいけないよ』ということでありまして、まあ小学校低学年でも分かるような話であるわけでございます。
 当たり前といえばあまりにも当たり前すぎて馬鹿馬鹿しいような話なのでありますが、しかしなぜかこの河村とかいうアフォはそれを否定しようとする。
 しかもその反論が筋の通ったものであればまだマシなんですが、まったく筋が通ってないどころか、同じ記事自体が矛盾しているという体たらく。
 いやはやびっくりでございます。

 大体ですね、『憲法上の表現の自由によって認められている』と(それすら『人に迷惑かけちゃいけないよ』と言われてるわけですが)憲法を盾に話を進めてるのに、同じく憲法に規定されている「幸福追求権」については、結論として『憲法の自由権を妨げ、くじくためのものであってはいけない』とかほざきやがる。
 さらに『憲法以前に人間や社会の常識も持つ責任もある』なんて、憲法上の権利を説くのに憲法を無視した発言をかます。
 『大体人間や社会の常識いうなら『人に迷惑かけない』ってその最たるものだろう』と、東雲などはもうこの辺りでお腹いっぱいなんですが、それでも河村は飽き足らず、『マンションを含めた各戸のドアポストへのビラ配りや、フリーペーパーのポスティングなどは、住民さえ良ければ憲法上自由に行える行為』とか言い放つんですから、いやもう東雲の目はフクロウのごとく真ん丸です。
 「葛飾区の広報以外のビラを配布・投函(とうかん)することを認めない」とする「マンションの住民の総意」があったからこの騒ぎになったのに、そこから否定すんのかオイッ! と、まぁそんな心境の東雲一葉。
 大体それを決めるのはたかだかパブリックニュースの一記者ではなく、だからこそ裁判で是か否かを問うているのに、もうその前提から覆しちまうようなこの発言、いやはや東雲びっくりです。

 『憲法上の自由や責任と言ったものを誤解しておられるのではないでしょうか?』なんて抜かしてやがりますが、まず鏡を見て出直して来いと、そんな突込みを入れたくなる東雲でございます。
 少なくとも自由を行使する際には『他人に迷惑をかけちゃいけない』という責任が伴うんですよ、河村さん?

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2007年12月12日 (水)

工学教授が知事選出馬?

 とゆーわけでお久方ぶり、東雲です。
 ちょいと風邪をこじらしちまいましてしばらく更新が滞っておりましたが、本日ようやっと復帰でございます。
 寒風の厳しい季節、皆様も体調を崩されませんよう。
 
 と、ご挨拶もそこそこに、本日はこんな記事を取り上げてみたいと思います。
 ご覧ください。

<以下引用>

<大阪府知事選>民主は阪大教授・熊谷氏を擁立へ
12月12日15時1分配信 毎日新聞

 大阪府知事選で、民主党は12日、大阪大大学院工学研究科の熊谷貞俊教授(62)を擁立する方針を固めた。熊谷氏は、同党大阪府連の平野博文代表の要請に対し、立候補に前向きな姿勢を示しており、一両日中に出馬の意向を伝える。

 熊谷氏は12日午前、毎日新聞の取材に対し「タレントがまた大阪府知事になれば、大阪の民度が問われる。これだけ大きな力がある大阪に元気がないのはおかしい。自信と誇りを府民に取り戻したい」と語った。

 熊谷氏は東大工学部を卒業し、阪大大学院博士課程を修了。電気電子情報工学専攻。カリフォルニア大バークレー校電子工学科研究所客員研究員などを経て現職。

<Yahoo Newsより>

 昨日橋本氏が翻意して大阪府知事選出馬を表明。
 正直、かねてからの印象もありまして、ころっと意見を変えた氏の状況に『大丈夫かいな』と思ったものです。
 加えて前原民主党前代表や安倍前首相など若い方が、言ってしまえば経験不足ゆえ退いていったことを考えますと、自民はもうちょっと経験豊富な人間を持ってきたほうがいいんじゃないか、なんて思っておりました。
 それこそ行政に精通したジイさまとかをですね。

 しかし今回のこの記事を見まして、『あぁ府知事選はそれ以前の問題なんだ』と実感した次第でございます。
 つか、なんで工学科教授が立候補するんだよ?
 社会工学だとかならまだしも、この人電気工学系の人間だよ?
 弁護士ならまぁ、行政のプロではありませんが法についてはプロであるわけです。
 それに対して工学教授、めっちゃ工博、いやまったく訳分かんねぇ。
 猪瀬直樹東京都副知事が橋本氏を「弁護士というだけで、行政のことは何も知らないだろう。ま、役人にとってはそのほうが都合がいいんだろうけどね」なんて皮肉ったそうですが、今回の人選はもうそれ以前の問題ですよ。
 ちなみに共産推薦の梅田氏も「弁護士というだけ」で、行政経験はまったくのゼロ。
 2004年に府知事選に立候補したくらいでしょうか。
 
 そんな候補者の三つ巴、どう転んでも『役人にとって都合がいい状態』になりそうですが、9条ジャンキーの媚特ア梅田やズブの素人熊谷教授よりはマシという事で、橋本氏にはなんとか頑張っていただきたいところです。
 
 ちなみに『タレントがまた大阪府知事になれば、大阪の民度が問われる』って因果関係おかしいですから。
 それ、『タレントは知事になっちゃいけない』と言ってるようなもんですから。
 ただ『タレント』という枠でみるのもお粗末ですし、『タレント』が知事になれないとすればそれは被選挙権ひいては日本国憲法の否定ですから。
 曲がりなりにも知事候補がそんな発言しちゃいけませんよねぇ。

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2007年12月 8日 (土)

行き過ぎだろ ジェンダーフリー

 とゆーわけで東雲でございますが、今日はちょいといろいろやらなきゃならないんでこれ一本でございます。
 連投じゃないのって久しぶり。
 ……とまあ、それはともかく今回はジェンダーフリーに関してこんな記事をば取り上げてみたいと思います。
 ご覧ください。

<以下引用>

女性も立って用を足す究極の“男女平等”とは
12月7日13時23分配信 COURRiER Japon + hitomedia

美容院の料金は、男女同じでなければダメ。名前だって、中性的なほうがいい──。長い間スウェーデンにおいて、男女平等は重要課題の一つとされてきた。最近では、女性が“男性的”とされてきた習慣を取り入れようとする動きも目立つ。
たとえば、あるウォーターランドでは、女性は胸を隠す水着を着なくてはならないという規定に反対し、女子学生たちがトップレスで泳いだ。男女平等のためには、男性だって水着で胸部を隠すべき、というのが彼女たちの主張だった。
また「男性も便器に座って小便をするべき」と呼びかける動きもあり、この考えは結果的に「女性も立って小便を」という動きに発展した。女性が立って用を足せるよう、円錐形の紙筒の販売も始まった。「女性たちよ、しゃがむのをやめよう」というキャッチフレーズで、この紙筒の使いかたを教える女性団体も生まれている。

ポリティカ(ポーランド)より。

<Yahoo Newsより>

 ど、どこ!? どこのウォーターランド!?
 ……と、失礼。少々取り乱してしまいました。
 
 『行き過ぎたジェンダーフリー』に関しては日本でもよく取り上げられますが、海外でも同じような問題ってやっぱりあるんですね。
 この女性団体って、やっぱし某○嶋○子のようなオバハンの集まりなんでしょうか。
 ……うぉ、想像するだけで恐ろしい。
 
 大体ですね、水着や小便器が違うからって何か優劣あるんですか?
 例えば水着に関して言えば、女性の胸は往々にして性的対象と見られるんですよ、男性のそれよりも遥かに。
 異性に胸触られて嫌がる男性というのは稀有ですが、嫌がる女性は多いでしょう。
 だから女性は胸を隠すわけですし、男性は胸を見せることを気にも留めないんですよ。
 言ってしまえばそれは過去から延々と続く感覚で、そりゃ長期間意識改革でもやれば話は別でしょうが、それだけの手間を費やしてまで『一緒』にする理由が東雲にはさっぱり分かりません。
 加えて小便器などは(水着も半分はここですが)男女の身体構造の違いに起因するものなのですよ。
 まぁ水着は乳隠しがあろうが無かろうが不都合はないかと思いますが、身体構造に合わせて合理的に作られた小便器の使い方を無理やり変えるのはいかがかと思いますよ。
 小を催した男性からすれば、いちいちズボン下ろしてしゃがんでするなんて不便極まりないものですし、女性が立ってする場合は、お下品ではありますが、垂れます。
 そのための紙筒なんでしょうが、それってつまり女性が常にそれを持ち歩かないといけないってことでしょう?
 用途からしておそらく使い捨て(さすがに尿の付いた紙筒を持ち歩きたくはないと思います)でしょうから、つまりそれを大量に持ち歩かなければならないことになる。
 しかも有料となれば、小をするのにも金がいると、なんとも馬鹿馬鹿しい話になるわけです。
 
 そもそもジェンダーフリーは権利や義務が絡む場合に提起されるべき話であり、男女の同一視を推進するような話じゃありません。
 かつて小学生のランドセルの色が問題になった際も、名簿氏名の並び方が問題になった際も、東雲はただただ呆れるばかりでした。
 そういえば何処かしらの市民団体(婦人団体?)が桃太郎の寸劇で男女平等を主張してたことがありましたね。「モモタロー・ノー・リターン」とか言いましたか。
 おじいさん(男性)よりも体力的に劣るであろうおばあさん(女性)が山へ芝刈りに行き、桃から生まれてくるのは桃子で、鬼が島の中心で男女平等を叫ぶという、合理もクソもないようなお話。
 まぁ五行説的には桃=金気=小陰=女は妥当なのかもしれませんが、そも鬼とは人間など比べ物にならないほど身体能力が発達した化け物で、一般に体力的に劣る女性を向かわせるよりは男性を向かわせた方が合理的でしょう。
 もう無茶苦茶としか言いようが無い話なんですが、おそらくこういう話を聞いた大多数の方が同様だったのではないでしょうか。
 一部田嶋だとか社民だとか『男女平等! 男女平等!』と狂った『じぇんだぁふりぃ』を叫ぶ輩がおりますが、どうにも『ジェンダーフリー』を勘違いなさっているようであります。
 
 東雲としてはですね、脊髄反射的に『じぇんだぁふりぃ』と吠えるのではなく、きちんと脳みそを使って『ジェンダーフリー』を唱えていただきたいのですよ。
 
 
 ちなみに、こんなどうでもいい話に『じぇんだぁふりぃ』を適用しようという割に、まんま『権利と義務』に関わる徴兵制については言及しないんですよね、こういう市民団体とか女性団体って。
 件のスウェーデンでは徴兵制がしかれており、ボランティアへの代替も認められておりますが、19~47歳の男性は兵役に付くことになっています。
 対して女性は対象外。
 にも拘らず、この『ジェンダー』には何も言わない。
 『義務はいらない、権利だけよこせ!』と叫ぶこの手法、どこかで見たことがあるんですが、何処でしたっけ?w

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2007年12月 7日 (金)

当然だろう 役立たずのクビを切るのは

 とゆーわけで四投目、東雲です。
 先三投は戯け民主の記事を取り上げましたが、本稿では自民の記事を。
 こちらをご覧ください。

<以下引用>

武部氏、「小泉チルドレン」優遇見直しなら「重大な決意」
12月7日0時43分配信 読売新聞

 自民党の武部勤・元幹事長は6日、2005年衆院選の比例選で優遇され、当選した「小泉チルドレン」に対し、次期衆院選で優遇措置の見直しが検討されていることについて、「前回の選挙の責任者として黙っていられない。重大な決意を持って、貫くべきところは貫く」と述べた。

<Yahoo Newsより>

 いやほんと、何を言ってるんでしょうかねこの武部とかいう男は。
 大して役に立たないどころか党の足を引っ張るばかりの烏合の衆のペーペーに、何ゆえ優遇措置をしてやらなければならないのか。
 役立たずはクビを切られる、こんなん日本では一般常識なわけでして、だからこそ切磋琢磨しなければならないわけです。
 それが優遇見直しされるからと総裁選で小泉氏を担ぎ出そうとして失敗し、挙句主義主張など構わずに小泉路線から距離を置いてる媚特ア福田を全面支持。
 で、福田政権でも冷遇されそうだとなるとまたぞろごちゃごちゃ騒ぎ出す。
 そんなんしてる間にきちっと仕事をしてみせろとか思うんですが、そんな責任ありゃしない。
 ただ人を非難して、『我々は使い捨てか』なんてほざく始末。
 まぁ所詮『チルドレン』ですから、なんて東雲は思うのですが、だからといって『しょうがないねぇ』と続投させる気なんざ欠片も無く。
 なにより日本の政治家には『大人』を選んでほしいと思うわけです、東雲としては、与野党問わず、アマプロ問わず。
 
 そこから考えれば優遇見直しなんて当然なわけでありますが、いやほんと、何を言ってるんでしょうかねこの武部とかいう男は。

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何ゆえそれを日本がやるの?

 とゆーわけで三投目でございます。
 今度は『国会議論? 知らぬ知らーぬ!』と無責任に中国詣でへ旅立った珍生物オザーについて取り上げたいと思います。
 こちらをご覧ください。
 
<以下引用>

<小沢民主代表>中国貧困自治区への支援基金設立を表明へ
12月6日23時58分配信 毎日新聞

 【北京・渡辺創】中国を訪問している小沢一郎・民主党代表は7日、日中国交正常化35周年の記念事業として、中国寧夏回族(ねいかかいぞく)自治区を対象とした総額1000万円の自立支援基金を寄付の形で創設する考えを表明する。無担保・無利子で1件約1000円からという少額融資で貧困層の自立支援を行う「マイクロクレジット」方式を、政党が対外協力の一環として活用する試みだ。

 寧夏回族自治区は中国西北部の砂漠化が進んでいる地域で、年収3万円程度の住人が多く、北京や上海など都市部との格差が大きい。金融機関が個人向けの貸し付けをほとんど行わないため、金銭の貸借はもっぱら親せき間や知人間などで行われているという。基金は民主党が国会議員や、訪中に参加した支援者などから集めて寄付。自治区政府が運営管理し、定住化した元遊牧民の家畜購入資金などへの活用を期待している。

 「マイクロクレジット」は貧困層の自立支援として全世界で1億人以上が利用しているとされる。バングラデシュのグラミン銀行が06年のノーベル平和賞を受賞した。小沢氏は6日夕、北京の人民大会堂で李鉄映全人代副委員長と会談した。

<Yahoo Newsより>

  『中国寧夏回族(ねいかかいぞく)自治区を対象とした総額1000万円の自立支援基金を寄付の形で創設する』っていやだから、なんでそれを日本がやるのさ?
 本来貧困層の自立支援なんて自国がやることでしょう?
 なんですか? その代わりに日本の格差是正に関わる資金は中国が出してくれるんですか?

 つか、マイクロクレジットとか書いてはいますが、これ管理するの自治区政府、結局のところ中国でしょ?
 日本はこれに寄付するだけ、つまり中国に1000万渡して後はノータッチ。
 結局『またお金お渡ししますよ中国様』とオザーはそうほざいているわけで、いい加減ふざけんなと東雲は思うのです。
 『民主党が国会議員や、訪中に参加した支援者などから集めて寄付』するらしいですが、根本考えればこれは税金です。
 いや、国会議員だってそういう職なんですから、仕事に対して対価をもらうのは当然ですし、そうであればその元が『税金』だろうが『会社の利益』だろうが関係ないとは思います。
 よく『税金払ってるから』と下級公務員に居丈高に接する馬鹿がおりますが、東雲はそのようなことを言うつもりなどこれっぽっちもありません。公務員だって税金を払ってるんです。
 ただ、それは正規に仕事をしていた場合であり、重要法案をたくさん抱え、一日、一時間でも多く審議時間を捻出したい今の国会でそれをほっぽりだして中国参拝行く連中はまさに給料泥棒の税金泥棒。
 その泥棒した金を中国様に献上するというのですから、ふざけんなと激昂するのは仕方ないことかと思います。
 
 加えて書くなら毎日もわざわざ三分の二を使ってマイクロクレジットを説明しておりますが、先にも申しましたように日本にゃそんなの関係ねぇ。
 『寄付』だとか『献上』だとかいう色を少しでも減らしたいという魂胆なのかは知りませんが、なんとも姑息な話でございます。
 
 国内の懸案を丸投げして中国参拝、挙句金まで置いてくる民主党、それを非難することも無くむしろ擁護する姿勢の毎日新聞。
 いやもう頼むから日本に帰ってこないでくれるかな。

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人権よりも中国様の顔色伺い

 とゆーわけで本日二投目、先にお話したとおり民主中国参拝関連記事でございます。
 ……が、こちらは直接的な参拝記事ではありませんで、これに関連した国内における言論弾圧の記事にございます。
 
 こちらをご覧ください。

<以下引用>

ウイグル勉強会 鳩山氏が中止させる
12月7日8時3分配信 産経新聞

 民主党の鳩山由紀夫幹事長が、同党の前国会議員らが11月に計画した中国の少数民族ウイグル族への人権弾圧を告発している女性活動家、ラビア・カーディル氏を招く勉強会を中止させていたことが6日、分かった。同党幹部が明らかにした。この幹部は、小沢一郎代表ら訪中団派遣への影響に配慮しての指示だったことも認めた。鳩山氏は11月23日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と会談したが、これに対し駐日中国大使館から抗議文が届いたことも明らかにした。同党幹部は「独立を唱えていないダライ・ラマ14世とウイグル(人活動家)は違う」と語った。

<以下引用>

 すごいなぁ。
 『小沢一郎代表ら訪中団派遣への影響に配慮』って、つまりオザーらの朝貢で中国様が満面の笑みを浮かべられるよう顔色を伺ったと、そういう話ですもんね。
 すごいなぁ、ぼくにはとてもできない。
 
 といいますかね、勉強会、つまりは議論、言論でありますが、これすら禁止するってホントどこの中国共産党?
 まぁ中国共産党日本支部幹事長の鳩山氏ですから、中国基準で話を進めようという気持ちは分かりますが、日本は『日本国』であって『中華人民共和国日本省』ではないんですよ?
 日本の政治は日本人が行いますから、先発50人と一緒に中国帰って二度と日本の土踏まないでもらえます?

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新聞よりPNの方がまともじゃね?

 とゆーわけで東雲です。
 本日ようやっと抜糸で、今日一日はまだ包帯巻いてますが明日から通常復帰できるとウキウキな東雲です。
 これでキーボード打ってて腕がつるということはなくなりそうでございます。
 
 で、本日の記事ですが、連投四投、うち三投を民主中国参拝記事に予定しております。
 しばしお付き合いのほどをよろしくお願いいたします。
 
 さて、最初の記事ですが、本日は珍しくパブリックニュースからの引用です。
 ご覧ください。

<以下引用>

帰国認めず、訪中議員団の呆れた「愛国心」
12月6日16時56分配信 ツカサネット新聞

「動天驚地」とはこんな出来事を言うのであろう。報道が事実なら、「国会会期中の職務放棄につき、その期間の議員報酬を返還し、以後、日本国への帰国を禁ず」と言う特別立法を制定すべき歴史に残る不祥事である。

民主党議員衆参あわせて46人(忠臣蔵の47士に一人足りない)が12月初旬大挙して訪中すると言う。
国会は新テロ対策特別措置法案や厚生年金救済特例法案、その他の法案の審議を中断せざるを得なくなると言う。まさか、である。嘘であろう、信じたくない。何がわが国で起こっているのか。国会会期中に「集団海外出張」、どんな重要外交が待っていると言うのか。

報道を通しての民主党側の自己正当化は、「この時期、本来なら国会は閉会している時期。自民党の都合で会期が延びただけで、批判はお門違いではないか」(幹部)とのこと。
この民主党議員に訊きたい。「国会は何時から完全な勤務時間遵守の硬直した組織になったのですか」、「地震があっても、火事になっても、そんなことは自民党の事情でそうなっただけ、などとうそぶく冷淡な政党になったのですか。」

力が入らない。茫然自失である。新聞には今日も、「建設会社の経営が芳しくなく、家族には申し訳ないけど、皆で一緒にあの世に旅立ちます」と一家心中の放火自殺のニュースが出ていた。
いよいよ年末である。資金繰りに苦しむ中小企業の経営者たち、その会社の従業員と家族は、何とか一年を持ちこたえた。この年の瀬も耐えに耐えて、来年こそはと歯を食いしばって寒い中、仕事に励んでいる。

国会議員とは与野党を問わず、暢気な商売であることだけは分った。いや、そうではない良心的な政党も議員も多いこととは思うが、今回の民主党中国「参拝」議員団の皆さんには、「どうぞ、ごゆっくり。せいぜい中国首脳に愛想をふりまいて来て下さい。今後とも日本と中国の経済関係を更に発展させ、いっそうの友好関係を確立して来て下さい。」との「熱烈メッセージ」を進呈したい。
余計なお世話、老婆心かも知れないが、中国首脳は「腹で笑っているだけではなく、侮蔑心さえ抱いて」この国会議員団を「ニーハオ」してくれることだろう。

「そう言えば、日本の政界では幼児性が抜け切らない者でも党首になれるばかりか、突然、『オレヤーメタ』とか言うのが流行っているらしいではないか。こんな連中を相手に外交やっている暇は無い。それにしても国が緊急事態でもこうやって訪中してくる連中には憂国の心は無いのであろう。しかし、欧米の老獪な政治家相手で疲れた神経を休めるには、このような珍しい『幼児性』議員集団は格好の息抜きになるか。」

中国の首脳ならずとも、こんな言葉が聞こえてくると言うものである。私の過労による「幻覚・幻聴」であって欲しい。そう願わずにはおれないような、国民に対する「スーダラ」政治家からの余りにも悲劇的な「お歳暮」とはなった。

(記者:すばる)

<Yahoo Newsより>

 いやもう何も言うことはございませんね。
 まったくもってその通りだと思います。
 『たいがいにせいよ 民主党』でも書きましたが、今回の件は本当に『日本の政治家』として有り得ない蛮行でありまして、こう書かれるのは当然でございます。
 他ブログ様でも的確な指摘をなされているところは多々ございまして、これが国民の一般的な考え方だよなぁと、東雲は思うのです。
 然るに、今回の民主の蛮行を批判する新聞てあんまり見受けられないんですが、どうなんでしょう?
 いや、もしかしたら社説などにて批判を展開しているのかもしれませんが、安倍政権末期のバッシングに比べて、いくらなんでも大人しすぎるんではないかと東雲は思うのです。
 
 とりあえず朝日、毎日の社説欄は見てみましたが、これっぽっちも書いちゃいない。
 
 つか、言ってしまえば安倍氏のアレは一人の職責放棄でありますが、今回はおよそ50人の職場放棄ですよ?
 桁が違うと申しますか桁外れと申しますか常識外れともうしますかやいやいや。
 
 ぶっちゃけますと東雲、オーマイニュースなどの影響からパブリックニュース(PN)というものはヒダリっぱ的だと思っていたんですが、どうにも間違いだったようで認識を改めなければならないかなぁと思う次第でございます。
 オーマイニュースにしても指紋捺印でまともな記事書いている記者もいますし、必ずしも偏っているわけではないと痛感したわけでありまして、もちろん戯けた記事を晒すアフォもおりましたが、そこはそれ、閲覧者が取捨選択しなけりゃならないのはやはりPNを読む上での最低条件であるのかな、と。
 つか、それに対して公正な報道をしなければならないはずの正規新聞社が、どうしてどうして偏りすぎじゃないのかなと、東雲は思うのです。

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2007年12月 6日 (木)

国連不全考えないオザー

 とゆーわけで二投目ですが、本記事はちょいと短め。
 まずはこちらをご覧ください。
 
<以下引用>

<前原前民主代表>「国連決議前提」の小沢氏を批判
12月5日20時2分配信 毎日新聞

 民主党の前原誠司前代表は5日、国会内であった会合で講演した。「自衛隊の海外派遣は国連決議が前提」とする小沢一郎代表の考え方に対し、「朝鮮半島や台湾近海で何か起きた時に、国連安全保障理事会の常任理事国の中国やロシアの拒否権で決議ができない場合、何もしないなら、日本の安全保障が保てない」と批判した。

<Yahoo Newsより>

 いやもっともですな。
 つか今現在の国連を見てりゃ分かりそうなもんなんですが。
 つか国連に盲目的に従うってことは常任安保理が問題起こしたときに対処できないってことですが、オザーは気付いているんでしょうかね?
 
 前原氏はまだ若年である故か、詰めが甘かったり時々奇怪な発言をいたしますが、いずれはきちんとした政治家になってくれるのではないかと東雲は思っています。
 ……つかぶっちゃけ、民主にいるってことが氏の枷になってるんじゃないかと思う今日この頃です。

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期待してたのに裏切られたニダ!

 とゆーわけで今日も今日とて東雲です。
 ……いや、日によって西雲だったり北雲だったりした日にゃあ分かりにくいことこの上ないとは思いますが。
 さてそんなわけで本日も連投、今回は二投です。
 なお日が変わってすぐということですので、更に追加で何投かあるかもしれませんが、その場合はご了承ください。
 
 で、本日紹介いたします記事、まずはこちら。

<以下引用>

<北朝鮮>福田首相を初批判…朝鮮中央通信
12月5日20時35分配信 毎日新聞

 【北京・西岡省二】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は5日、福田康夫首相が先月中旬の米CNNとのインタビューで「北朝鮮が核保有を続ければ消滅する」などと述べたことを論評し、「対(北)朝鮮敵視政策に対して正常な判断のできない者だけができる言動だ」などと非難した。北朝鮮メディアが福田首相を名指しで批判するのは初めて。

 同通信は日本が拉致問題の進展がないことを理由に6カ国協議合意の重油支援を見送っていることに触れ、「国際舞台でさらに孤立している」と指摘、「(国際社会は)日本が大勢を直視して行動するよう警告している」と強調した。 

<Yahoo Newsより>

 えーと、これはつまり『フクダが言うことを聞いてくれないニダ! 期待してたのに裏切られたニダ!』という金豚将軍様の悲痛な雄たけびであると、そう判断して宜しゅうございますね?
 まああれだけ期待していたんですから(参照:嬉しそうだね 特アの皆様)、お気持ちは察しますよ将軍様?
 もっともノミの足の先っちょ程度にも同情なんぞしやしませんが。
 
 そもそも「北朝鮮が核保有を続ければ消滅する」という福田の指摘はこれっぽっちも間違っていないものでありまして、まあヤツの主義主張にはこれっぽっちも同意できませんが、ことこの話に関しては正しいことを言っているわけであります。
 だからこそアメリカがテロ支援国指定かましてるわけですし、各種制裁食らってるわけですし、まあ国際社会から叩かれているわけでございます。
 それに対して「対(北)朝鮮敵視政策に対して正常な判断のできない者だけができる言動だ」と非難できるとは、はてさて正常な判断ができないのはどちらかという話です。
 まぁ元よりトチ狂ってる連中ですから、『正常な判断』そのものがイカレてるという疑いはなんとも拭いがたいものですが。
 
 だいたい「国際舞台でさらに孤立している」「(国際社会は)日本が大勢を直視して行動するよう警告している」ってアフォですか。
 そう考えてるのは宗主国様とノムたん村くらいじゃありませんか?
 拉致問題にしたって全世界に認知され、国連決議だって出てるんですよ?
 『大勢を直視して行動するよう警告』されているのはむしろ北朝鮮じゃありませんか?
 国際舞台とか抜かすならさっさと拉致被害者返せよとか思うんですが、違いますか?
 つーか貴様ら、日本の支援なんぞいらんとか抜かしてやがりませんでしたか?
 
 いい加減幻滅しっぱなしと申しますか、最初っから期待薄でありました福田でございますが、『日本の』政治家にとって北朝鮮に忌み嫌われることは勲章でありまして、最低限、間違っても朝鮮新報に『フクダシュショー、マンセー』などと書かれないようお願いしたい所存にございます。

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2007年12月 5日 (水)

つまりは教師が『ヘタ』なんだろう

 とゆーわけで連投五投目、東雲です。
 本日はとりあえずこれでストップ。
 ぶっちゃけまだ抜糸がすんでないので無理な体勢でキーボード打ち、いい加減腕がつりそうです。
 
 と、それはともかく。
 
 これまで四稿が政治色びっちしでありましたので、本記事ではちょっと離れて教育について取り上げたいと思います。
 こちらをご覧ください。

<以下引用>

<国際学力調査>「興味」に悩む教育現場 実験教室は人気
12月4日23時18分配信 毎日新聞

 「子どもたちの科学への意欲は世界最低レベル」。4日公表された経済協力開発機構(OECD)の学力到達度調査(06年実施)の結果に、教師たちからは「授業時間が不十分で、なかなか興味をひきつけられない」との声が漏れる。しかし科学の不思議さを体験できる実験教室は人気を呼んでおり、子どもの好奇心や意欲をはぐくむ様子は苦悩する教育現場とは対照的だ。【加藤隆寛、山本紀子】

 宇宙飛行士の毛利衛さんが館長の「日本科学未来館」(東京都江東区)。実験教室の予約受け付けは2カ月前からだが、すぐいっぱいになる。

 1日は親子連れなど11人が「超伝導」をテーマに実験に取り組んだ。超伝導体(銅などの酸化物)の上に発泡スチロール板と磁石を置き臨界温度まで冷却して板を抜くと、磁石が浮き上がったまま止まる。目黒区の中学1年の男子生徒(13)は「まさか浮くとは」と興奮した様子。スタッフの渡部晃子さん(29)は「すべて理解させるのではなく、本物の科学に触れ、興味を持ってもらうのが目的」と語る。

 小中学生を対象に週1度の実験を行っている民間の「麻布科学実験教室」(港区)には、125人が通う。小1男児の母(46)は「学校ではあまり実験がない。小さい時になるべく刺激を受けた方がよいと思い参加させた」と話す。教室長の入村精一さんは「見て触って驚く実験こそが子どもの興味を育てる」と強調した。

 「楽しく学べる科学教育」を目指し、出前実験などの活動を続けるNPO法人「ガリレオ工房」理事長の滝川洋二・東京大客員教授は「学校では子どもが自分で成長を実感し、次の学びへの意欲をかきたてられるような授業が行われていない。教師の指導力が落ちたのは明らかだ。70年代には小中高で1500時間の理科の授業があったが、今は780時間に減り、教師の理科の素養が不十分だ」と指摘する。千葉市内の40代の中学教諭は「ゆとり教育で理科の授業が減った中、限られた時間で知識をつけなくてはならない。自然のすごさを伝える実験をするのが理想だが、今の中学ではそれが難しい」と話した。

<Yahoo Newsより>

 『理科離れ』
 昔からさんざっぱら言われておりまして、東雲も理科系の教員養成課程に所属していたものですから、これについてはさんざっぱら言われました。
 しかし知ってますか?
 確かに中学生以上になるといわゆる『理科嫌い』が増えるんですが、小学校ではそれほど『理科嫌い』の率は高くないんです。
 まぁ、私の手元にあるデータは4~5年ほど前のものですので現時点でどうなってるのかという詳細は知りませんが、それでもそう大きく変わっているということは無いと思います。
 そもそも小学校における理科というのは実験主体でありまして、小難しい理論は二の次といった風潮があります。どちらかというと遊び感覚ですね。
 これに対して中学校以上では理論が中心になり、実験も理論を証明するために行われるようなものが多くなります。
 もちろんこの理論というヤツが科学を行ううえでは極めて重要なのですが、生徒は何が重要なのか分からないため、『なんかつまらんことやってる』といった感覚しか持たないのです。
 ですから上記のように『理科離れ』しているのに実験教室が人気という『奇妙な状況』が出来上がっているのです。
 
 正直に申しますと、単に実験で『面白いなぁ』『綺麗だなぁ』と生徒に思ってもらったって意味がありません。その実験が意味する『理論』を頭の中に入れないと、『実験』はただの『遊び』に成り下がってしまうのです。
 もちろん好奇心を刺激して問題に取り組ませるという手法は有用ですが、そこから『学ばせる』体勢に持っていけなければ『学習』にはなり得ないのです。
 結局のところ教師というのはコレができていないのです。
 つまりは実験するにしても何にしても、そこから得られる『理論』がどういったところで役に立つのか、どれだけ興味深く、また面白いのか、それを教師が教えられないのです。
 もっとぶっちゃけてしまえば、そういったことを教えられれば『興味を引くための実験』は不要なのです。
 『時間がない』なんてそんなもん言い訳に過ぎませんし、もし本気でそう思うならなぜ校長なり教育委員会なりに掛け合って土曜日や放課後にも延長してできるようにしないのかという話です。
 私立は土曜もやってますよ?
 
 大体ですね、教師自身が学習内容がなんの役に立つのか、どこが面白いのか、そういったことを分かってないのに生徒がそれを実感できるわけないんですよ。
 例えば酸化還元反応がどういったところに役立つか教えてますか?
 まさか酸化銅と炭素を混ぜて加熱すると銅ができるよ~、とかで終わってないでしょうね?
 例えば鏡像異性体が薬になったり毒になったりするなんて話してますか?
 まさか『光が偏向する』なんてところで終わってないでしょうね?
 
 とかく最近では『教科書に書いてることを教えればいいや』なんて戯けたことを考えている教師が多いようですが、私などは『百知ってから十教えろ』と、そう思うわけであります。
 誰しもが天才ではなく、むしろ凡才が多く存在するこの世界において『一分からせるには十教えなければならない』わけでありますが、十教えるために十の知識しかなければもうその時点でてんてこ舞いです。
 ですから、少なくとも教科書の内容を教えたければ、その教えた内容がどう面白くて、どう役に立つのかも知っておかなくてはなりません。
 それには少なくとも修士レベルの知識は要ると、東雲は思うのです。
 大学出て『自分早稲田』、『自分慶応』など威張ってるやつもおりますが、学部上がりじゃ少なくとも理系においては所詮素人に毛の生えた程度でございまして、それで人様に教えるなんていうのは本来ちゃんちゃらおかしい話なのであります。
 それでもなお学部上がりで教師をやろうとするのなら、独自でそういったことを学ばなければならないのですが、さて一体どれだけの人間がそれをしているのでしょうか。
 本来なら企業にでも行かなければ分からないような話、それを教えようってんですから、教師と呼ばれる人間にはそれこそ命を賭して職に当たっていただきたいと思うのです。
 知識だけでなく、それがどう面白くてどう役に立つのか、そこまで教えることが教師の仕事であると東雲は思います。
 
 ぶっちゃけて言えば『甘ったれんな』という話でございますな。

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聞きもせず 粘着質な ヒダリっぱ

 とゆーわけでちょいと趣向を変えて川柳詠んでみました、東雲です。
 いやまぁ意味合い的には今更な感がしないでもないといいますか、そんな言葉しか浮かんでこないというかなり致命的なヒダリっぱのお歴々でありますが、今回の東国原知事の件に関してもその病的粘着質を遺憾なく発揮しておられるようでございます。
 こちらをご覧ください。

<以下引用>

東国原知事、徴兵制発言「不適切だった」と陳謝
12月4日23時23分配信 読売新聞

 宮崎県の東国原英夫知事は4日、県庁で、先に「個人的に徴兵制はあってしかるべきと思う」と発言したことについて、撤回を申し入れた社民党同県連合に「飛躍しすぎていて、不適切だった」と陳謝した。

 知事は「心身を鍛錬する場が必要ではないか、という発言と解釈してほしい」などと釈明した。社民党側が「『徴』という言葉が不適切だった」と指摘すると、「『不適切だった』と言ってるじゃないですか」「(注意)しますと言ってるじゃないですか」などとテーブルを手でたたく場面もあった。

 知事は11月28日、「県民ブレーン座談会」で建設業者に「徴兵制はあってしかるべきと思う。若者は1年か2年くらい自衛隊とかに入らないといけないと考えている」などと発言した。

<Yahoo Newsより>

 まぁ先日の記事(参照:徴兵制『議論』が憲法違反?)にも書きましたとおり、今現在の日本においてはデメリットが極めて大きいという観点から東雲は徴兵制には反対なのでありますが、『心身を鍛錬する場が必要』は当然必要でありまして、その手法の一つを例示したことをわざわざ知事が謝罪する理由はないと、賛同するか否かは別として東雲は思うのです。
 と申しますか、これを謝罪すべきは本来『愛国心』はじめ心身を鍛錬しなければならない学校ならび教師、ぶっちゃけ日教組などのヒダリっぱなわけですが、そんなん華麗にスルーしてるあたり恥知らずといいますか身の程知らずといいますか、元々教育に関係したフィールドで動いていた東雲にはなんとも恥ずかしいものでございます。
 大体ですね、知事が『不適切だった』と言ってるのに『徴』なんて言葉を持ってきて『不適切』だなんだとちくちく突っつく。
 言葉狩りですか?
 こんなん知事じゃなくてもぶち切れますよ?
 むしろお前らの存在自体が日本にとって不適切だと、えぇもう懇々と説教してやりたいくらいですよ?
 字面にイチャモンつける暇あるなら自身の不適切さを修正しろって話ですよホント。
 
 とかくこんな病的に粘着してくる連中に追い回される東国原知事には同情を禁じえませんが、ホント、ヒダリっぱといい半島の連中といい、いわゆる『特ア派』な連中というのは他人の迷惑顧みず粘着してきやがりますかね。
 やめてくださいよ、知事室のファックスに何万部もファックス送って機械止めるような愚かな真似は。

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中川さん、さすがに『アハ~ン』はマズイですw

 とゆーわけで三投目、東雲です。
 二投目まではなんとも胸クソ悪い記事でございましたので、本稿ではちょっとばかし明るい(?)記事を。

<以下引用>

「HANAの会」 安倍路線継承 中川昭氏ら派閥横断勉強会
12月5日8時2分配信 産経新聞

 先の自民党総裁選で福田康夫首相に対抗した麻生太郎前幹事長、中川昭一元政調会長の動きが活発化している。中川氏は4日、派閥横断型の勉強会を発足。麻生氏は都内に副幹事長らを招集した。両氏は「福田政権を支える」と明言するが、背後に安倍晋三前首相の影がちらつき、3人の頭文字からとった「ANAライン」復活を想起させる。平沼赳夫元経産相(無所属)のHを加えて「HANA(花)の会」との呼び名も登場。政局の「台風の目」となる可能性もある。

 中川氏「ANAに平沼氏を加えて『HANAの会』ってどうですかね」

 麻生氏「おぉ! いい名じゃねえか…」

 中川氏「AHANではいまいちですかね…」

 麻生氏「アハ~ン? 何だ、そりゃ(笑い)」

 11月20日の衆院本会議で、中川氏は隣席の麻生氏に勉強会を旗揚げする考えを伝え、冗談交じりの会話をかわした。

 中川、麻生両氏は安倍政権下で結束を強め、「ANAライン」と呼ばれてきたが、福田政権で無役となった。ねじれ国会の中で反主流色は打ち出しにくく、「発言力を確保するには勉強会しかない」というのが中川氏の出した結論だった。

 4日昼、国会の憲政記念館で旗揚げした勉強会には衆参59議員が賛同し、30人が出席した。会長に就いた中川氏は「責任の重さを痛感している。自信と誇り、謙虚さを持って進んでいきたい」とあいさつし、安倍政権の「戦後レジームからの脱却」路線を継承する考えを表明。最高顧問となった平沼氏は「改革を唱えないと政治家ではないような風潮があるが、日本の文化や伝統を大切に守る姿勢が求められている」と述べた。

 勉強会の名称は未定だが、中川氏の父、中川一郎元農相らが昭和48年に結成したタカ派勉強会「青嵐会」と重ねる見方も広がり他派閥の締め付けも厳しくなってきた。

 町村派の中川秀直元幹事長は「政策の勉強は福田内閣を支えることが前提だ。そうでない動きをするなら派閥を出ていただくしかない」と明言。それでも町村派から萩生田光一副幹事長ら若手・中堅が勉強会に賛同したのは、安倍氏の強い意向を受けたからだ。

 一方、麻生氏は4日夜、東京・神楽坂の料亭に副幹事長ら十数人を集めた。自らが幹事長当時に肝いりで集めたメンバーに対する「慰労」が目的だが、現執行部には「挑発行為」に見えなくもない。中川氏が所属する伊吹派を率いる伊吹文明幹事長は一連の動きに「党の結束を乱さないようにやってもらえるなら勉強は大いに結構」と無関心を装ったが、内心は穏やかではないようだ。

                   ◇

【用語解説】青嵐会

 田中角栄政権時の昭和48年7月、中川一郎元農相、渡辺美智雄元副総理、石原慎太郎都知事ら1~4回生議員約30人が結成した派閥横断型の勉強会。ハト派の田中、大平両派が政権中枢を占める中、タカ派色を前面に出し、日中国交正常化反対などを唱えた。

<Yahoo Newsより>

 いや中川さん、さすがに『アハ~ン』はマズイッスw
 PTA辺りから苦情来るッスw
 
 とまあ、そんな冗談も飛び交ったそうですが、東雲はいいと思いますよ、『HANAの会』。
 読みやすいですし、分かりやすい。少なくとも『YKK』とかよりは。
 加えて、これまで少々力及ばなかった『穴(ANA)』を平沼氏が埋めて『花(HANA)』になるとも取れますし、あるいは麻生、中川、安倍の三氏が掘った『穴(ANA)』に平沼氏という種を植えて、日本を思う『花(HANA)』が咲くと考えればなんとも心地よいものであります。
 麻生氏、安倍氏は現時点では不参加のようですが、先の総裁選で麻生氏を支持した方々が多く集い、安倍路線を継承するということですから、『花(HANA)』は着実に育っているのだなぁと思います。
 
 いやはやなんとも頼もしい限りでありますが、それでもやっぱりでてくるのが自称リベラルの媚特ア派。
 同じ中川姓でここまで雲泥の差が出るってのもある意味悲劇的ですが、いい加減何とかなりませんか、この『泥』の方。
 栄養ある土なら『花(HANA)』も育つでしょうが、こいつはきっと『汚泥』ですな。
 まあ自称リベラルのヒダリっぱですから、宗主国中国様の環境問題を一身に受けているんでしょう。
 大体安倍政権下でいらん口出ししまくって政府・与党をがたがたにした犯罪者であるというのに、何故まだ政界にいるんですかこの馬鹿は?
 「官邸から去れ」だのなんだの口出して叩かれて、それでまた「派閥を出ていただくしかない」ですか。
 反省してねぇなこの馬鹿は。
 つか、汚泥中川って何気にノムたんと似てません?
 汚泥に皺増やしたら瓜二つだと思うんですが。
 いやまぁどうでもいいことですけどね。
 
 しかしまぁこれだけヒダリっぱの危機感をあおれるということはそれだけ油断ならない力ある集団ということになりまして、その活躍を東雲は大いに期待するわけでございます。

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たいがいにせいよ 民主党

 とゆーわけで連投二投目、東雲です。
 前稿で小ネタ挟んじまったため申し送れましたが、本日は五投、本稿含めあと四稿ございます。
 ご了承ください。
 
 とまぁそんなわけで、先の稿では福田(もう敬称はカット)の無責任っぷりを披露したわけでありますが、無責任っぷりでは引けを取らないのがこの人、かの民主の客寄せ生物オザーでございます。
 『首相や閣僚も全部は出ていない』なんて自身の国会欠席を正当化しようとしたことは記憶に新しく、この発言に唖然とした諸氏も多いでしょうが(参照:いや、選挙よりまず仕事しろ)、そんなオザーがまたも抜かしてくれました。
 ご覧ください。

<以下引用>

新テロ法案 参院鈍行審議 政府“低姿勢”一変
12月5日8時2分配信 産経新聞

 国会会期末が15日に迫っているにもかかわらず一向に新テロ対策特別措置法案の審議を加速させない参院サイドに対し、福田康夫首相ら政府・与党幹部がいらだちを募らせている。

 新テロ法案が実質審議入りした4日の参院外交防衛委員会。福田首相は「今日からでも日にちはたくさんある。ぜひ毎日でも審議していただきたい」と声を荒らげた。

 この日の首相はささくれ立った答弁が目立った。町村信孝官房長官が民主党に「法案を提出せず、思いつきでいろいろと言われても困る」とかみつく場面もあり、政府答弁はこれまでの“低姿勢”路線から一変した。

 政府・与党がいらだちを強めているのは同委員会が週2回の定例日(火曜、木曜)だけ審議する方針のためだ。会期末までの実質審議は4日間だけとなり、野党が主張する衆院なみの約41時間の審議時間を確保するのは困難だ。

 民主党の小沢一郎代表は4日の記者会見で、政府・与党が定例日以外の審議を求めていることについて「(安倍晋三前首相の辞任による)ドタバタで2カ月間を空費し、自分らのことを棚に上げてよく言えたもんだ。(審議を)8月からやったらよかったじゃないか」と反論した。

 民主党が委員長を握る現状では政府・与党に審議促進のすべはなく、ある閣僚は「週に2回、それも1日6時間しか審議をしないなんて。参議院は貴族院のつもりか」と歯ぎしりしている。

<Yahoo Newsより>

 ホント、オザーと対比すると福田がまともに見えるってんですから、その異常っぷりは尋常じゃございません。
 
 新テロ法案は極めて重要な、可決しなければならない法案。
 『これはもう国際社会に対する『責任』だろう』にも書きましたが、法案可決は当のアフガニスタンをはじめ国際社会に対する日本の責任なのであります。
 (そういや民主がアフガンに議員団派遣するとか言ってたけどどうなったんだろう?)
 そんな重要な法案をまともに審議せず、政策協議すらダメなんてほざき、選挙の為に法案反対、とにかく反対、何でも反対と本末転倒なことを駄々っ子のように喚き散らした民主党。
 そんなこんなで散々議論引き伸ばして今更『8月からやったらよかったじゃないか』とかほざく。
 ホントどのツラ下げて言いますかねこの珍生物は。
 大体にして安倍氏が辞任を決意した一因に民主の会談拒否もあったでしょうよ。
 『ご挨拶』だったとしても、そこから広がる話はあったはずです。
 つか、あれだけ『テロ特措法通したい、そのためのすり合わせもやぶさかでない』と話していたのに『何について話すか分からない』ってのも無いでしょう。
 もし本気で言っていたならそれこそ小学生にももとる理解能力でございまして、こんなんが政治家やってるって時点で東雲、日本の将来が不安で不安でたまりません。
 加えて自身も辞任茶番劇に加えて新テロ特措法の扱いを二転三転させ、がっつり遅延要素を作っているにも関わらず、そんなん華麗にスルーで全部安倍氏になすりつけ。
 そんな無責任さらしてるんじゃ、そりゃ政府も噛み付きますわな。
 
 大体ですね重要法案が目の前にあるってのに中国詣でしてるって時点でおかしいんです。
 『閣下の憂鬱』様でも取り上げられておりますが、重要法案審議のため必要と考えたからこそ、公式な手続きで会期延長したわけで、そんな中悠長に中国詣でしてる暇なんて無いんですよ、日本国の国会議員であれば。
 それを「本来なら国会は閉会している時期だ。自民党の都合で会期が延びただけで、批判はお門違いではないか」と、言い訳にもならない言い訳で誤魔化そうとするオザー民主。
 いやはや民主主義を根本から否定してくれるような発言でございますが、宗主国がアレですから許されると思ってるんでしょうね。
 とりあえず我が国には中国様の議員は不要でございますので、さっさと議員バッヂ返上してくれませんかね、民主党諸氏?

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無責任にもほどがある

 東雲は激怒した。必ず、かの媚中無責任の首相を除かなければならぬと決意した。東雲には政治がわからぬ。東雲は、しがない大学院生である。式を描き、フラスコを振って暮らして来た。けれどもヒダリっぱに対しては、人一倍に敏感であった。
 
 ……とまぁかの名作『走れメロス』をパロってみた東雲です。
 いやまあこんな記事読んで激怒すんなというほうが無茶ってものなんですが、激怒とくればメロスかな、と、そんな短絡思考で書いてみたんですが……。
 何はともわれ、太宰先生ゴメンナサイ。
 
 と、思わずそんな小ネタを挟んでしまうほど激怒(どんな激怒だ?)してしまいました東雲でありますが、普段(比較的)温厚な東雲をして激怒させた記事とはこちらでございます。
 ご覧ください。

<以下引用>

みなさんに花を持たせるため 海自帰国行事欠席の首相
12月5日8時2分配信 産経新聞

 福田康夫首相は4日の参院外交防衛委員会で、海上自衛隊のインド洋派遣部隊の帰国行事に出席しなかった理由について「他の出席者に花を持たせるため」と説明、苦しい“言い訳”に委員会室は失笑に包まれた。

 「官房長官も防衛相も行かれ、民主党の方も、与党の皆さんもたくさん参って歓迎の意は十分尽くされていた。皆さんに花を持たせるってこともあるじゃないですか」

 11月23日の補給艦「ときわ」の帰国行事に欠席した理由について民主党の白真勲氏に尋ねられた首相はこう答弁した。

 首相周辺は「行く気はあった」というが、防衛省幹部は「11月28日の栄誉礼拒否といい、首相が自衛隊をどう思っているのか分からない」と失望感をあらわにした。

<Yahoo Newsより>

 ふ・ざ・け・ん・な
 
 『栄誉礼受けない最高司令官?』でも書きましたが、日本国総理大臣といいますのは同時に自衛隊最高司令官でもあるわけです。
 それが、長く苦しい任務から無事帰国する隊員を迎える行事に出席しない、何事ですか。
 『他の出席者に花を持たせるため』? 冗談言っちゃいけません。
 彼らの命令系統においては日本国首相が最上位であり、つまり首相の命令によって彼らは任務に赴いたのです。
 代が変わろうが関係ありません。彼らは当時の首相一個人に従ったのでなく、最高司令官、つまりは日本国総理大臣に従ったのですから、現首相である福田氏にはこれを迎え入れ、『お疲れ様』と一声かけてやる義務があります。
 『失笑に包まれた』なんて書かれてますが、仮に東雲がその場にいたとしたら殴りかかってますよ、ホントに。
 自衛隊最高司令官という総理大臣の一つの職責も全うできず、それでいて特アに媚びへつらうを至上目的とする人間が日本国首相を名乗るとは……世も末です。
 『防衛省幹部は「11月28日の栄誉礼拒否といい、首相が自衛隊をどう思っているのか分からない」と失望感をあらわにした』そうですが、クーデターが起こらないのが摩訶不思議ですよ、いやホント。

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2007年12月 4日 (火)

徴兵制『議論』が憲法違反?

 とゆーわけで東雲です。
 未だ抜糸が済んでないのでキーボード打ちにくいったらないんですが、あんましスパンをあけると忘れられてしまいそうなんで本日はこの一本を。
 
 先月末からしばらく諸事情によりニュースウォッチができなかったんですが、久々にニュースを見てみますと、なにやら東国原知事が徴兵制発言で謝罪してるとか何とかで。
 東雲には何のことかさっぱりだったんですが、なにやら確認してみますと『若者にはある時期、規律を重んじる機関で教育することが重要』との観点で『徴兵制が必要』と知事が発言したようでして、それによって例の如くヒダリっぱが噛み付いたと、なにやらそんな話でございます。
 とりあえずはこれに関しまして1日の毎日の記事を見つけましたのでご覧ください。

<以下引用>

東国原知事の徴兵制発言:「憲法違反だ」抗議申し入れ--共産 /宮崎
 県民との座談会で徴兵制に賛意を示すような発言をした東国原英夫知事に対し、共産党県委員会は11月30日、県秘書広報課を通じて「憲法9条で戦争放棄を宣言し『徴兵制』は明確に否定されている」と発言取り消しを求める申し入れ書を提出した。

 申し入れ書では、発言は「地方自治体の長としてふさわしくない」と抗議した上で、知事が8月15日に靖国神社を参拝したことにも触れ「過去の侵略戦争を正当化する流れは国内外の批判に逆行する」としている。津島忠勝委員長は会見で「県産品PRに活躍していることは評価する。だが、知事の一連の行動や発言には戦争を正当化する意図が感じられる」と述べた。

 知事は11月28日、建設業者との座談会で「徴兵制があってしかるべき。若者にはある時期、規律を重んじる機関で教育することが重要だ」と述べた。

<毎日jpより>

 正直な話、『心身の育成』を目的とした『徴兵制』論に関しては、東雲は賛同いたしかねます。
 いや別にヒダリっぱの如く『戦争反対、絶対平和ああぁぁぁっ!』と叫ぼうってな話ではなくですね、現実問題としてムダが多すぎると、そういった観点から反対するわけです。
 そもそも『徴兵制』とは一定年齢の男性(あるいは女性も)を兵士として徴用するシステムでありますが、兵数がモノを言ったのはそれこそ50年やら100年やら前の話でありまして、現代の戦争においてはハイテク化が進み、一般的な従軍期間(1~2年)では碌な育成もできないため無意味であるどころか、兵一人を育成する期間、コスト、加えて若い人間を軍に拘束することによる経済的損失など考えればマイナスなわけでございます。
 自衛隊にしたって素人が大量にやってきたとしても対応に困るでしょう。優秀な指導官を身体もできていないズブの素人に付けなければならないんですから。
 実際、世界一の軍事大国といわれるアメリカでも、名簿は作成されて入るものの現在徴兵制は停止されております。むしろ世界一の軍事大国だからこそそうなのかもしれませんが、現代日本においては徴兵制を敷くメリットよりもデメリットの方が大きいのです。
 
 と言いますかですね、本来『愛国心』や『規律を重んじる心』なんていう、日本社会を生きるうえで必要最低限のものは『社会に適応できる人間を育成する』という目的を持つ教育機関、とどのつまりは学校で教えるべきものでありまして、それを阻止している日教組始めヒダリっぱが何言うものぞという話なのでありますが、そもそも彼らにしてみれば、来る中国様による解放の日を穏やかに迎えたいということなのでしょうから、『愛国心』なぞとんでもないという論調になるのでしょう。
 つかそもそも、学校でちゃんとこういった育成をしていれば東国原知事もこんなこと言わんで良かったんじゃないかと、東雲なぞは思ったりしますよ、ええ。
 
 加えまして「憲法9条で戦争放棄を宣言し『徴兵制』は明確に否定されている」という発言にもヒダリっぱの何も考えていないという本質は現れておりまして、そも『徴兵制を論ずる』ことは否定されていないと申しますか、これを否定するならそれこそ彼らの大好きな『表現の自由』『内心の自由』に反することになるでしょう。
 なにこのダブルスタンダード?
 核保持議論のときもそうでしたが、なぜ彼らは言論すら封鎖しようというのでしょうか。
 これなんて治安維持法?
 まあ人権擁護法案通そうとしているあたり治安維持法復活を目論んでたりするのでしょうが。
 でも連中、治安維持法は徹底的に批判しますよね?
 守られる対象が『国体』から『特アやら同和やらのジンケン』に変わるとこんなにも違うんですね、いやビックリです。
 なにこのダブルスタンダード?
 
 大体ですね、議論するということはその後、つまり施行させるまでの全ての話をするということでありまして、現時点で徴兵制が違憲ならそれを改正させることも含めて議論すると、当然そういった話になるわけです。
 その議論すら禁止ってあーた、いったい何処の中国共産党?
 日本共産党と中国共産党は違うなんて何処ぞで聞きましたが、本質的には同じですよね。
 といいますが、共産に限らず中国共産党日本支部所属の政治家が多いこの現状、いい加減何とかなりませんか?
 
 そしてもう一つ。
 『知事が8月15日に靖国神社を参拝したことにも触れ「過去の侵略戦争を正当化する流れは国内外の批判に逆行する」としている』と、まぁヒダリっぱの常套句を吐いてくれちゃっているわけですが、日本という国のために文字通り命がけで戦ってくれた英霊に対し敬意を表し、その冥福を祈るのは『日本という国の』地方自治体の長として当然と思うんですが、違いますか?
 むしろ最低限日本人は英霊に対してそういった念を持つべきだと思うのですが、違いますか?
 むしろ貴様ら英霊に対しそういった念を示したことがありますか?
 まあ本来なら皆が皆靖国神社へ参るべきだとは思いますが、それこそ一億数千万人を許容できる容量はさすがの靖国神社にもないでしょうし、8月15日あたりには大阪に戻っており参拝できない東雲としてはそう偉そうに言える話でもないのですけれども……。
 それでも英霊を侮辱し、あまつさえ英霊を思う心を『過去の侵略戦争を正当化する流れ』などと言い捨てる馬鹿どもがいるということが許せない、しかもそれが曲がりなりにも日本国の政治家であるという事実に、東雲は怒りを隠せないのです。
 国と国のために戦ってくれた方々をすっ飛ばして『国民のために』なんて胡散臭いことこの上ありませんよ。
 今後は選挙時に『愛国条項』を提示すべきだと思うのですが、いかがですか?

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