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2008年2月 2日 (土)

あの国には『自業自得』という言葉は無いのか?

 とゆーわけで東雲です。
 ……ぬぅ、実に一週間ぶりの更新ですか。
 このムラの大きさはいい加減何とかしなければなりませんね。
 
 さて、そんなわけで今日のお題は先日の中国産毒餃子についてでございます。
 
 ダンボール肉まんだの鉛玩具だの冗談としか思えないその品質の粗悪さが国際的にも有名な中国。
 北京五輪に関しても各国選手がその環境状態の極悪さを懸念する始末でありまして、そろそろ世界的に規制かけなきゃならないんじゃないかと東雲は思っていたりするのですが、そんな中で起こりました中国産毒餃子事件。
 読売新聞(2月1日23時12分配信)によれば、被害者が食した餃子から日本における基準値の実に400倍強、成人の一日許容量のおよそ9倍のメタミドホスが検出されたというんですから尋常ではありません。
 日本であれば当然まず最初に該当企業が謝罪、製品の回収に走るところですが、そこは中国クオリティ、その当該企業である天洋食品は謝罪どころか物言わずだんまり。
 さすがに中国政府は北京五輪を前に事態収拾に躍起になっているようですが、言論の自由が無いかの国でこんな報道がなされる辺り、その本気度合いに疑念を持たざるを得ませんな。
 
 ご覧ください。

<以下引用>

中国紙、日本の報道を批判「中国食品恐怖症引き起こした」
2月1日21時41分配信 産経新聞

 【北京=福島香織】人民日報系国際時事紙「環球時報」は1日、中国製冷凍ギョーザの中毒事件の政治問題化を懸念する論評を掲載した。この事件で中国紙が本格的な論評を発表するのは初めて。インターネット上では「日本人が毒で死ぬのはいいことだ」といった“民族主義的”書き込みもあるが、当局としては迅速さと誠実さを必死にアピール。事件はすでに香港、韓国などにも波紋を広げており、五輪開催直前、自らの立場を擁護しつつ国際社会の反発をかわそうとする中国側の腐心ぶりがうかがえる。

 環球時報の論評は、「日本メディアが中国ギョーザを包囲攻撃」と題し、「中毒事件の真相がはっきりしない前に、日本メディアが口をそろえて中国ギョーザの罪を責め、日本市場に中国食品恐怖症を引き起こした」と批判。「こういう時、新聞は一層慎重に報道してこそ、消費者にとって真に責任ある態度なのだ」と日本側の報道抑制を呼びかけた。

 さらに中国商務省専門家の発言を引用する形で「日本のメディアは些細(ささい)なことを大げさに報道して人を驚かせるのが好きだ」「中国企業が故意に日本に有毒物を輸出することはありえない」と中国側の立場を主張。問題の背景に、日本の戦略的安全保障問題や中日農産品貿易の紛糾などの矛盾があると指摘し、事件の政治化を懸念した。また社会科学院の専門家は「日本の貯蔵、流通など技術上の問題」など中国側以外に原因がある可能性をほのめかした。

 全体で報道のトーンが抑えられている中、あえてこういった論評が出るのは、ネット世論など庶民の反応に反発的なものが増えているからだろう。捜狐ネットなどの掲示板では、国家品質監督検査検疫総局が製造元企業に生産停止を命じたことに「なぜ日本人を怖がるのだ?」「中国食品を悪者にするのは中国の発展への嫉妬(しっと)だ」「小日本を毒殺しろ」といった感情論がでている。

<Yahoo Newsより>

 実にけたっくそ悪い記事ですが、かといって投げっぱなしにするわけにもいきません。
 一つ一つ見ていきましょう。
 
 そもそも本事件の該当商品は冷凍餃子でありますが、これは製作過程において当然『焼きます』が、このメタミドホスは加熱により窒素酸化物、イオウ酸化物、リン酸化物などに分解します。
 これらも有毒ではあるのですがそれはともかくとして、野菜の残留農薬だとすれば調理前洗浄ないし加熱によってそのおよそが分解するはずで、少なくとも許容量の9倍なんて量が残存なんかしやしません。
 となれば調理時にメタミドホスをもっさり盛ったか、あるいは発送後に誰かが包装を破って入れたという話になります。
 
 が。
 
 時事通信(2月1日22時0分配信)によれば冷凍保管されていた餃子の皮と中身からそれぞれメタミドホスが検出されており、調理・発送後に混入したとは考えられないのです。
 メタミドホスというのは融点44℃の水溶性無色結晶でありまして、これを包装内部に混入させるとすれば方法は3つ。
 即ち固体のまま入れるか溶融していれるか水溶液にして入れるかです。
 つまり普通に注射器などで注入したとして、メタミドホスが付着するのは皮なのです。
 そして先述のいずれかの方法で注入したとしても、冷凍保存状態にある以上メタミドホス、ないしその水溶液は固体状態で餃子表面に付着するため、内部に浸透したとも考えられないのです。
 しかるに皮に接してない内部からもメタミドホスが検出されたわけで、それ即ち包装前、工場において混入したとしか考えられないわけです。
 
 つまり現状では、黒とは言わないが限りなく近い灰色という状態で、また実際被害が出ている以上危険を喚起するのは当然なわけでございます。
 それを環球時報は「中毒事件の真相がはっきりしない前に、日本メディアが口をそろえて中国ギョーザの罪を責め、日本市場に中国食品恐怖症を引き起こした」などとほざく。
 あげく「日本の貯蔵、流通など技術上の問題」などと責任転嫁。
 『問題の背景に、日本の戦略的安全保障問題や中日農産品貿易の紛糾などの矛盾がある』とおよそ無関係に思える話まで持ってきて難癖をつける始末。
 大体にして、食品に限らず中国製品は多くの国々で危険視されておりまして、わざわざ日本が『中国ギョーザを包囲攻撃』なんぞする必要がございません。
 まさに自業自得というヤツですが、それを一向に理解してないチャイニーズ。
 そんな無責任な連中に『新聞は一層慎重に報道してこそ、消費者にとって真に責任ある態度なのだ』なんて言われても『どの口が言う』としか答えようが無く、とりあえず良く映る鏡を用意しろと、そう思うわけであります。
 
 さらにやつらの異常性はとどまるところを知らず、この件に関しインターネット上で「日本人が毒で死ぬのはいいことだ」「小日本を毒殺しろ」などと、もはや『お前らホントに人間か?』と言いたくなる様な書き込みがあるそうで、もうこれは民度が低いとかそれ以前の問題と東雲なぞは思うわけです。
 日本における対中、対韓感情は一部を除き相変わらず宜しくないものですが、それでも同様の事件が中韓で起こったとして「シナ、半島人が毒で死ぬのはいいことだ」「シナ、半島を毒殺しろ」なんていう人間はまずおりません。
 仮にそんなアフォがいたとしても周りから集中的に責められるのが落ちであります。
 多くの方が毒に見舞われ、中には重傷患者もいる現状で『ざまぁみろ』と言える国民性ではないのです。
 それに対してこんなことを平気で言えるチャイニーズ、そしてそういったチャイニーズを生み出した中国の偏向捏造愛国教育。
 いい加減日本は中国と縁を切るべきと思いますが、いかがですか?

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