真・保守政策研 GJ!
これまで幾度となく取り上げてまいりましたチベット問題。
世界中が中国に対し非難の声を上げる中、相変わらずのへたれっぷりを晒す政府に危機感を覚える東雲ですが、さすがといいますか、この方々はやっぱり違います。
こちらをご覧ください。
<以下引用>
<真・保守政策研>「中国は人権弾圧即刻停止せよ」と声明
4月18日0時27分配信 毎日新聞
自民党と無所属議員でつくる「真・保守政策研究会」(会長・中川昭一自民党元政調会長)は17日、チベットの暴動問題を踏まえ、「中国政府は人権弾圧を即刻停止せよ」などと訴える声明を決議した。5月に来日する中国の胡錦濤国家主席との日中首脳会談の前に決議内容を福田康夫首相に伝える。
このほか、中国政府に(1)報道機関の自由な現地取材と国際機関の調査受け入れ(2)チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世との速やかな対話--などを求めている。
<Yahoo Newsより>
いやはやさすが真・保守政策研、GJでございます。
……いや、本当ならごく当たり前のことなんですけどね、中国の人権弾圧にはっきりと『NO』を突きつけるなんてことは。
しかし政府がヘタれ、日本が世界から中国の共犯扱いとみなされている現状において『正常な日本』を示すというのは、やはりGJではないかと東雲は思うのです。
チベット問題に関心が高い国会議員で構成されているはずのチベット議連ですら『報道の自由がない中で、中国政府による一方的なプロパガンダや弾圧がなされている疑義を持たざるを得ない状況が悪化するなら、胡錦濤国家主席の訪日を到底歓迎できない状況になりかねない』なんて、ゆるゆるの声明しか出せないんですからね。
つか、『疑義を持たざるを得ない状況』とか『到底歓迎できない状況になりかねない』とか、一体どんな日本語ですか?
いやはや回りくどく、分かりにくい、なんでここまで『対中配慮』をせにゃならんのかという勢いの文言でございます。
東雲はよく見させていただいております『博士の独り言』様で知ったのですが、実はこのチベット議連の声明、最初はもう少し強い物言いだったそうです。
が、平沢勝栄の『これはちょっと過激な言い方だから、もう少し抑えた表現に変えたほうがいい』という発言で、こんなへなへなな文言になったそうで。
正直最初の文言すら弱すぎると思っておりましたのに、更に弱めるこのヘタレっぷり。
『チベット問題を考える議員連盟』なんて仰々しい名前を振りかざし、しかし結局名前だけかと、東雲は絶望するわけです。
つか、そろそろJAROに訴えるべきじゃないでしょうか?
それに対し、やっぱり真・保守政策研は違います。
『中国政府は人権弾圧を即刻停止せよ』と明確に要求。
『人権弾圧あるかもしれないなぁ、このままだと歓迎できないかもしれないなぁ』なんてへろへろへにょへにょしている連中とは根本的に大違いです。
また真・保守政策研は会長の中川昭一氏はじめ中国のような特アに屈しない筋の通った方々が多く集っておりますため、尻すぼみになるようなこともないでしょう。
現在は非主流派に位置づけられる真・保守政策研でありますが、『普通の国、日本』となるためにも、一刻も早く彼らが主流派に返り咲くことを願ってやまない東雲です。
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