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2008年6月22日 (日)

この老害を処分しろ!

 『拉致問題を再調査する』という『発言』、ただそれだけに対して、北朝鮮に対する制裁の一部を解除すると息巻いております首相福田。
 
 アホかこいつ、と先日の稿でも取り上げましたが、これを後方支援する連中がいるってんですから、日本国民としてはたまったもんじゃありません。
 
 えぇそうです。
 ご存知、老害山崎拓でございます。
 日朝なんちゃらかんちゃらを率い、喜び組との変態プレイに心ときめかせる迷惑千万エロジジイ。
 北の川砂利利権を持ってるなどの噂もあり、渡航自粛要請があるにも関わらず『は、早く北で変態プレイを!』と鼻息荒く渡航準備を進めております。
 
 さて、そんな山崎でありますが、しかしさすがにこんなエロジジイの性癖のために日本国を売るわけにはいかないと思ったか、所属政党たる自民党からこやつを非難する声があがりました。
 誰あろう、安倍晋三前首相でございます。
 
 首相当時はヘタレまくりで『氏』『首相』付けを排除していた東雲でありますが、首相辞めた途端に元来の安部氏が戻ってきたようで、現在また『氏』『前首相』が付いてきております。
 
 まぁそれはともかくとしてですが、この安倍氏、山崎に対しきっぱりと『国会議員が、交渉を行っている政府よりも甘いことを言ってしまったのでは、政府の外交交渉能力を大きく損なう。百害あって一利なしだ』『百害あって利権ありと言いたくなる。国会議員は国益を考えて行動すべきだ』と物申しまして、まともな日本人からは拍手喝采を浴びております。
 一方山崎はといえばこれにぶち切れ『幼稚な考え』『謝罪と撤回を要求するニダ!』と喚いておりまして、これまたまともな日本人の失笑を買っております。
 
 そんな安倍氏vs山崎エロ拓でございますが、どうやら山崎はこんな寝言を吐いているようで、侮蔑を交えて紹介してやろうかと思います。
 どうか笑ってやってください。

<以下引用>

「非核化交渉の進展わかってない」山崎氏が対北朝鮮強硬派を批判
6月21日19時18分配信 産経新聞

 自民党の山崎拓元副総裁は21日、福岡市内で講演し、北朝鮮が近く核計画に関する申告書を提出する見通しとなったことについて「核計画をやめさせようという動きがもう胸突き八丁まで来ていることを、実は日本の政治家、わが党の政治家もよく分かっていない」と述べ、対北朝鮮外交をめぐり対立している安倍晋三前首相を念頭に対北朝鮮強硬派の動きを批判した。

 山崎氏は「国民感情として『拉致問題が完全解決しないと後のことはどうでもいい』というような感覚がありすぎる」と指摘し、「北朝鮮の核完全放棄が今一歩のところまで来ているのだから、そこを考えないといけない」と述べた。

<Yahoo Newsより>

 大爆笑。
 
 ここまで現実が見えてないと、いっそ哀れにすらなってきますよ。
 いや爆笑しますけど。
 
 つかですね、言うに事欠いて『核完全放棄』ですよ?
 どんだけ夢見てんだって話ですよ。
 ちょっとこちらを見ていただけますか?
 
<以下引用>

外相、北の「核申告」先送り容認も…別文書案が浮上
6月21日3時13分配信 読売新聞

 高村外相は20日の記者会見で、北朝鮮が抽出済みプルトニウムの総量などの資料を6か国協議議長国の中国に提出する「核計画申告」に、核兵器関連の情報が含まれない場合も、非核化を促進する観点から容認する考えを示唆した。

 申告は近く行われる見通しで、日米韓の間では、申告と別に、核兵器に関する将来の申告を約束した文書を提出させる案が浮上している。

 外相は「(申告基準を)緩くしても次の段階で(核兵器の申告を)やった方が非核化の目的を達成する上でいいとの考え方もある」と述べた。米韓などが6か国協議の進展を優先させる立場から「核兵器廃棄プロセスは核計画申告後でよい」と態度を軟化させたことを受け、柔軟に対応する考えを示したものと見られる。

 これに関し、19日の日米韓首席代表会議で、日本が「6か国協議が核全面放棄に向けた次の段階に入った後、核兵器の申告と廃棄を行うと約束する別の文書を作成させる」と提案、米韓も検討する方針を示したことが明らかになった。

 核計画申告には、プルトニウム抽出量のほか、〈1〉原子炉の稼働記録〈2〉核関連の物資・施設・計画--などが含まれると見られる。

<Yahoo Newsより>

 前日ですよ?
 前日に『核兵器の申告先送り』が言われてるんですよ?
 それで『核完全放棄』って、一体全体何のギャグですか?
 
 まぁ、本来最優先させるべき『戦略核の放棄』を先送りする米韓や日本政府もどうかと思いますよ?
 特に『民生核のみで(実際は不明ですが)核兵器は作らない』と言っているイランには強行に行くくせに、明確に核兵器を開発している北朝鮮には甘々に対応する米国、ふざけんなと思うわけですが、しかしそれで『核完全放棄』とか言える度胸に感服ですよ、いやホント。
 むしろのーみそ融けてんじゃねぇ? とか思ったりするわけですが、本人至って本気ってんですからホントもう始末に負えません。
 
 挙句『国民感情として『拉致問題が完全解決しないと後のことはどうでもいい』というような感覚がありすぎる』なんてほざいてるんですよ?
 そもそも日本の立場として『拉致問題の解決』を最前提としてるのに、そんなことお構いなしにほざいてるんですよ?
 そんな甘い態度示せばまた『拉致は解決済みニダ! 今度は日本が誠意見せるニダ!』というに決まってるじゃないですか。
 まさに安倍氏の『(対話路線で拉致問題が進展しなかったことを)学習してもらいたい』という言葉どおりですよ。
 『日本の政治家、わが党の政治家もよく分かっていない』とか喚いてますが、一体誰が一番分かってないのかっつー話ですよ。
 
 福岡2区住民は責任を持って次期衆院選でこの老害を処分していただきたい、そう切に願う次第にございます。
 
 
<追記>

 山崎拓に関しまして、『山崎拓を落選させる福岡市民の会』なるものが存在するようでございます。
 まんま山崎拓を落選させるための会なんだそうですが、是非とも頑張っていただきたいと思います。
 そんなわけでおすすめサイトにおいておきますので、是非一度ご閲覧ください。
 ただ開いた途端に『恐っ!』と思わせるような絵がございますので、心臓が弱い方は閲覧をご遠慮くださるか、あるいは深呼吸した後に薄目をしつつご閲覧ください。

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コメント

加藤紘一氏、

「拉致被害者、戻すべきだった」

とおっしゃったようですね。
つい(確信犯ですが)、ホンネがポロリ。番組で、語ってしまったようです。
それほど、(日本や北朝鮮について)危機感というかタガが緩くなっているのだと思います。
(福田政権のなせるワザでしょうか)

拉致被害者を蔑ろにし…
北朝鮮の国交正常化を推進する意図について。
安倍氏でなくとも、私利私欲が透けて見える気がします。

当然ながら、「加藤氏が顧問をしている「日朝国交正常化推進議員連盟」にまで及んだようで、
山崎氏の事務所秘書は、困惑した様子。

「それは加藤さんが言っている話で、山崎本人に確認しなければ分かりません。うちが言ったわけではないので、うちに聞くのはおかしな話では。議連ではなく、加藤さんに言うべきことだと思います」

と話しているそうです。
http://www.excite.co.jp/News/society/20080709/JCast_23254.html


同じ穴のムジナでしょうに。
で、その穴の奥は、間違いなく北朝鮮と繋がっているようです。
蔑ろにされた国民は、もっと怒って良いと思います。
こんな発言をしてしまう(危機感の薄れた)現状に危機感を覚えないと、将来が危うい気がしてなりません。

投稿: 元気 | 2008年7月10日 (木) 14時25分

元気様、コメントありがとうございます。

いや実は私、件の記事読んだ時にタイトルに『加藤氏:拉致被害者 返すべきだった』的なことが書いてありました。
私(と言うか大抵の日本人)の感覚からしますと当然『返す=拉致された方々を日本に返す』となりますわけでして、『うおぅ、あの加藤も遂に心入れ替えたか!? きっとかの日朝協議のときに北朝鮮は拉致被害者を全員返すべきだったと言ったんだな!』とか、のーてんきっぷりを如何なく発揮してみたんですが、実際記事を読んでみれば言ってる事は真逆。
やっぱり老害は老害かと思った次第でございます。

それにしても元気様の仰るとおり、日本では北朝鮮に対する危機感がなくなっているように思えます。
北朝鮮は罪もない日本人を何人も拉致し、変わりに工作員を送り込み、各国の反対を押し切り核兵器を開発し、そして既に忘れている方が多いようですが、日本へ向けて何本もミサイルを『試射』している犯罪国家でございます。
そんなんと手を取り合おうだなんて、東雲には正気の沙汰とは思えません。

大体、国交正常化優先派は『国交正常化すれば拉致問題も話し合って解決できる』なんてお花畑全開で話しているようですが、かつてクリントン政権が北朝鮮に対して宥和政策行った結果、核問題どうなりましたかって話ですよ。
国交正常化したって拉致が解決するわけないじゃないですか。
金を搾り取られておしまいですよ。
まぁ、老害連中はそれ(に伴うキックバック)が狙いなんでしょうが、ね。

しかし『それは加藤さんが言っている話で、山崎本人に確認しなければ分かりません』って、良いんですかね、聞いてしまって。
ともすれば加藤より鼻息荒く騒ぎそうな感じなんですが。

それにしても国益を最優先とし、国と国民を守るべき政治家が国民を蔑ろにする、ホント、大激怒していい話だと思います。
是非とも次期衆院選では各選挙区民に良識を示していただきたいものでございます。
いっそこれら老害を処分できるなら民主に投票もありかもしれません。
本当なら自民が国益を最優先させる人間を立てるか、はたまたそういった人間を立てる政党が現れるかすればいいんですが、ね。

本当はこれも記事に起こそうと思っていたんですが、最近どうにも忙しく更新に手が付きません。
そろそろ更新せにゃ、とは思うんですが……。

投稿: 東雲一葉 | 2008年7月10日 (木) 19時24分

東雲さま。
お忙しい中、コメントの返信をありがとうございます。

>いっそこれら老害を処分できるなら民主に投票もありかもしれません

はい。私もつい… 
考えてしまうようなこともございます。
でも、いけません。
そんなことをすれば老害どころか、北や南、中国の思うツボです。
安倍政権が退いたキッカケこそ、先の参議院選ではないですか。
「自民党にカツを入れるため」 と、民主党に投票された方がたくさんおられた結果と存じます。
ですが、どうなりましたか?
私は、参議院選の結果にとても危機感を抱いたのですが、
安倍首相の辞任には、(更なる危機感に)本当に心の底から寒気を覚えました。
そして、昨今のありさま。です。
もう、危機感の欠如は、国民レベルまで… 危機感が麻痺しているかのようです。

民主党に投票など。
マスコミの思うツボ。北や南、中国の思うツボ。
日本を貶める術中に陥っているような気がしてなりません。
今こそ、冷静に、行動すべきなのだと思います。
「生活が大事」、「差別社会」、「自民党に喝」…
耳障りの良い言葉に惑わされてはいけません。

諦めずに声を出し続けることが大事と考えています。
沖縄ビジョンや日中(民主党・中国共産党)「交流協議機構」など許してはなりません。
今現在、日本は、言論の自由が許されている国です。
疑問に思う声を広げていくことこそが大切に思います。

革命は、人々(集団)が起すのではなく、
個人の心の中に変化が起きて、多数の流れとなるのが本来の形のはず。ですよね。
急進的な特定の集団による革命(改革)でなく、日本人一人一人の心の中から生まれた目覚め(心の中の変化)が必要なのだと思います。

そのためにも、ブログでの発信。議員、マスコミへの応援、批判メール。
それが、やがて、危機感となり、改革に繋がっていくことを願っています。

投稿: 元気 | 2008年7月10日 (木) 22時58分

元気様、コメントありがとうございます。

いやはや失念しておりました。
『自民へのお仕置き』が今の参院でしたもんね。
老害分だけ省ければ、と思っていたんですが、確かに民主が一人でも多くなればそれだけ力が強くなってしまいますもんね。

……まさか、これら老害どもの狙いはそれですか?

そういえば山崎拓あたりも参院選時には安倍前首相のこき下ろしばっかやってましたしね。

『民主への政権移譲→自身も民主に転出→特アとウハウハ』とか狙ってるのかもしれません。
あな恐ろしや。

もうこうなれば政界再編ガラガラポンとやっていただきたいものですね。
そして二度と国を蔑ろにするアフォどもを表舞台に立たせないよう、情報および教育による人心の変革が重要かと思います。
そのためにはまず公明党の下野、願わくば解体ですね。

投稿: 東雲一葉 | 2008年7月10日 (木) 23時22分

東雲さま

なんだか、チャットみたいですね。(笑)

>そのためにはまず公明党の下野、願わくば解体ですね。

そうですね。下野、願わくば解体。
ですが、現実的には困難(無理!)だと思います。
なにしろ、宗教が絡んでいますから…

自民党(民主党)に見切りを付けた気概ある新党の結成。
いきなり与党は無理でしょうが、その存在を脅威と感じさせることだけでも意味(危機感)を持ちます。
いずれ政権与党となるべく最初の一票。
ぜひとも投じたいものです。
出来ませんかね、そんな気概と気骨を持つ政党。
待ち焦がれています!

投稿: 元気 | 2008年7月10日 (木) 23時39分

元気様、コメントありがとうございます。

>なんだか、チャットみたいですね。(笑)
確かにそうですね。
まぁ返信までにかなり時間のかかるチャットですが(笑

しかしコメント、ご意見を多くいただけるというのはありがたいことでございます。
コメントをいただけると『もっと頑張ろう』という気になりますね。

それにしても公明党、やっぱし解体はムリでしょうか。
矢野氏などが出てきて、ちょっとは動いてくれるかな、とか期待してたんですが……。

まぁ、創価の人間ってどっか飛んでますから、ね。
ちょいとよそで目にした記事ですが、『靖国に首相が参拝しても、首相が悪いのであって靖国は悪くない。だから政教分離してなくても悪いのは公明党であって創価は悪くない』とか言っておりますし。
そもそも政治に欠片も口出ししていない靖国神社と、公明党使って政治を引っ掻き回している創価学会・池田大作とは全く違うわけで、それこそが問題なはずなんですが、信者の目は曇りがち。
いや、もちろんまともな人間もいるにはいるのですが(友人にも何人か学会員がおりますが)、こと大作を崇拝する人間はどうにもまともに思えません。
こういった連中に『現実を見ろ』と言っても、ヌカに釘なのかもしれませんね。

そろそろ自民の真保守研や安部氏、民主の前原、松原氏あたりが自党から離脱して、平沼氏辺りと合流してくれないかなと思う昨今でございます。

投稿: 東雲一葉 | 2008年7月11日 (金) 09時34分

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