岩手・宮城内陸地震 各党対策室の連携は?
6月14日午前8時43分に発生しました岩手・宮城内陸地震。
午後8時半現在で6人の方の死亡が確認されたそうでございます。
現在も懸命の救助活動が続いており、一人でも多くの方が救われることを祈っております次第です。
さてそんな岩手・宮城内陸地震でございますが、政府、各党とも対策室、対策本部を設置、被災者の救助などに尽力しておりますようで、是非とも頑張っていただきたいと思ってはおるのですが、しかしこれまでの震災でもそうなのですが、それらが連携して対策にあたっているという話を東雲は聞いたことがありません。
実際には連携しているのかもしれませんが、聞こえてくるのは『対策室設置』『党首が被災地視察』などのニュースばかりでございます。
救助活動が一段落した頃合に国会で復旧予算どうのなどの話があることがありますが、こと急を要するのは被災直後の救助活動、まさに今現在でありまして、その際に各党対策本部が連携し、効率的な対処をすることが極めて重要と存じます。
『船頭多くして船山に登る』と申しますが、乱立した対策本部が現場を引っ掻き回しやしないかと、若干ながら不安に思う東雲であります。
仮に『アピール』としてこれを扱っているのなら、それは先の中国四川大地震をプロパガンダに使用した共産党政府と同じくらいに卑劣な所業でございます。
人命の危機には政党政局を超え、被災者救助というただ一つの目的のために協力、邁進していっていただきたいと存じます。
改めまして、一人でも多くの被災者の方が速やかに救助されますよう、心よりお祈り申し上げます。
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コメント
同様のことを考えています。
>『党首が被災地視察』などのニュース…
偶然、そのニュース映像拝見しました。
無修正だったようで… ?
呆れました。おそらく、もう流されることは無いのでは?
(土砂崩れダムの決壊を心配して至急の対応をお願いする女性とのやりとりでした)
福田首相に要望を聞いてもらおうと意思表示した(一歩前に出た)女性。
女性の必死な顔に(?)駆け寄って、手を握った首相。
「ダムの決壊が不安です。至急で対応をお願いします」
と、訴える女性。(被災しながらも気丈な聡明そうな30代らしき女性でした)
それに対し、首相の言葉。なんともトホホでした。
「ダム? そう、ダムね。【小声で】(ダムって何なの?)」
女性が、「ですから決壊が…」
声をさえぎり、
「そうね。綺麗な水を供給して、食べるものもね… ブツブツ…」
絶句する女性。目が宙を漂ってました。
ほんの数秒のやりとりです。
もう、流れることは無いでしょう。
この日本の首相であるお方は、今、現地がどういう状況で何が必要なのか… 知ろうとしていない。
それが如実に分かるやりとりでした。
思わず、溜息が出ました。
(その女性も呆気にとられて言葉を失ってました)
投稿: 元気 | 2008年6月19日 (木) 21時58分
元気様、コメントありがとうございます。
しかし、本当に呆れますね。
そもそも『視察:[名](スル)現地・現場に行き、その実際のようすを見極めること。(大辞泉より)』なわけで、この女性の訴えはその意味合いとして非常に重要な話なんですが、そんな言葉に耳を傾けず、的外れな話で遮る福田。
もうパフォーマンスにしか見えません。
大災害の折には、首相に限らず各党党首なども視察で現地入りしているようですが、その『成果』というものもきちっと出していただきたいものですね。
投稿: 東雲一葉 | 2008年6月20日 (金) 14時02分