「御名御璽をいただき」 一体何が間違っているのか?
これまで幾度となく総裁選に敗北し、それでもなお挑戦を止めることなく、ついに首相の座へと就きました麻生氏。
金融危機やら、ぶっちゃけ何が問題なのかさっぱり不明な中村前国交大臣の発言によるヒダリっぱの言いがかり、それに伴う辞任と、就任早々様々な問題に直面しておりますが、決して折れることなく正道を進んでいただきたいと切に願う東雲でございます。
さて、そんな麻生総理、その所信表明演説にて以下のような発言をされたそうです。
これに対しての野党の批判もあわせ、まずはこちらをご覧下さい。
<以下引用>
麻生首相 歴史認識で「村山談話」踏襲を表明…代表質問
10月2日21時50分配信 毎日新聞
麻生太郎首相は2日、衆院本会議の各党代表質問で、日本の過去の侵略と植民地支配について「(これを謝罪した95年の)村山談話、(戦後60年で改めて謝罪した)05年の小泉談話は先の(第二次世界)大戦をめぐる政府としての認識を示すものであり、私の内閣でも引き継いでいく」と述べ、踏襲する考えを示した。社民党の重野安正幹事長の質問に答えた。
重野氏はさらに、首相が所信表明演説で「かしこくも御名御璽(ぎょめいぎょじ)をいただき」などの表現を使ったことに関し「麻生内閣全体に古い保守のDNAが受け継がれている」と指摘。共産党の志位和夫委員長も、首相が「118年にならんとする憲政の大河」と述べたことについて、「戦前の天皇主権から戦後の国民主権に180度転換したとの歴史認識を持っていないのか」とただした。
麻生首相は「首相の任命が1世紀を超えて続いているという伝統、その集積と重みと末端に連なる責任の重さを述べたかっただけだ」と答えた。
首相はまた、税制改正について「日本の潜在力を生かすことが重要。税制上の課題は多岐にわたるが、省エネ設備への投資促進、(日本企業の)海外子会社の利益を国内に還流させるための環境整備を年末に向けて検討する」と述べ、優遇税制に前向きな姿勢を示した。
【古本陽荘】
<Yahoo Newsより>
村山談話は正直見直していただきたいところでありますが、それにしても相変わらず野党の難癖はウザいものがありますね。
ヒダリっぱ新聞大手の毎日も、相変わらず悪どいものでございます。
そもそもこの発言、もとは『わたくし麻生太郎、この度、国権の最高機関による指名、かしこくも御名御璽をいただき、第92代内閣総理大臣に就任いたしました』というものでありまして、別に保守どうのだとか天皇主権どうのだとか、そういったものに繋がるものではありません。
大体にして『日本国首相』は日本国民でなく天皇陛下が任命するものであります。
彼らの大好きな(といっても九条やら十九条くらいのもんですが)日本国憲法の第六条にしっかりと書いてあります。
『天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する』と。
麻生総理はただこのことを言っただけでありまして、これっぽっちも問題となるような発言ではございません。
むしろこれを否定することこそ日本国憲法の、ひいては法治国家の否定であるのですが、そんなことにも気付かないんでしょうか、自称『護憲派』の皆さんは。
何でもかんでも『軍靴の音』に結びつけるのが朝日はじめヒダリっぱの常套手段ではありますが、もう少し考えないと足元をすくわれますよ?
まぁ、すくう足元がふわふわしておりますから、すくう以前に転んでるのかもしれませんが。
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