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2009年1月15日 (木)

これが危険な民主の正体

 もうだいぶ前の話になってしまいましたが、中山前国交相の『日教組はガン』発言。
 少しでも教育をかじっていれば当然とすら思えるこの発言ですが、マスゴミ、そして日教組はじめ様々な労組とベタベタな関係であります民主党のネガティブキャンペーンにやられ、多くの良識に惜しまれながらも中山氏国交相辞任と相成りました。

 さて、そんな日教組と民主党。
 なにやらその民主党参院会長であります輿石が日教組の会合でトンデモ発言をかましたようでございまして、本日はこれについて取り上げたいと思います。
 まずはこちらをご覧ください。

<以下引用>

民主・輿石氏、日教組にエール?
1月14日22時11分配信 産経新聞

 民主党の輿石東参院議員会長は14日、おひざ元の日本教職員組合(日教組)が都内で開いた新春の会合であいさつし、「教育の政治的中立はありえない」と述べ、「反日偏向教育」の根源ともいわれる日教組へのエールと受け取れる発言をした。教育や教員の政治的中立は教育基本法や教育公務員特例法で定められており、日教組に肩入れする同党の“危うさ”がまたぞろ浮き彫りになった。

 輿石氏は日教組傘下の山梨県教組(山教組)の元委員長。現在は日教組の政治団体、日本民主教育政治連盟(日政連)の会長でもあり、会合では「私も日教組とともに戦っていく。永遠に日教組の組合員であるという自負を持っている」と宣言し、政権交代に向け協力を求める場面もあった。

 平成16年の参院選の前には、山教組などで構成する事実上の輿石氏の政治団体が教員から選挙資金を集め、山教組幹部らが政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で罰金命令を受けるなどした。自民党の有志議員による日教組問題究明議員連盟(会長・森山真弓元文相)は、次期衆院選に向け日教組の偏向性を調査する構えで、議連から「輿石氏は標的になる」との声も出ている。

<Yahoo Newsより>

 もうね、民主党の危険性をこれでもかというくらいに示した記事だと思います。

 特にこれ、『教育の政治的中立はありえない』という発言。
 引用記事にもありますように、教育基本法や教育公務員特例法にて、教育の政治的中立はきっちりと書かれております。
 そして少なくとも教員免許を取得する上で、このことはきっちりと理解していなくてはならないのです。
 それを元小学校教諭であります輿石が知らないわけないのですが、それでも平気でこんな発言をかます。
 これはもう田母神論文とか、そんな次元の話ではありませんよ。

 はっきりと申し上げれば、別に教員である人間が職責外(職務中にやるのは論外)に自己主張する、これは別に構わないと東雲は思っております。
 国旗国家反対だろうが反日だろうが好きにやればよろしい。
 東雲はそれに対して徹底的に攻撃する、それだけでございます。
 しかしながらこの輿石発言は明確に法律を無視したものなのでございます。
 その罪に対し公人私人なんて区別はありませんが、もっとも法を遵守しなければならない一である国会議員、しかも参院会長がこんな発言をするとは常軌を逸しています。

 日本は法治国家です。
 立憲君主制である我が国では、天皇陛下ですら法を無視して好き勝手なさるなんてことはできません。
 それを高々議員風情がやってのける。
 まさに無法者。
 こんな無法者を参院会長に仕立て上げ、代表代行としている民主党。
 阿比留氏によれば、同じく民主党の幹事長であります鳩山も、これを諌めるどころか日教組に対し『選挙のときなどご支援をくださっております』と、日教組の違法行為を肯定したとのことで、これをトンデモ政党と言わずなんと言おうと、東雲は唖然とするばかりです。
 正直東雲、民主党が怖くてたまりません。
 政権取った瞬間に一切合財の法律を無視し、他政党禁止、独裁政権樹立を狙ってるんじゃないかと。

 加えてこの輿石、『私も日教組とともに戦っていく。永遠に日教組の組合員であるという自負を持っている』と日教組の政治工作員であることも暴露。
 日教組のために政治家やってますと臆面も無く言ってるんですから、もう尋常じゃありません。

 『日教組はガン』という中山発言は実に的を得たものでありまして、日教組がガンであれば、これが付着している民主党もガン。
 そんなガン政党に政権をとらせてしまえば、いよいよ日本がガンに侵されてしまうことでしょう。

 『一回くらいなら』と、次期衆院選で民主投票を考えている皆様、正気に戻ってください。
 その一回が身を、我が国を滅ぼしますよ。

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コメント

>『日教組はガン』という中山発言は実に的を得たものでありまして、日教組がガンであれば、これが付着している民主党もガン。
 そんなガン政党に政権をとらせてしまえば、いよいよ日本がガンに侵されてしまうことでしょう。

マスコミも民主も…
自民党(麻生氏)がガンだ。と… そう言い張っているのですよね。

ガンは変異した細胞であって、人間じゃないですから。(笑)
とにかく、病巣を野放しにした責任は重いですね。
無知の罪は重いということです。
信じる者は救われる。
だったらいいのにな。

世の中、きっと、そんなに甘くはない。ですよね。
世界(世の中)は、腹黒い。ですからね。

投稿: 元気 | 2009年1月15日 (木) 22時39分

元気様、コメントありがとうございます。

>とにかく、病巣を野放しにした責任は重いですね

 いやいやいやいや、元気様。
 野放しに『した』ではなく『している』です。
 現在進行形でございます、間違いなく。
 日教組と旧社会党というガンがある程度正常だった民主右派を侵食し、もとより悪性腫瘍だった朝日や毎日はおろか、まともだったはずの産経すら飲み込み、それら巨大なガンに、今度は国民が侵されて。
 政権支持率の急落はその結果じゃないでしょうか。

 信じるものは救われるのかもしれません。
 しかし、それも信じる対象によってきます。
 少なくとも、上っ面ばかりで内実がめちゃくちゃな民主なんぞを信じた日には救われるものも救われません。

 そろそろ強烈な抗がん剤を投与しなければならないんではないかと、そんな風に思う昨今です。

投稿: 東雲一葉 | 2009年1月15日 (木) 23時10分

>そろそろ強烈な抗がん剤を投与しなければならないんではないかと

きゃぁ~!!

ノミの心臓の私には… 
内部から崩壊しかねませんよぉ。
身も心もボロボロで… 

抗がん剤よりも…
免疫を高めたいです。
(正しく知り対応する力をつける)

投稿: 元気 | 2009年1月16日 (金) 00時54分

元気様、コメントありがとうございます。

>抗がん剤よりも…免疫を高めたいです

 もちろん、それができれば荒療治なんてする必要ありません。
 しかしながら戦前より延々と、日本はマスメディアに踊らされ、今なお大部分の日本人がマスコミを真実だと誤認しています。
 ネットの普及によって事実も知られてきているとはいえ、それはほんの一部であります。
 このままでは、免疫力を高める前に日本がガンにやられました、なんてことになりかねません。
 ならばここらでどぎついインパクトを与える必要があるんじゃないでしょうか。
 日教組の解体やマスコミの誤報・捏造に対する厳罰化など、無理やりにでもこなしていかなければ日本が治癒することは無いと思います。

投稿: 東雲一葉 | 2009年1月16日 (金) 09時25分

>日教組の解体やマスコミの誤報・捏造に対する厳罰化など、無理やりにでもこなしていかなければ日本が治癒することは無いと思います。

そうですね。
放置しての自然治癒は望めないと思います。

さて、解体や厳罰化が可能でしょうか?
法的なこと、よく分からないのですが…
想像で書くと(間違いは指摘願います)、
法案を作成し、提出、可決させるということでしょうか。
(立法:国会)
日教組の協力で成り立っているような党(民主党とか…)が賛成すると思えません。
マスコミの協力で成り立っているような党(民主党とか…)が賛成するとも思えません。
さて、どうやって… どのようにお考えですか?

私は、法案が可決のためには、下地(世論の高まり)が必要だと考えています。
その下地作りが、(基本が)知ることで、社会に対する責任意識を高めることなのですから…
なんとも心もとない。

>無理やりにでもこなしていかなければ日本が治癒することは無いと思います。

無理やりとは…?
革命をお望みですか?
麻生首相は、行政機関である内閣府の総理大臣に過ぎません。
三権分立がありますから… 飛び越えて、法案を成立させることは不可能なのでは。

投稿: 元気 | 2009年1月16日 (金) 20時35分

>しかしながら戦前より延々と、日本はマスメディアに踊らされ、今なお大部分の日本人がマスコミを真実だと誤認しています。

う~ん。
周りを見回すと…
踊らされているというより、踊るのを楽しんでいるような…
真実と誤認しているのか、真実だと思いたいのか…
触れたら(声を上げたら)、(常識的には)責任が伴います。
今就いている仕事を投げ打ち、家庭もないがしろにし、
改革のための活動に全力を傾けるかというと… それは、ナイ。と思う。
殆どの方は、それは政治家の仕事だと考えています。
(卵が先か… 的?)

一般の常識人と言われる(?)多くの中流意識の善良な国民は、
自らの足元がいよいよ危うくなるまでは動かない気がします。
誰かがやってくれないか。(希望:期待している)
悪い人探しをして安心する。(安定:今の生活を変えたくない)
(麻生首相が悪いと非難しても)多くの人は、(今現在)生活に困窮していないのです。
(問題が顕在化してからでは、後手に回るのですが…)
一億総中流で、平和で豊かであるゆえのジレンマかも。

さて、どうしましょう。
こうやって、愚痴るしかありませんかねぇ。

やはり、一歩ずつでも… 諦めず頑張る(周知)するしかなさそうです。
来年で、戦後が65年なら… 
65年以上かかるかもしれませんね。ギョエ~ 

投稿: 元気 | 2009年1月16日 (金) 20時59分

元気様、コメントありがとうございます。

>解体や厳罰化が可能でしょうか?

 可能ですよ。
 もちろんその為には世論の盛り上がりが必要ですが。
 
 政治家なんてものは世論を無視できませんから、『日教組解体すべし』『放送法厳罰化すべし』の世論が盛り上がれば、支持母体が日教組だろうがなんだろうが関係ありません。
 むしろ民主なんかは至極困ったことになるんじゃないでしょうか。
 
 その為には日教組の政治的活動やマスコミの偏向報道などが明確に法律違反であることを広めていくほかありません。(彼らの違法行為、一般には意外と知られていないようです)
 そしてそのためにも、中山前国交相や田母神前幕僚長のような、影響力のある人士が発言をしていく必要があります。
 本当は麻生首相が言ってくれるのが一番手っ取り早いのですが、今はさすがにちょっとムリだろうなぁとは思います。
 
 そしてある程度日教組とマスコミの害悪を広められたら、衆院3分の2を使って強行にでも採決。
 『無理矢理にでも』と申し上げたのは、例えばこういった、ある種の強制力を持って断行するという話です。
 そも日教組の違法行為を指摘する人間が、その法をぶち壊す革命を支持なんぞ致しません。
 
 なお、少々誤解されておりますようですので一点指摘させていただきますが、内閣は立法できますよ。
 まぁ厳密には『法案提出』でありまして、それを『採決』するのが国会、という話ですが。
 むしろ国会において成立するほとんどの法案は内閣提出の法案です。
 内閣提出法案に対して、議員立法は少ししかありません。
 システム的には『内閣:法案提出』→『国会:法案審議、採決』→『内閣:成立法案に従って行政』となっています。
 独裁状態においては『国会:法案審議、採決』が事実上存在せず、その為法案提出、即施行となりますため、歯止めが利かなくなるわけでございます。
 

>踊らされているというより、踊るのを楽しんでいるような…

 踊らされているんですよ。
 ただ始末の悪いことに、その踊らされている当人が『踊らされている』という認識を持っていないんです。
 だから、踊らされているにも関わらず、まるで自ら踊っているように振舞う。
 『踊るのを楽しんでいるよう』に見えるのは、おそらくその辺が理由だと思います。
 
 そもそも踊らされていないのであれば、マスコミが望むような方向へ世論が収斂することなんてありません。
 好き勝手に踊り、好き勝手な方向に突き進みます。
 ハーメルンの笛吹きが先頭にいるからこそ、ネズミはそちらへそちらへと向かっていくんですよ。
 

>今就いている仕事を投げ打ち、家庭もないがしろにし、改革のための活動に全力を傾ける

 一般の有権者がそこまでやる必要はありません。
 ただ内閣なり象徴なりに『○○に賛成』『○○に反対』と言うだけで良いんです。
 それが多数派となれば、行政も立法もそちらへ動くほかありません。
 もちろんそのためには十分な知識が必要で、それを学ぶための時間は、確かに必要かもしれませんが。
 しかし正しい知識をつけること、それ自体がそこまでの負担になるとは私には思えません。
 

>悪い人探しをして安心する

 まさにここです。
 元気様の仰る通り、一般人は自ら困窮する問題以外には寛容です。
 だからこそ、これを利用するのです。
 先に『日教組の政治的活動やマスコミの偏向報道などが明確に法律違反であることを広めていく』と述べましたが、まさにこれなのです。
 だからこそ中山発言があったとき、日教組やマスコミは慌てて潰しにきたでしょう、日教組とは何ぞや、という話になる前に。
 内実がばれれば国民の反感を買うのは明らかですから。
 朝日なんぞ、影響力とは相関が希薄な組織率を持ってきて『学力と関係ない!』なんて、火消しに躍起になっておりましたよ。


>やはり、一歩ずつでも… 諦めず頑張る(周知)するしかなさそうです

 それしかないですねぇ、こればっかりは。
 特に大抵の人の情報源は新聞やテレビなどのマスメディアですから、これがまず真実とは限らない、というところから始めなきゃなりません。
 これさえ理解してくれれば、あとは意外と何とかなるもんですが、いかんせんマスメディアの洗脳は激しいですから。
 ただ、そこまで力む必要もないんじゃないかな、と、私なんかはある意味楽観視しております。
 別に面と向かって鎮座して何時間と議論するじゃなく、食事時何となく見ていたテレビをネタに『これ、実はウソなんだ』と何気なく話題を振ってみたり、飲みの席で『実はKYの起源って朝日新聞なんだぜ』と小ネタを挟んでみたり、そういった小話的内容を徐々に刷り込んでいくのが効果的じゃないかなぁと、私なんぞは思います。

投稿: 東雲一葉 | 2009年1月19日 (月) 16時28分

>ただ、そこまで力む必要もないんじゃないかな、と、私なんかはある意味楽観視しております。

おそらく。
大衆のほとんどは、楽観視していると思います。
その楽観視のツケを払うのは、楽観視していた親世代でなく、子や孫世代であること。
そのことを無責任と言わず、何というのでしょう。
自分たちの権利を主張して、子らの将来の権利を危うくする。
これを恥知らずと言わず、何というのでしょう。

私、少し(?)怒ってます。
怒っても仕方ないのですが、怒ることを超えると、哀しくなるので…
怒っている方が、まだ、希望があるのです。

投稿: 元気 | 2009年1月21日 (水) 22時35分

元気様、コメントありがとうございます。

>大衆のほとんどは、楽観視していると思います。
>その楽観視のツケを払うのは、楽観視していた親世代でなく、子や孫世代であること。
>そのことを無責任と言わず、何というのでしょう。

 少々語弊がありましたでしょうか。
 少なくとも私は現状を楽観視できるほどの楽天家ではありません。
 しかし周囲の意識を変えていく、その点についてはそれほど悲観的になる必要は無い、そう考えております。

 むしろ必死な形相で延々と演説をぶったりするほうが忌避されるのではないかとすら思います。
 およそそういった演説に頷ける方というのは、既にある程度以上の理解をされている方が大半で、およそ踊らされる方は自分で深く考えず、難しい話からも逃げ出したいという方が多いですから。
 難しい話は第二段階以降にしていけばよいものでありまして、まず一番最初にやら無ければならないのは、肩の力を抜き、身近なことから簡潔に周囲に広めていくことではないかな、と思います。

投稿: 東雲一葉 | 2009年1月23日 (金) 13時18分

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