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2009年3月 6日 (金)

敵失対応 大人と子供

 にわかに騒がしくなってまいりましたオザー西松ベッタベタ事件。
 これに関して、自民側にも西松献金問題が飛び火するという情報がありましたが、政府はこげな反応しているようです。
 ご覧ください。

<以下引用>

西松献金事件、政府筋「自民まで波及する可能性ない」
3月5日23時42分配信 読売新聞

 政府筋は5日、西松建設の違法献金事件について、「自民党の方にまで波及する可能性はないと思う。あの金額で違法性の認識を出すのは難しい」と述べ、自民党議員に捜査は拡大しないとの認識を示した。

 政府筋が捜査の見通しについて言及するのは異例だ。捜査の中立、公正を確保する観点から批判を浴びる可能性もある。

<Yahoo Newsより>

 ……ちっ

 この際、名前が挙がっております二階やら加藤やらもしょっ引かれればいいのに、とか思っていたんですが、どうにもうまくはいかない様子。
 まぁそういうことを抜きにしても、犯罪は犯罪。
 与野関わらず真相を究明していただきたいところでありまして、検察には頑張っていただきたい。
 情報の出元を知りませんので東雲何ともいえませんが、自民の秘書も地検に呼ばれたという情報があるそうで、『まだだ! まだ終わらんよ!』といった心情でございます。

 さて、それはともかく民主の失点。
 これが自民の失点だったらマスゴミは徹底的に叩くんでしょうが、民主相手にゃユルユルヘロヘロ。
 それどころかテレ朝始めヒダリっぱなどは、いかにも陰謀であるという雰囲気を漂わせ、オザー擁護に躍起となっている始末。
 分かり易すぎるぞいくらなんでも、と、東雲心中ツッこまずにはいられないわけですが、さて相対する自民党はどうなっているかといいますと、どうやらこんな状況であるようです。
 ご覧ください。

<以下引用>

小沢代表こもる、麻生首相「はしゃぐべきではない」
3月5日22時7分配信 読売新聞

 民主党の小沢代表は5日、都内の自宅と個人事務所にこもり、沈黙を続けた。

 小沢氏は午前8時30分ごろ自宅を出て、東京・元赤坂の個人事務所にいったん入った後、東京・赤坂の別の個人事務所へ移動。民主党の西岡武夫参院議院運営委員長と会った後、正午過ぎに帰宅。午後3時20分ごろ再び自宅を出て、元赤坂の個人事務所に深夜までこもった。西岡氏によると、「元気だった」という。

 民主党は平田健二参院幹事長が5日の参院予算委員会の質問の冒頭で「小沢氏は国民に対する説明責任を果たした。小沢氏を先頭に政権交代へ不退転の決意でまい進する」と述べた。参院執行部を代表して決意を表明したのだという。

 ただ、長島昭久衆院議員(当選2回、比例東京)は5日、自らの後援会の会合で、「やましいことは一切ないということだから、信じていきたい。ただ、これから、小沢氏が『全く身に覚えがない』と言うことがひっくり返るような事実があれば、別の判断にならざるを得ない」と述べ、今後の進展次第では進退を問う可能性があるとの認識を示した。

 一方、政府・自民党内では楽観ムードを戒める発言も相次いだ。

 麻生首相は4日夜、河村官房長官と電話で話した際、「はしゃぐべきではない。そんなことより参院予算委を乗り切ることが大事だ」と強調したという。自民党各派閥の5日の総会でも、町村信孝・前官房長官(町村派会長)は「小沢氏のスキャンダルに浮かれず、政策と選挙態勢づくりに取り組まなければならない」と強調。伊吹文明・元財務相(伊吹派会長)も「政策以外の敵失を鬼の首をとったようにうんぬんするのはみっともない」と引き締めた。

 小沢氏と民主党への批判も続出した。民主党幹部が東京地検の捜査を「国策捜査」と批判していることについて、伊吹氏は「(国策捜査を)本当にできると思っている人が政権を取ったら何をやるのか。この一事をもっても民主党に政権担当能力はない」と断じた。町村氏も「誠に常識を欠いたむちゃくちゃな発言だ」と批判した。

 山崎拓・前副総裁(山崎派会長)は「5月に解散・総選挙を断行して、国民に信を問うべきだ」と語り、小沢氏と民主党が批判を浴びて逆風の間に衆院解散・総選挙に踏み切るべきだとの考えを示した。 

<Yahoo Newsより>

 前半部分はまぁ知ったこっちゃありませんが、敵失に対し首相は「はしゃぐべきではない。そんなことより参院予算委を乗り切ることが大事だ」との言。
 なんとも漢らしい。
 「政策以外の敵失を鬼の首をとったようにうんぬんするのはみっともない」という伊吹氏の言も実に大人な対応でございます。
 まぁ自民に飛び火する可能性も考慮しているのかもしれませんが、国会でカップ麺値段当てクイズや漢字テストかまして国民の顰蹙買ったクソガキ民主とは格段の差でございますな。

 『解散時期への影響は?』という報道陣の問いに『関係ない』と不機嫌そうに答えた麻生首相ですが、首相は一貫して『景気回復最優先』を述べており、あるいはこれは愚問ともいえます。
 もしオザーが逆の立場にいれば、即日解散総選挙でしょうがねぇ。

 スキャンダルに対する対応一つ取ってみてもこの差でございまして、次期衆院選で有権者が大人を選ぶのか、はたまたアダルトチルドレンな方々を選択するのか、実に興味深いところでございます。
 ……これで尚且つ『民主民主ううぅぅぅっ!』とか喚く馬鹿ばっかりだったら、本格的に日本終わるな、いろんな意味で。

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