『首相』が一番危ないじゃんかw
先日8月30日。
いよいよ民主党が政権を取ってしまいました。
しかも単独では衆院2/3に届かず、また参院で過半数を得ていないことから、社民などがキャスティングボードを握ってしまうという、考えようによっちゃ最悪のパターン。
まぁ社民党首がサンゴではないKYのみずぽたんですから、連立がうまくいかず政権瓦解、再編へ、という可能性も無きにしも非ずですが、現時点でラブぽっぽは『東アジア共同体マンセー!』、岡田なんかも『中国様ともっと仲良くするアルよ!』と叫んでる辺り、どうかなぁ、と。
今後、民主政権が国益を著しく損なう政策を実施しないよう、これまで以上に監視の目を光らせなくちゃならないと、そう決意を新たにする東雲でございます。
さて、そんな鳩山民主党。
特別国会が16日に開かれ、『鳩山首相』が誕生する手はずとなっておるようですが、その組閣に関して産経がこんな記事を書いております。
ご覧ください。
<以下引用>
閣僚候補への「身体検査」 甘ければ政権に大ダメージも
9月2日11時14分配信 産経新聞
衆院選に大勝した民主党が新内閣の発足に向け、閣僚など要職に起用される可能性のある議員らを対象に、カネや女性スキャンダルなどに関する「身体検査」(身辺調査)を進めている。新閣僚にスキャンダルが発覚し政権運営のつまずきにならないよう、事前に入閣候補者らを選別するのが狙いだ。トラブルの有無を調べるということの性格上、調査には限界もあるようだが、しくじれば政権の統治能力や危機管理能力を問われかねない。(佐々木美恵)
民主党が「身体検査」の対象としているのは、閣僚や副大臣、新設の「国家戦略局」メンバーなどの要職に就く可能性のある党所属の衆参両議員ら約200人。
政治資金の収支報告など「政治とカネ」で問題はないか、特定企業や業界などとの不適切な関係はないか-など過去にさかのぼって脱法行為の有無を中心に調べている。また法に触れなくても、金銭トラブルや女性問題、家族の不祥事など政治家としての資質を問われかねない問題を抱えていないかも洗い出すことにしている。
人事前の事前調査を「身体検査」と呼ぶのは旧日本軍が徴兵の可否を判定するために行った検査になぞらえてのことだ。
しかし、健康診断と違い、金銭スキャンダルやスキャンダルの有無を調べるのは容易なことではない。
自民党政権では党独自の調査に加え、警察や内閣情報調査室をはじめとする各省庁の情報網を活用した情報をもとに首相が最終判断してきた。
衆院選に勝ったばかりの民主党にはまだ、これらの情報を利用することは難しい。しかも、民主党は政権樹立後、政治主導を実現するため党所属国会議員100人を政府の要職に就けることを公約しており、調査対象は膨大だ。
このため、現段階では党幹部やスタッフが新聞、週刊誌の記事や地元の評判などで作った基礎資料で確認作業を開始した。人事構想が進み、対象者が絞られるのに伴って本格的な調査を行う方針だ。
一方、民主党が頭を悩ませているのは「要職リストに×をつける基準」(幹部)だ。
というのも、首相就任は確実となった鳩山由紀夫代表自身が、政治資金規正法収支報告書の虚偽記載など「故人献金」問題を指摘されているためだ。小沢一郎代表代行も西松建設からの違法献金問題を抱えたままだ。
党内には「この2件を上回るほどのトラブルを特記される議員はいないのではないか」(党関係者)との自嘲(じちょう)めいた声もあがっている。かといって基準を甘くすれば、リスクは増すことになる。
■安倍内閣 相次ぎ3人辞任
実際に「身体検査」の甘さが政権崩壊の一因となったのが安倍晋三内閣だ。
佐田玄一郎規制改革担当相、松岡利勝農水相、赤城徳彦農水相の3閣僚が、政治団体の事務所費問題で相次いで辞任。細目まで調査する時間がなく、閣僚側の自己申告をうのみにしてしまったものとみられるが、平成19年の前回参院選の大敗につながった。
その後、検査を徹底したはずの改造内閣でも、遠藤武彦農水相が組合長を務める農業共済組合の不正受給問題が発覚した。遠藤氏はわずか1週間で辞任したが、安倍政権の統治能力に疑問符がつくことになった。
続く福田康夫内閣でも太田誠一農水相に事務所費問題が浮上した。
慌てた福田首相が内閣情報調査室に全閣僚の再チェックを命じるなど対応に追われた。
<Yahoo Newsより>
『衆院選に大勝した民主党が新内閣の発足に向け、閣僚など要職に起用される可能性のある議員らを対象に、カネや女性スキャンダルなどに関する「身体検査」(身辺調査)を進めている』
↓
『首相就任は確実となった鳩山由紀夫代表自身が、政治資金規正法収支報告書の虚偽記載など「故人献金」問題を指摘されている』
ちょ、なにこの自虐ギャグw
つか、身体検査もクソも首相が一番真っ黒じゃねぇかw
『この2件を上回るほどのトラブルを特記される議員はいないのではないか』なんて言ってる場合じゃねぇよw
まぁ、『故人献金』だのオザー=ニシマツだのというのは、もう大分前から言われていたことであり、こういった状況に陥ることもさんざっぱら言われていたわけですが、トリ頭というか何というか、そんな連中に『政権交代マンセー!』『自民におしおき~!』と一票投じてしまう、そんな大多数の有権者のおめでたいのーみそが東雲にはさっぱり理解できません。
あるいはラブぽっぽからのトリインフルエンザに感染してしまったんでしょうか。
鳥インフルエンザと違ってトリインフルエンザは脳に来るらしいですよ。
皆様、ご自愛くださいね。
閑話休題。
ともあれ真っ黒ラブぽっぽ。
選挙を終えて検察が動き出したという話もあるようですし、本気で『鳩山首相誕生→起訴』コンボがかまされたら、民主に一票投じた連中は一体どう責任とるんでしょうね。
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コメント
こんばんは。
比例で当選した民主党議員(新人)を眺めては、溜息ついてます。
最大の無駄。です。
胃が痛くなりそうです。
政治をギャンブルにした日本人。
日本の将来は、宝クジのようです。
政権交代し(買わ)なきゃ変わ(当た)らない。
ホクホクなのは、中国でしょう。
胃が痛くなって来ました。
投稿: 元気 | 2009年9月 6日 (日) 22時42分
元気様、コメントありがとうございます。
>比例で当選した民主党議員(新人)を眺めては、溜息ついてます
全くです。
そういえば都議選でも期日ギリギリに立候補して通った民主の若造がいましたね。
そういうのを国民、あるいは都民の代表として議会に送り出す有権者ののーみそが私には理解できません。
>最大の無駄
国会議員一人当たりで膨大な税金が消費されますものねぇ。
それが有能なら文句ない(税金だろうが、労働に対する正当な報酬)んですが、若いだけで何も出来ませんじゃ話になりません。
どうにも『若けりゃいい』なんて、風俗通うオヤヂ(失礼)みたいな思考の有権者が多くおりますが、若いってことは『ろくに物を知らない』ってことで。
国政を担う人間には、少なくとも秘書なり何なりして、知識・経験を積んでからにしていただきたいと、そのように思います。
……つーか今回適当に民主に入れた連中、候補者の経歴なんか知らないんでしょうね。
むしろそいつが何を主張していたのかも知らなかったりして……。
>政治をギャンブルにした日本人
政治はギャンブルじゃないと、色々な方がさんざっぱら言っていたのにこの始末。
マサカ、ニポンジンガココマデ馬鹿ダト思イマセンデシタデスヨ~。
と、思わずエセ外国人化してしまいます。
しかも宝くじ以下の勝率で、その掛け金は主に特アに行くってんですからシャレになりませんね。
宝くじは一応公共事業などに使われますし、むしろパチンコと形容した方が妥当かも……。
投稿: 東雲一葉 | 2009年9月 7日 (月) 11時08分