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2009年10月28日 (水)

また韓国か!

 昨日起こりました関門海峡での護衛艦くらまと韓国籍コンテナ船の衝突事故
 未だ情報が錯綜しているようですが、徐々に状況が明らかになってきているようです。

 まずはこちらをご覧ください。

<以下引用>

衝突コンテナ船 直前に別船追い越し 防衛相「護衛艦監視は万全」
10月28日15時35分配信 産経新聞

山口県下関市と北九州市門司区の間にある関門海峡で、海上自衛隊第2護衛隊(長崎県・佐世保基地)所属の護衛艦「くらま」と、韓国籍のコンテナ船「カリナ・スター」が衝突した事故で、同船の韓国人船長(44)が「前にいた別の船を追い越そうとして、対向してきた護衛艦に衝突した」などと説明していることが28日、海上保安庁の調べで分かった。

 第7管区海上保安本部は同日、実況見分の予定を強制捜査に切り替え、業務上過失往来危険容疑で、門司区の別々の岸壁に接岸した両艦船を現場検証した。事故当時の双方の位置関係や運航状況について、説明に矛盾がないか、乗組員らから詳しく事情を聴き、事故原因の解明を進める。

 関門海峡は右側通行が原則で、海上衝突予防法では、対向してくる船と接近した場合は原則として双方が右に舵を切って回避するルール。コンテナ船が対向してきたくらまを回避するために右に舵を切った場合、左側面を損傷することになる。

 しかし、防衛省によると、コンテナ船は右船首部分が大破しており、くらまは艦首が大きく損傷している。同保安本部では、コンテナ船が左に舵を切った可能性や、くらまが左に寄りすぎて航行していた可能性などを慎重に調べる。

 航行について、コンテナ船を運航する東暎海運(本社・ソウル)は取材に対し、「前方の船を右側から追い越そうとしたが、港湾管制当局の指示で左側から追い越そうとした際、護衛艦に衝突した」と説明している。

 また、衝突事故による護衛艦の負傷者は、消火作業中の煙の吸い込みや脱水症状を含め、3人増えて計6人となった。いずれも症状は軽いという。

 一方、北沢俊美防衛相は28日午前に記者会見し、くらまでは事故当時、「海峡の一番狭い所を通るため、総員で配置についていた」と述べ、くらま側の見張りなど監視態勢に不備がなかったことを強調した。

 北沢防衛相によると、事故直前に海上保安庁から「民間船が接近している」との連絡があり、柏原正俊艦長(1等海佐)が乗組員に退避措置を命じた。全隊員に退避命令を行き届かせるため、警笛などは鳴らさなかった。衝突回避に向けて逆進をかけたが、間に合わなかったという。

<Yahoo Newsより>

 非常に凄惨な事件でございますが、どうやら原因は韓国コンテナ船の操船ミスにあるようです。
 
 一部サイトでは『右側通行なのに左へ転舵した!』『しかもそれを管制局のせいにしている!』と騒がれておりますが、時事通信によれば実際そういった通達はあったようでして、そういう点ではこれらの批判は的外れかと存じます。
 むしろ韓国船の操船ミスはそれ以前の問題と、そういう話でございます。

 そもそも関門海峡では、記事の通り原則右側通行でございますが、しかし『追い越し』に関しては『どちら側から』という規程は無いようです。
 港則法施行規則第27条の2第2項には『汽船が他の船舶の右げん側を航行して追い越そうとするときは、汽笛またはサイレンをもって長音一回に引き続いて短音一回を、その左げん側を航行して追い越そうとするときは、長音一回に引き続いて短音二回を吹き鳴らさなければならない』と定められており、つまり元来どちらか抜いても良いということになります。
 実際7管の関門海峡海上交通センターによると、追い抜きは一般的に遅い船の左舷を通るそうであります。

 これは考えてみれば当然のことで、例えば左車線走ってる車が前の車を左から追い抜くかっつー話です。
 歩道に突っ込んだりガードレールに激突したけりゃ別ですが、左走ってる車は右側へ移って前の車を追い抜きます
 つまり右側走ってたはずの韓国船が『前方の船を右側から追い越そうとした』のはアホの極み
 言ってしまえば危険運転。
 だから管制は『抜くなら左から』と警告したんじゃないでしょうか。
 実際の指示を聞いたわけではありませんのであくまで推測に過ぎませんが、そういうニュアンスだったんじゃないかと、そう思います。
 ただいずれにせよ、管制が『今すぐ左から抜け』と言っていない限りは、責任は韓国船にあります

 先述した港則法施行規則第27条の2でありますが、その第1項にはこうあります。

 1 船舶は、東京西航路において周囲の状況を考慮し、次各号のいずれにも該当する場合には、他の船舶を追い越すことができる。

 一 当該他の船舶が自船を安全に通過させるための動作をとることを必要としないとき。
 二 自船以外の船舶の針路を安全に避けられるとき。

 つまり他の船舶が回避行動を必要とせず、かつ他の船舶の進路を安全に避けられるとき以外は追い越し禁止と、そういった話なのです。
 そして韓国船はそのルールをすっぱりさっぱり破っています

 朝日新聞(『なぜか』Web版は消されてしまいましたが)によれば、韓国船は対向針路のくらまを認識していたそうです。
 そして状況を見れば明らかに『くらまが回避行動を取らなければ(実際取っていたが)衝突の危険があった』ことが分かり、一節がアウト
 また『くらまの回避行動が間に合わないほどくらまの針路に入り込んでいた』時点で二節もアウト
 となれば当然追い越しはしちゃいけません
 然るに追い越し、そして大惨事

 バカジャネーノ?

 まぁ衝突するだろう予測がついたからこそ、右側通行で右から追い越しなんてアフォなことやらかそうとしたんでしょうが。
 しかしそれを管制に止められて『じゃあ左から』とかするか?
 ホント

 バカジャネーノ?

 まぁ管制がきっちり『今抜くんじゃねぇ』と言っていれば確実だったんですが。
 しかしそれにしたって無理に追い越しかけりゃ事故るとか考える想像力無いんですかね?
 インドタンカーとの衝突事故といい、ホント物考えてるのかと問いたい。
 問い詰めたい。
 小一時間問い詰めたい。

 しかもぽっぽ首相はこれに関して、『国民に迷惑をかけたと思う。責任を明らかにしなければいけない』と的外れなコメント
 さらに北沢は『「さらなる規律、技術の錬磨に努め、再び国民に心配や迷惑をかけることがないよう、誠心誠意心を込めてほしい」と再発防止を指示した』(時事通信)そうで、もはや論外

 こんな連中が最高司令官だったり上司だったりする自衛隊の皆々様には同情を禁じえません。

追記:

 ちなみに当該朝日新聞記事によれば関門海峡は『追い越し禁止』なんだそうです。
 ホント

 バカジャネーノ?

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2009年10月27日 (火)

もーむちゃくちゃ

 もう閣内不一致どころの話じゃねぇぞなもし。

 てなわけで本稿の『バカジャネーノ?』はこちら。

<以下引用>

教員給与「国庫負担率」引き下げ 財務省検討、地方の反発は必死
10月27日1時53分配信 産経新聞

 教職員給与の3分の1を国が負担する「義務教育費国庫負担金」について、財務省が国の負担割合を4分の1へと引き下げる方向で検討していることが26日、分かった。

 文部科学省の来年度予算の概算要求は、民主党がマニフェスト(政権公約)に掲げた高校無償化の費用の追加計上などで今年度予算より約4700億円膨らんでおり、国庫負担率引き下げで、文科省の予算総額を今年度以下に抑えるのが狙いだ。ただ、その分、都道府県の負担分が増加するため、地方や文科省の反発は必至で、調整は難航が予想される。

 義務教育費国庫負担制度は、全国すべての地域で必要な教職員を確保し、義務教育の機会均等と教育水準の維持向上を図るのが目的。公立小・中学校などの教職員給与について、都道府県が負担した経費の3分の1を国が負担する。

 国の負担率はかつては2分の1だったが、平成17年11月、当時の小泉政権が、国と地方の税財政を見直す「三位一体改革」を実施する過程で引き下げ、その代わりに、同額の税源を移譲することで合意。18年度から変更された。

 文科省は来年度予算の概算要求を約5兆7500億円と提示。今年度予算より約4700億円多くなった。増額分の大半は、国公立高校生全員の世帯を対象に授業料相当額(1人あたり年間約12万円)を国が支給する高校無償化の費用(約4600億円)だ。

 一方、義務教育費国庫負担金の総額(21年度予算)は約1兆6500億円だが、負担率を4分の1にすれば、約4100億円を縮減でき、高校無償化の増加分をほぼ相殺できる。

 国庫負担引き下げは、教職員給与の引き下げにつながる可能性もある。現在でも都道府県は教職員の給与減額で総額抑制をしており、法律で定めた教職員定数以上に教職員を配置しているにもかかわらず、国庫負担金の配分額が余る都道府県もあるほどだ。「地方の負担割合が増えれば、財政難の自治体がさらに教職員給与の総額を下げるだろう」(文科省幹部)との見方もある。

<Yahoo Newsより>

 まぁこの記事だけじゃ別に閣内不一致とは言えません。
 『民主政権のためにテメェら全員犠牲になれ』と言わんばかりの暴論に辟易するのは確かですが。
 しかし本稿で取り上げる問題点は、この記事に対する文科相の発言です。
 ご覧ください。

<以下引用>

引き下げ「考えたことない」=教職員給与の国庫負担で-川端文科相
10月27日12時40分配信 時事通信

 川端達夫文部科学相は27日の閣議後記者会見で、公立小中学校の教職員給与の義務教育費国庫負担金について、財務省が国庫負担割合の引き下げを検討しているとの一部報道に対し「そんなことは全く考えたこともない」と述べ、現行の国庫負担割合を見直す考えはないとの認識を示した。

<Yahoo Newsより>

 どっちだよ?

 もうね、ぽっぽ政権こんなんばっか。
 金融モラトリアムだったり普天間問題だったり
 しかもそれぞれ当人の言ってること自体が二転三転するってんだからたまったもんじゃない。

 ホント

 バカジャネーノ?

 もっとちゃんと考えて、根回し、責任もって発言しろと、そう思わずにいられませんよ。
 ホント唖然。

 ぽっぽなんかも普天間問題で、オバマ来日までに結論出せと言われたにも拘らず『最終的に私が決める』と

 バカジャネーノ?

 日米二国間の問題をてめぇが勝手に決めんなと、アメリカさんだってそう思うでしょうよ。
 ホント唖然。
 つーか人の話やら考えやらなんぞ、まったく頭に入ってないんでしょうな。
 麻生前首相との党首討論振り返れば分かります。
 まぁ内閣全部がそうだったっつーのは驚きですが。

 東雲、以前ぽっぽ内閣を『嘘つき内閣』と評しましたが、すいません、間違いです。
 改めて訂正いたします。
 ぽっぽ内閣は何も考えず、何も出来ない、『鳩山ノーナシ内閣』です。
 『ノーナシ』は『能なし』で『脳なし』ね。
 ホントこのノーナシ内閣、さっさと瓦解してくんねぇかなと思うことしきりな昨今です。

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要点まとめられないっつーのは無能ってことだよ

 ぽっぽ首相の所信演説、聞きましたよ、一応ね。
 最初の国旗への礼が汚かった時点でウンザリし、演説冒頭に名乗らず喋り始めた馬鹿さ加減に見るのやめようと思いましたが。

 もうね、色々ツッコミどころ多い喋りの抑揚も一本調子でどっからどう批評すれば良いか分かりませんが、とにかく一番の印象は『長い』ということでありました。
 そしてその割に実が無い
 青森のばぁちゃんがどうのこうのとか長々喋る必要がありますか?
 話を分かりやすくするために例を挙げるなんてのは常套手段ですが、例ばっかり挙げて本筋が見えないんじゃ本末転倒
 ヘタなプレゼンでよく見かけます
 そういや麻生前首相との党首討論もそうでしたね。
 いきなり中学ボランティアの話したり、21世紀臨調の方でも要点絞らん話を延々としてみたり

 52分の演説時間を持ってマスゴミだの一部民主支持者だのが『大演説』と絶賛しておりますが、ホント

 バカジャネーノ?

 一般社会じゃ要点絞れずに長々喋る奴を『無能』って言うんですが、連中そんなことも知らないんでしょうか。

 ちなみにぽっぽ演説についてこんな記事がありました。
 ぽっぽが馬鹿なのは既定事実なので、本日の『バカジャネーノ?』はこちらを取り上げたいと思います。

<以下引用>

鳩山演説、プロの採点は 流行歌のような情緒 抑揚なく眠り誘う?
10月27日7時56分配信 産経新聞

 政権交代後初めてとなる鳩山由紀夫首相の26日の所信表明演説。喝采(かっさい)や怒号の飛び交うなか、予定時間を2分オーバーする“52分間の大演説”となった。鳩山首相の目指す「友愛政治」への思いは国民に届いたのか。演説やパフォーマンスに詳しい専門家に分析してもらった。

 ◆聞き手を意識

 紺のスーツに金色のネクタイ。午後2時、おきまりの格好で姿を現した鳩山首相は、衆院本会議場で≪あの暑い夏の総選挙の日から、すでに2カ月がたとうとしています…≫と演説を切り出した。

 「まるで流行歌の一節のような印象的な出だしだった」と高く評価するのは、『歴代首相の言語力を診断する』などの著書がある立命館大の東照二教授(言語学)。≪このたび総理大臣に就任しました…≫が、歴代首相の常套(じょうとう)句だったといい、「これまでになく情緒的で、新しいことにチャレンジする意気込みを感じる」と評した。

 また、視察したチョーク工場や、遊説中に出会ったおばあちゃんなど身の回りのエピソードを紹介したことについては「ここまで長い物語を盛り込んだのは歴代首相で初めて」とし、≪一緒に〇〇しようじゃありませんか≫などの語りかけるような口調とあわせ、「聞き手を意識した画期的な演説だった」とした。

 ただし、問題は演説の長さだ。歴代首相の原稿が平均7千字だったのに対し、今回の演説は約1万3千字で、所要時間は52分。「聞き手が集中できるのは長くて30分。抑揚のない話し方とあわせ、思ったほどの効果が得られなかったのではないか」と話した。

 ◆「大切」繰り返す

 一方、聞き手側の姿勢に着目したのは、国際パフォーマンス研究所の佐藤綾子代表。「幹部が腕組みをして居眠りしたり、新人議員がキョロキョロしたり。“社長”が大切な話をしているときに…。民間企業ならありえない」と“社員”らの姿勢を批判した。

 ただ、「語り口調に抑揚がない」「紙ばかり読んで、両腕や視線に動きがない」など、居眠りには首相側にも問題があったと指摘。「演説中、≪大切≫≪一番大切≫という表現がたくさん出てきて、どれが大切なのか分からなくなった。≪対等な日米関係≫と強調したが、演説のうまさはオバマ大統領に大負け。対等になるよう頑張ってほしい」とエールを送った。

<Yahoo Newsより>

 >『流行歌の一節』

 激しく嗤タ

 ねぇよw そんな陳腐な流行歌はねぇw

 『≪このたび総理大臣に就任しました…≫が、歴代首相の常套(じょうとう)句だった』のは当然でしょう。
 初対面の相手に名乗りもせずに喋る馬鹿がおりますか?
 政治家としては知られているかもしれませんが、所信表明は首相として初めて国会に相対するイベントでありまして、名乗るのは当然です
 しかしそんな常識も分からないぽっぽに東照二

 バカジャネーノ?

 挙句、上述したような無駄な例については『ここまで長い物語を盛り込んだのは歴代首相で初めて』と。

 バカジャネーノ?

 所信表明なんだから、絵本の時間じゃねぇんだから物語り方ってどうすんだよと、そう思わずにいられません。
 歴代首相がそれをやらなかったのは単に蛇足であったっつーだけですよ。

 いやはや、こんなんで教授になれるなら、東雲、学長になれますよきっと。

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2009年10月26日 (月)

まだ目が覚めない有権者

 昨日の参院補選、2議席とも民主候補が当選したようです。
 就任からこっち、国内外を引っ掻き回し、毒にしかならないぽっぽ首相とその仲間たち
 しかし有権者は未だそんな害毒に期待しているのだという。

 バカジャネーノ?

 ぽっぽがこの一ヶ月で一体何をしましたか?
 日本の利になることを一つでもやりましたか?
 足引っ張ることばっかりしてたのは知ってますけど。

 加えて参院は民主あと7議席で単独過半数って知ってます?
 会派ではあと1議席ですよ?
 そうなればもうやりたい放題ですよ?
 そんなに日本壊したいんですか?

 当ブログではないんですが、諸ブログ様、あるいはネット界隈で『これが民意だ、ネトウヨ涙目』的な書き込みを見かけます。
 そしてそういった連中に限って『じゃあ鳩山の功績は何なんだ?』と、あるいはぽっぽ内閣の言動を取り上げて『これについてどう思う?』と、そんな質問に答えられない。
 ただ『未知数』だから期待している、『なんか変わりそう』なんて漠然とした希望を抱いている

 バカジャネーノ?

 と。

 民意は常に正しいものではございません
 むしろ大衆は愚かしいものでございます。
 まさに衆愚政治。

 別に東雲は独裁主義を叫ぶものではありませんし、民主主義である以上、民意に従うのは当然です。
 しかしながら民主主義において権利者は相応に学ぶ義務がございます
 テレビや新聞が垂れ流す情報すら疑わず鵜呑みにし、ろくに学ぼう、調べようとしない民意に一体何の意味があるのか、東雲には分かりません。
 
 頼むから勉強しろと。
 内閣樹立から一ヶ月も国会開かれない、そしてこの危急の時期に開いても30日程度という異常を理解しろと。
 逆にたった一ヶ月でこれだけ日本と世界を引っ掻き回している異常を理解しろと。

 今朝方とあるテレビで『国会論戦、自民は正攻法で攻めるべき』と、政策論争で攻めろ的なことを言ってましたが、ぽっぽ&オザー献金問題で攻めたほうが良かろうと、東雲なんぞはそう思いますよ。
 何せ麻生前首相が政策で選挙戦おうとしたときに、政策そっちのけで漢字だの何だのでネガキャン張ったマスゴミと、『自民におしおき』で民主に入れた馬鹿どもが相手なんですから。

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2009年10月23日 (金)

独裁政治 順調に進行中

 はい、とゆーわけで本日2本目の『バカジャネーノ?』はこちら。

<以下引用>

行き場失う「議員立法」 小沢氏が原則禁止、肝炎法案も不透明
10月23日8時3分配信 産経新聞

 民主党内で「議員立法」が行き場をなくしている。議員立法は国会議員が自らの信念を形にできる大きなチャンスであり、立法府の重要な役割の1つだ。しかし、小沢一郎幹事長ら執行部が政府・与党の一元化を実現するため議員立法を原則禁止したせいで、立法プロセスが確立できていないのだ。民主党は野党時代、議員立法で存在感を示しただけに、政府の役職に就かなかった議員の不満は募る一方だ。(斉藤太郎、水内茂幸)

 「臨時国会では肝炎の法案もやってください。自民党にもお願いしてきました」。民主党国対幹部の1人は19日、福田衣里子衆院議員の一言に頭を抱えた。福田氏は元薬害肝炎九州原告団代表。被害者として肝炎対策を訴えてきた。

 福田氏の“暴走”に国対幹部が困るのも無理はない。与野党で水面下の調整が進む肝炎対策基本法案について、民主党内には、議員立法で行いにくい事情があるからだ。

 混乱のもとは9月18日、小沢幹事長名で民主党議員に送られた政府・与党一元化を求めるペーパーだ。政策調査会を廃止し、「一般行政に関する議論と決定は、政府で行う」と明記。議員立法は選挙など議員活動にかかわるテーマに限定した。

 民主党は野党時代、政策分野ごとの部門会議で議員が協議し、「次の内閣」で法案提出を決めてきた。今でも政府提出法案に関しては各省政策会議という議論の場がある。しかし、議員立法についてどのような党内論議を経て意見集約を図るかの答えを、小沢氏は示していない。

 党内で国会の委員会ごとに政策を議論する「運用会議」設置案が浮上したが、小沢氏は「必要ない。一元化の意味がなくなる」と却下。一部議員は、国会の委員会ごとに任意の「研究会」を開き、討議の場とすることを模索しているが、小沢氏の「一喝」を恐れ、動きは鈍い。

 「選挙に負けたら政府もヘチマもない。政府は政策で国民の信頼を得るように努め、政府に入っていない者は草の根でがんばる。それに尽きる」

 小沢氏は19日の記者会見で、こう強調した。しかし、議員立法という仕事を奪われた与党議員は「議員になった意味がない」(中堅)とぼやく。議員立法の原則禁止に対しては、小沢氏に近い平野貞夫元参院議員でさえ、「国会議員の基本権である立法権を自縛する」と批判しており、民主党にとって大きな課題となりそうだ。

<Yahoo Newsより>

 そもそも内閣、政府というのは『行政府』でありまして、本来立法権は『立法府』たる国会にあります
 もちろん議院内閣制の我が国で立法と行政の完全分離は不可能ですし、議員立法に比べて政府立法が極めて多いのも事実ですが、しかし議員立法を禁止するとは一体全体何事かと。

 本格的に

 バカジャネーノ?

 しかも『運用会議』とやらで議論することもダメ、と。

 それなんて言論弾圧?

 千葉景子の『最高裁判決? 知ったこっちゃねぇw』行動といい、いよいよ日本の三権分立が危うくなってまいりました
 ほんと政権とってやりたい放題
 いずれ『民主党以外の政党禁止』とか『全権委任法』とかやり始めるんじゃないでしょうかね。
 めでたく日本に独裁政権成立ですよ。

 誰だ民主なんぞに政権取らせた馬鹿どもは。

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危機管理もできないぽっぽ

 国連安保理決議を受けて、前政権より検討されていました対北朝鮮貨物検査法案
 当時のぽっぽ代表は法整備に同意していたにも拘らず、政局優先で参院問責決議案提出し、その可決を理由に審議拒否
 で、衆院選中は『政権取ったらすぐに出す』と調子いいこと言いながら、今臨時国会でスルーの構え
 しかしオカピーが『今国会で成立を』と言い始め、閣内調整どうなってんのと思いつつ、ようやっと提出を決めたと、そんな状況の今日この頃。

 ブレにブレブレブレまくりのおなじみ鳩山嘘つき内閣ですが、今度はこげんこつ言っているようでございます。

 そんなわけで本日の『バカジャネーノ?』はこちら。

<以下引用>

貨物検査「海保で十分」=鳩山首相
10月22日20時48分配信 時事通信

 鳩山由紀夫首相は22日夕、臨時国会に提出方針の北朝鮮関係船舶に対する貨物検査法案に関し、「(検査活動は)海上保安庁で十分やり切れる。(海上)自衛隊がうんぬんかんぬんということを、将来的に考える必要もない」と述べ、自衛隊の関与は不要との考えを強調した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 麻生内閣が7月に提出した法案(その後衆院解散により廃案)は、海保のみで対応できない場合は海自による活動も認める内容だった。これに対し、新たな法案は、海自に否定的な社民党に配慮し、活動は海保に限る方針で、首相発言はこれに沿ったものだ。 

<Yahoo Newsより>

 もうね、ホントに

 バカジャネーノ?

 と。

 ここまで危機管理が出来ないとは、首相は『友愛』にノーミソやられちゃったんでしょうか。

 ……え? 元から? こりゃ失礼。

 そもそも北朝鮮なんてのは国際法やらなにやら無視してやり放題の無法者
 2001年の九州南西海域工作船事件では、北朝鮮工作船から機関銃やRPG-7(旧ソ連製対戦車擲弾発射器)、82ミリ無反動砲まで出てきてるんですよ?
 真面目に命中すれば海保の巡視艇くらい普通に撃破出来ますよ。

 そういった連中相手に『海上保安庁で十分やり切れる』?

 バカジャネーノ?

 日本の安全より連立政権の維持が大事。
 こんなアフォが日本の首相。

 一体何のジョークですか?

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2009年10月22日 (木)

もう『鳩山嘘つき内閣』で良いんじゃね?

 もう既に諸ブログ様で書かれており、今更感漂うネタでございますが、それでも書かずにはおられません。

 そんなわけで本日の『バカジャネーノ?』はこちら。

<以下引用>

脱官僚は看板倒れか 日本郵政新社長人事
10月21日19時45分配信 産経新聞

 政府が日本郵政の次期社長に旧大蔵(現財務)省の斎藤次郎元事務次官を内定したことで、鳩山由紀夫首相が掲げる「脱官僚依存」「天下り禁止」が看板倒れになるとの懸念が出始めている。政府が臨時国会に提出する日本郵政の株式売却凍結法案もあいまって、今後は日本郵政の官業色が強まることが予想されるためだ。「官から民へ」と訴えた小泉純一郎元首相の構造改革の本丸に乗り込む斎藤氏。「官僚中の官僚」と呼ばれた人物の登用は、官僚依存から抜け出せない鳩山政権の実情を象徴しているようだ。(酒井充)

 日本郵政社長に斎藤氏が内定したとの一報が駆けめぐった21日、財務省内には驚きと歓迎の声が上がる一方、民主党の対応への疑問も広がった。

 「あの日銀総裁選びの騒ぎは何だったんだ」

 民主党や社民党は野党だった昨年3月、政府が日銀次期総裁として提案した元大蔵事務次官の武藤敏郎、田波耕治両氏について、相次いで不同意とした。理由は「財政と金融の分離」の原則に反するから。民主党幹事長だった鳩山首相も当時、「日銀総裁は財務省の究極の天下りポストだ」と批判していた。

 こうした過去もあり、政府は21日、火消しに躍起となった。平野博文官房長官は記者会見で、「斎藤氏は郵政事業の見直しができる人物だ。(昨年は)日銀の独立性が担保できないと考えて反対した。今回の人事とは違う」と強調した。ただ、民主党関係者は「斎藤氏の場合、『渡り』を経ての天下りだといわれても仕方ない」と漏らす。

 自民党の大島理森幹事長は21日、「日銀総裁選びでは財務省出身だからいけないと強烈な抵抗にあった。一貫性があるのか」と政府の対応を批判した。

 ある財務省幹部は、「斎藤氏を通じて日本郵政とのパイプが太くなるのは悪い話ではない」と語る。日本郵政は郵便貯金と簡易保険による資金の8割を国債で運用している。平成22年度予算は50兆円超の国債発行がほぼ確実で、「今後も国債の買い手として郵政に期待している」(幹部)というわけだ。

 政府は民営路線は堅持するとした日本郵政の見直しの基本方針を20日に閣議決定した。だが、制度設計は定まっておらず、「少しずつ郵政国営化に向かうのでは」(自民党幹部)との指摘も出ている。

<Yahoo Newsより>

 はいはい脱官僚脱官僚。

 閣僚に官僚OBが一杯いるのも脱官僚。
 質問取りに官僚使うのも脱官僚。
 み~んな、全部脱官僚。

 バカジャネーノ?

 そんな現実目の当たりにして未だ支持率60%超とか。

 ホント有権者も

 バカジャネーノ?

 まぁぶっちゃけますとね、東雲は優秀であれば誰起用したって良いと思ってるんですよ。
 斉藤氏が有能であれば使えばいいし、官僚だからダメってこたない。
 官僚、特に事務次官なんてのは国家一種受かって過酷な次官レースに生き残った人間ですよ。
 良くも悪くも一般人なんかよりよっぽど優秀でしょう。
 方向性さえ見誤らなければいいと、そう東雲は思うわけです。

 しかし『官僚はダメ! 何であろうととにかく官僚がダメ!』と言っていたのは、他でもない、民主ですよ?
 それがこれ、あまりにもお粗末。

 『日銀の独立性が担保できないと考えて反対した。今回の人事とは違う』とかなんとか言っているようですが、元官僚であることに変わりは無いでしょ。

 またか?
 また嘘吐くわけですか?
 政権取得からこっち、あーたがた嘘ばっかり言ってませんか?

 これまで多くの内閣にあだ名が付いていましたが、

 もう現内閣は『鳩山嘘つき内閣』でいいじゃん。

 そんな風に思う今日この頃です。

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2009年10月17日 (土)

人様のせいにするなよ

 ぽっぽ政権樹立より一ヶ月。
 その無策無能っぷりが徐々に明らかになっている昨今です。
 ……まぁネット上では大分前から言われていたことなんですがね。

 さて、そんなわけで本日の『バカジャネーノ?』はこちらでございます。

<以下引用>

赤字国債 ブレる首相 容認、否定、また容認 見通し甘く
10月16日7時56分配信 産経新聞

 赤字国債の発行をめぐり鳩山由紀夫首相の発言が揺れている。5月の民主党代表選時は容認姿勢だったのが、衆院選の最中は「借金を増やさない」と否定。首相就任後は再び容認に転じた。背景には「財源は政権獲得後にどうとでもなる」(党首脳)という見通しの甘さがあるが、政権奪取後は軌道修正に踏み切らざるを得なくなった。ただ、国債を大量に発行すれば「民主党は大うそつきになる」(大阪府の橋下徹知事)という批判は避けられず、ジレンマに苦しんでいる。(酒井充)

                   ◇

 ◆最重要課題?

 平成22年度予算の概算要求を締め切った15日。鳩山首相は記者団にこう語った。

 「マニフェスト(政権公約)は国民との契約で極めて重い。ただ、国民がマニフェスト実現よりも、国債をこれ以上発行してはいけないというなら、そういう方向もある」

 鳩山首相はこれまで、麻生前政権時代の8月末に各省が示した概算要求の撤回を指示し、21年度当初予算の歳出総額約88兆5千億円を下回ることを最重要課題に掲げてきた。

 だが、予算編成の骨格作りを担う菅直人副総理・国家戦略担当相は13日の記者会見で、財政規律について「いま急いで新たな目標を立てることは考えていない」と明言した。減額どころか「子ども手当」などの重点政策を実施するため、90兆円台突破は確実な情勢だ。

 ◆責任転嫁も

 「税収の落ち込みは、前政権から引き継いでいる部分だから…」

 鳩山首相は14日、こう赤字国債発行を容認してみせた。21年度当初の税収見通しは約46兆円だったが、長引く景気低迷で40兆円を割り込むともみられ、これを穴埋めするための赤字国債の増発は避けられない。

 ただ、鳩山首相の前政権への責任転嫁は筋違いだ。景気低迷は昨年9月の「リーマン・ショック」以来の現象で、首相も5月の党代表選では「無駄遣いの削減だけですべてができるとは思っていない。国債が必要になってくる」と、容認に傾いていたからだ。

 ところが、選挙対策のためか、衆院選中は反対論へとかじを切った。

 8月23日のテレビ番組では国債増発を完全否定し、大勝が確実になった投開票日(同月30日)のテレビ出演でも、無駄遣い削減の限界を理由とした赤字国債発行に対し、反対の姿勢を貫いた。

 鳩山首相は10月14日、「後世の子供たちにツケを増やすことになる」「いろいろな経済、雇用の問題があり必要な予算がある。今まで考えていなかった部分が出てくる可能性もある」と繰り返し、国債発行容認方針について弁明した。だが、これは自民党政権時代の弁明とほとんど同じだ。それを国会審議などで批判し続けたのが野党の民主党だった。

 1カ月前の9月16日、就任会見で「いろいろな試行錯誤の中で失敗することもあるだろうが、寛容を願いたい」と語っていた鳩山首相。今は「攻守、所変われば立場も変わる」とのボヤキが聞こえてきそうだ。

<Yahoo Newsより>

 『国民がマニフェスト実現よりも、国債をこれ以上発行してはいけないというなら、そういう方向もある』とかもうね、ふざけんじゃないよ、と。

 てめぇ衆院選中『国債発行しない』っつってたろーが
 それを信じて入れた情弱……もとい有権者もいただろうよ。
 それもつまりは『公約』じゃねぇのか?
 それを今更『国民がけしからん言ってるから』と責任転嫁?

 バカジャネーノ?

 で、責任転嫁と言えばもう一つ、『税収の落ち込みは、前政権から引き継いでいる部分だから…』と。
 政権交代前から『うまくいかなくなったら前政権のせいにする』とまことしやかに囁かれていましたが、わずか一ヶ月でこれをやるとは

 ホント、

 バカジャネーノ?

 税収落ち込みなんて衆院選前からずーっと言われてただろうに。
 つーかリーマンに端を発する世界恐慌を麻生政権のせいにすんなよ。
 むしろ株価1万円台まで回復させただろうが、麻生前首相
 それをまた1万円割れ、日本一人負けさせたのはどこのどいつですか?

 そもそも『財源』とか言ってたいわゆる埋蔵金、特別会計余剰金は『繰越金』であって、銀行で言えば預金と同じ
 一回使ったらそれっきりなんですが、それ以降の財源はどうするんですか?

 これぞまさに『見通しの甘さ』なわけで、自らの無能っぷりを晒し、その責任を国民なり前政権なりに擦り付ける暴挙なわけです。
 産経は『国債を大量に発行すれば「民主党は大うそつきになる」』なんて書いてますが、どっちにしたって嘘つきですよ。
 公約から会計まで嘘にまみれた虚像政権

 それにしても産経以外のマスゴミは何でこれをもっときちんと報じないんでしょうねぇ?
 安倍元首相や麻生前首相のときは、ほとんど言いがかりのようなことですら『安部憎し』『麻生憎し』で書き連ねていたのにねぇ?
 報道の公平性って何ですか?

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2009年10月15日 (木)

……はぁ?

 なんというか、もう唖然。

<以下引用>

「精いっぱい頑張った」=政権発足1カ月で鳩山首相
10月15日19時52分配信 時事通信

 鳩山由紀夫首相は15日夕、首相官邸で記者団に対し、16日に政権発足1カ月を迎えることについて、「自分なりに精いっぱい頑張ってきた。(国民は)何か政治が変わりつつあるぞと感じているのではないか」と語った。
 政権運営に対する自身の評価に関しては、「自分で自分に点数を付けるのは難しい。国会が始まってからじっくり採点してほしい」と述べ、26日召集予定の臨時国会への対応に全力を挙げる考えを示した。

<Yahoo Newsより>

 お前は何を言っているんだ?

 政権発足から1ヶ月、未だ臨時国会開かず、その割に株価押し下げるわ円高推進するわマニフェスト速攻無視する割にいらんことだけ話を進めようとするわ
 『外交』もこれといった成果は出せず、なのに二酸化炭素25%削減を国際公約して国内産業の首を絞め、あとは嫁さんと高級店の食べ歩き

 あの有名な『麻生内閣と鳩山内閣の仕事の対比』コピペを出すまでも無く、碌に仕事なんかしちゃいない
 それで『精いっぱい頑張った』

 バカジャネーノ?

 もう頼むからさ、もうちょっとツッコミどころ減らしてくれよ
 朝鮮学校無料化とか概算要求90兆円台前半(内民主マニフェストによるものが7.1兆円)とか年金調査で再就職とか代表質問放棄とか。
 ほんとツッコミどころが多い上、一つ一つがでかすぎてテキスト量半端なくデカくなるんですよ。
 ぶっちゃけ追いつかないんですよ。
 こっちも結構ケツカッチンですから。
 あとはこんな小ネタで責めるしかないんですよ。

 自民政権だったらあり得なかったな、こんなこと……。

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2009年10月14日 (水)

『専門免許』って一体なんぞ?

 安倍元首相の肝いりで動き出した教員免許更新制度
 東雲的には反対の立場でありましたが、それは別に『教員の負担が大きくなる』なんて日教組の自堕落的発言を支持しているわけではなく、むしろ『週一、あるいは月一、最低でも長期休みの年2回くらいは塾なり予備校なりでテクニックを学んで来い。机上でやるような内容だって各都道府県に一つづつくらい教育大学あるんだから月一くらいで講義受けに行きゃいいだろう』と、もっと働けよ的思考から反対であったわけですが、しかし現ぽっぽ政権は日教組に押し切られ(むしろ嬉々として協力?)、こげんアホなこつ言っているようであります。

 てなわけで本日の『バカジャネーノ?』はこちら。

<以下引用>

教員の「質向上」 23年度にも新制度、免許更新制は廃止へ
10月14日13時19分配信 産経新聞

 教員の質の向上を目的に今年4月に導入された教員免許更新制について、文部科学省の鈴木寛副大臣は14日、平成22年度は継続した上で、早ければ23年度から、現役教員が教職大学院大学で学び「専門免許状」を取得する新制度へ移行する考えを示した。免許更新制は導入からわずか2年で廃止される見通しとなった。

 民主党が従来主張してきた政策に沿うもので、大学での教員養成課程も大学院2年を義務化し、6年制に延長する方針。専門免許状は、実務経験8年以上を経た教員が、教職大学院大学で1年の専門的な教育を受けた上で授与される方向で検討されている。

 現行の教員免許更新制は教員に10年ごとの免許更新を義務づけ、対象者は大学などで計30時間以上の講習を受け、不合格が続けば免許が失効する。鈴木副大臣は政策会議後の会見で「講習の目的が不適格教員の排除か、教育力の向上なのか趣旨が不明確だった」と批判。来年度は教員研修としての趣旨を明確にした上で実施し、再来年度から新制度に移行した場合も「専門免許状の取得で単位換算するなどの配慮を行う」と述べた。

<Yahoo Newsより>

 教員養成課程6年化はいい。
 これは東雲も常々主張してきたことであります。
 まぁその中身がどうなるかは知りませんが。

 しかし教育の質向上という観点から考えれば、これは明らかに退化しております。

 免許更新制に関しちゃ、まがりなりにも『10年毎』という『定期性』があった
 しかし記事を見る限り、これは『10年後』の一回こっきり
 そんなんで教育の質が上がると考えるなんてホント

 バカジャネーノ?

 つーかぶっちゃければ、この『専門免許』って現行の『専修免許』じゃね?
 現在、教員免許は大雑把に『2種免許』『1種免許』『専修免許』と分かれておりますが、この『専修免許』ってのは大学院修士課程(2年)で所定の単位を満たせば貰える免許です。
 現在も『1種免許(大学学部卒)』を持った教員が何年か勤務した後、大学院に入学して(何年か勤務すると1年程度就学時間が貰える)専修免許取りに来られてたりしてますよ。
 わざわざ『専門免許』なんて言ってますが、一体何が違うのかと。
 6年制の後1年だから1年増えてる?
 変わるかヴォケ。

 かく言う東雲も修士は教育学で取ってますから、専修免許持ってますよ、中高の理科で。
 しかし正味な話、1種と専修そんなに変わらねぇ
 そも専修取る為の単位内容なんて本なり論文なり読めばそれだけで済む程度のものでして、専修取ったから指導力上がるとか授業上手くなるとかねぇよ。
 だったら定期的に塾なり何なりで授業法などを学んできた方が遥かに有意義
 現状、教員免許取るために1週間ボランティア行くことになってますが、んなアホなことせず、教育学生には塾バイトを必須にした方がよっぽど有効ではないかと。

 然るに現行の専修免許制度をちょっといじって『専門免許』。

 バカジャネーノ?

 いやはや甘やかすにも程がある
 さすがは『永遠の日教組組合員』たる輿石閣下がおわす民主党ですな!

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まだまだばら撒き足りないッ! by民主

 はい、とゆーわけで今日はあんまし時間がないんでスパッと行きましょう。

 本日の『バカジャネーノ?』はこちら。

<以下引用>

就労促進費廃止へ=生活保護の母子加算復活で-長妻厚労相
10月13日13時31分配信 時事通信

 長妻昭厚生労働相は13日の閣議後記者会見で、今年3月末で全廃された生活保護の母子加算を年内にも復活させるのに伴い、代替措置として設けられた「就労促進費」を廃止する考えを示した。
 就労促進費は、自立に向けた就労支援のため、月収3万円以上の世帯なら月1万円、月収3万円未満や職業訓練中の場合なら5000円を支給するもので、厚労相は「なくしてもいいのではないか」と述べた。

<Yahoo Newsより>

 そもそも母子加算が廃止された背景には、『働いている人間よりも働いていない人間のほうがいい生活しているケースがある』ってなことがありまして、こりゃあまりにも不平等ってんで母子加算廃止となったわけでございます。
 毎日新聞によれば『月一回、親子二人で回転寿司40皿食べるのがささやかな楽しみ』なんて輩もおり、まぁ噴飯ものだったわけなんですが、ぽっぽ政権ミスター年金(嗤)はそんな母子加算を復活させ、一方で就労促進費をカットするという。

 そもそも就労促進費とは、記事にも書いてありますように就労支援、とどのつまりが働いても収入が少ない(生活保護対象者)の一人親に対して金銭的支援をするというものであります。
 月3万以上稼いでいれば1万円。
 それ未満、あるいは職業訓練中でも5000円。
 つまり最低生活費内でより多く稼げば、より多く支援してもらえる、そんな勤労推進システムでございます。

 一方母子加算とは、生活保護にあり子供がいりゃあ遊んで暮らしてたって入ってくるお金
 『勤労? なにそれ美味しいの?』と、まぁそんなシステム。

 とどのつまりミスター年金(嗤)は子供手当てに留まらず、働いてない奴にまだまだ金をばら撒きますよ、と、そう申しているわけですね。

 ホント

 バカジャネーノ?

 そもそも日本の生活保護はかなり手厚い
 (アメリカ辺りなら2~3ヶ月で打ち切られるので対象者は必死に仕事探す)
 この上さらに『お金あげます』ってな話になれば、そりゃあ働きたくもなくなるってもんです。

 もちろん障害などで働きたくても働けない、なんて方もいらっしゃいますし、そういう方には支援が必要だと思いますが、そういうのは障害関係で加算すれば良いだけの話でありまして、ただ『仕事がない』なんてのは論外

 バイト誌でも開けば仕事なんぞ嫌ってほどありますよ。
 時給800円でも8時間やれば日に6400円。
 週5日勤務だとしても13万程度は稼げます。
 夜間バイトならもう少し高いところもありますし、それでも少ないと思うなら、バイトしつつ資格取るなり勉強するなりすれば良いだけの話。
 一日8時間勤務なら残り16時間あるわけですし、勉強する時間は十分。
 少なくとも使える資格持ってりゃ就職しやすくなりますし(TOEIC、TOEFL辺りの語学関係は汎用性高め)、優遇されることもしばしば。
 同じバイトでもガソリンスタンドなら危険物乙4持ってりゃ時給50円増しとか優遇されますよ。

 生保貰ってる人間の、さてどれくらいがそれだけのことをやっているのか、東雲は疑問でなりません。

 大体、子供手当てばら撒くわ、高校授業料ばら撒くわ、高速無料でばら撒くわ、挙句母子加算でばら撒くわと、そんな金どこから出すのか?
 TBS Newsiによれば地方・企業負担も検討とか

 本格的に

 バカジャネーノ?

 と。

 そも最低賃金1000円にするだの何だのでいよいよ企業に厳しい社会になろうってのに、これ以上企業の首絞めてどうするのかと。
 企業から吸い上げて個人にばら撒いて『経済刺激』?
 チャンチャラおかしい。
 この不況下、企業から吸い上げなんぞしたら、それこそ中小企業はひとたまりもなく、大企業だって腰が引ける
 となればリストラ、失業の嵐が吹き荒れ、多少ばら撒かれたって焼け石に水
 せめて麻生政権の景気対策が走ってりゃまだ良かったんですが、それも凍結してばら撒きに回すと。

 ちゃんと脳みそ持ってますか?

 本来やるべきは雇用拡大、就労支援でありまして、ばら撒きなんぞせんでも仕事就いて働いてりゃ収入は入ってくるんです。
 企業パワーが増せば税増収も見込めますし、パイが大きくなればまた他にも回せるわけで。
 なんで今わざわざ『無駄遣い』してばら撒きかますのか、東雲にはまったく理解できませんよ。

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2009年10月10日 (土)

要は『何も考えてませんでした』ってことだろう?

 もうね、ポッポ政権樹立からこっち、ツッコミどころ満載の言動ばっかりしておりまして、どこからツッコんでいいやら分からない、正直手に余っております東雲です。
 以前、冗談めかしてブログのサブタイを『本日のバカジャネーノ?』にしたほうがいいかしらんとか書いておりましたが、それこそ本日を午前、午後に分けないと無理なんじゃないかと、そんな勢いの昨今です。
 さすがにサブタイ案を思いついた当初は『いくらなんでも毎日『バカジャネーノ?』的ニュースはねぇだろう』と、これを見送ったわけですが、さすが民主党といいますか、予想の遥か斜め上を逝く。
 東雲如き凡夫には到底ついていけません。
 まぁもっともだからといって、ブログ記事を書くのを辞めてやるつもりは無く、いっそ本気でサブタイを『本日の『バカジャネーノ?』』に変えちまいました。
 とりあえず『バカジャネーノ?』成分が減衰するまでは本サブタイで行こうと思いますが、まぁ民主政権であるうちはサブタイ変更ないでしょうねw

 とゆーわけで本日の『バカジャネーノ?』はこちら。

<以下引用>

「現実との乖離」に苦悩する鳩山首相 沖縄、景気対策で転換姿勢  
10月10日0時38分配信 産経新聞

 鳩山由紀夫首相は9日、衆院選マニフェスト(政権公約)について「金科玉条ではない」と柔軟対応に言及した。日々の国家運営を通して、野党時代の延長線上で作った公約や、自身の発言どおりに政策を実行することの難しさに直面したためだ。

 鳩山首相は景気刺激策としての2次補正予算の編成にも触れたが、野党時代に「これ以上は国家が持たない」と述べ、減額すら主張した赤字国債でも、景気刺激の必要性の前では、方針転換を迫られかねない。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題は深刻だ。民主党は選挙戦で県外移転を訴えたが、米政府は再交渉に応じる気配がない。岡田克也外相らは9日、首相官邸で対応を協議したが、「米国の態度は硬い」との声がもれた。

 今月20日にはゲーツ国防長官、来月にはオバマ大統領が相次ぎ来日する。ここで、日米の擦れ違いが顕在化する事態だけは避けたいのが本音だ。

 政府は合意経緯の再検証を進め、かつて浮上した米軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)への統合案や沖縄県などが求める移設地の沖合移動などで米国との再交渉の余地を探ろうとしている。「公約違反」の批判を避けたいためだが、沖縄の世論の行方も見えない。

 インド洋上での補給活動に代わるアフガニスタン支援策でも「公約と現実の乖離(かいり)」は進む。

 民主党はインド洋上の補給支援を延長しない代わりに、アフガンへの民生支援を検討するとしてきた。だが人的貢献など代替案はなく、党内からも「給油延長は現実的な選択肢」との声も出始めた。八ツ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の建設中止も、建設方針を受け入れた地元住民や自治体と対立し、長期化する可能性もある。

 鳩山氏は「マニフェストは国民との契約」とする。だが、公約実現で不利益を被る国民に理解を求めるプロセスは不可欠だ。

 さらに、「公約違反」の批判を恐れず、本当の政治的判断ができるかどうか。その判断こそ、政権与党の責任といえるだろう。

<Yahoo Newsより>

 これってさ、とどのつまりが『何も考えてませんでした』ってことですよね。

 いやもうホントに

 バカジャネーノ?

 大体、国債に関しちゃそも不景気で税収減&景気対策で予算必須と、増発せざるを得ない状態だったことは明らかだったわけです。
 ましてや『子ども手当て』だの『高速無料化』だのといったバラマキを『公約』している以上、とてつもない財源が必要なのは自明の理。
 民主や一部自民勢力、また一部国民の中には『埋蔵金』だの『無駄遣い』だのといった幻想にとらわれ、『増税や国債増発なぞ不要!』なんて勘違いした輩がおりましたが、額面見てみりゃそんなことありえないなんてアフォでも分かるお話でございます。
 『無駄遣い』なんて言いながら『必要な部分』まで一切合財カットして『目標の3兆円に近い』なんてホルホルし、挙句それでも足りないと分かったら『やっぱりアレ無しね』と国債増発
 結局何も考えてなかったわけですよ。

 いやもうまったく

 バカジャネーノ?

 大体、普天間問題だって選挙前からずーっと言われてました。
 それを調子こいて『国外、少なくとも県外移設』なんて言い、今更『米国の態度は硬い』なんてほざく
 やっぱり何も考えてなかったわけですね。

 しつこいようですが

 バカジャネーノ?

 アフガン支援だって、海上給油は自衛隊を最も危険に晒さず、しかし国際貢献を強調できるかなりの良策であり、各国からも継続支援要請があるわけですが、旧社会党勢力か何か知りませんが自衛隊アレルギーから『撤退、民生支援』と。
 つーか情勢が不安定な土地で『民生支援』なんて無理、無茶、無駄だってことも分かりませんか?
 そもそもそんな危険な場所に一体誰を行かせるんですか?
 仮に『民生支援』が『金を出す』って話なら、その金はどこから出すんですか?
 つーか湾岸戦争の話はノーミソからすっぽ抜けてますか?
 まさに思慮の欠片も見出せない愚挙でございまして、本当に

 バカジャネーノ?

 いやもうホント、呆れ返るばかりですが、これは何も民主だけのせいでは無いわけで民主に入れた有権者には猛省していただきたいところでございます。
 大体、看板マニフェストに過半数が反対と言いながら民主に投票するその思考メカニズムが東雲にはさっぱり理解できない。

 誰だ『自民におしおき』なんて中二病丸出しで投票用紙書いた奴!

 もう本格的に

 バカジャネーノ?

 政権も国民も『バカジャネーノ?』のオンパレード。
 一体、こんな日本に誰がした?

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2009年10月 8日 (木)

ポッポ首相 公約なんてケンチャナヨ

 中川氏が死去されてからというもの、一種絶望感からなかなか記事を書く気が起こらなかった東雲でありますが、さすがにこげんカスな発言されちゃ黙っておれません

 ご覧ください。

<以下引用>

鳩山首相「政権公約、時間で変化も」 普天間合意容認を示唆
10月7日21時31分配信 産経新聞

 鳩山由紀夫首相は7日夜、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「マニフェストで最初に申し上げたことは1つの約束で簡単に変えるべきではないと思っているが、時間というファクターによって変化する可能性は否定しない」と述べ、キャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)に移設する日米両政府の合意を容認する可能性を示唆した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 首相は「マニフェストは国民との約束事だから基本的にはそれを守ることが大事だ。普天間の話になれば、沖縄の県民の皆さんの気持ちが一番大事だ」と述べ、県外移転を求める県民感情に配慮する必要性を強調した。その上で「日米で合意したという前提がまずあるわけだから、その前提のもとで、沖縄の県民の皆さんにも理解しうるような形が作れるかが一番大きな問題だ」と述べ、現行計画の変更に難色を示す米政府の意向も無視できないとの考えをにじませた。

 民主党は先の衆院選マニフェスト(政権公約)で在日米軍再編について「見直しの方向で臨む」と明記。普天間飛行場の移設問題への言及はないが、首相は選挙戦で「最低でも県外移設が期待される」と訴えてきた。首相就任後も「私のベースの考え方を変えるつもりはない」と明言し、県外移転を前提に移設計画を見直す考えを表明してきた。

 しかし、政権内にも「事業が進む中で新しい道を模索するのは極めて厳しい。県外移設ということになるとかなり時間がかかる」(北沢俊美防衛相)など慎重論が根強い。首相は現行計画推進の余地を残すように発言修正を試みたとみられている。

<Yahoo Newsより>

 政権取得からこっち、アホな言動で我が国に不利益をもたらし続けている鳩山政権
 それだけでもう退陣に値するところですが、この発言はもはや論外。
 『公約は破っていいもの』と公言するなら、そもそも『公約』なんぞ掲げるなと、東雲はそう思わずにはいられません。

 確かに時間経過に伴って計画の変更を強いられることはございます。
 しかしそれはあくまで、時間経過に伴い何らかの不都合が発生し、それを解決する上での話でございまして、単に時間が経ったから変更、というものではありません

 然るに今回の場合、アメリカの現行計画以外認めないという姿勢は選挙前からずっとありまして、ダシに使っている『沖縄県民の皆さんの気持ち』も、選挙前後で急転直下、180度変化した、なんて事実は存在しません
 つまり本件は、連中がただ息巻いて、でもやっぱりダメでした、と、それだけの話です。
 時間云々関係ありません。
 単純に『公約破り』ってだけの話です

 『看板』だったはずの子ども手当てやら高速無料化やらも『政権取ったらすぐやります』なんて言っていたはずが、いつの間にやら『来年から』。
 経済対策も碌にやらず、挙句藤井・亀井コンビの言動で円高進行、日本株の一人負け。

 そのくせマニフェストに書いていない外国人参政権やら夫婦別姓やらはやる気満々
 『東アジア共同体』で特亜マンセー、そしてアメリカに喧嘩売る

 ポッポはと言えば国会開かず、ファッションショーに出てみたり。
 そんな暇あるなら故人献金の説明しろってな話です。
 『仕事しろ』なんて言いません。
 これ以上日本めちゃめちゃにされたらたまりませんから。

 ホント誰ですか?
 こんな連中に政権取らせた白痴様方は?

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2009年10月 4日 (日)

ご冥福をお祈りします

 本日、元財務大臣、中川昭一氏が亡くなられました。

 最初、このニュースを聞いたときには何を言っているのか分かりませんでした。
 今なお混乱で、ここに何を書いていいのか分かりません。

 ですから今はただ、中川氏のご冥福をお祈り致します。

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