まだ謝罪と賠償が足りないニダ!
信じられるか? これ、日本の官房長官のセリフなんだぜ?
つーわけで本稿の『バカジャネーノ?』はこちら。
<以下引用>
日韓戦後処理は不十分=「改めて決着必要」―官房長官
7月7日19時34分配信 時事通信
仙谷由人官房長官は7日の日本外国特派員協会での記者会見で、韓国との戦後処理について質問を受け、「一つずつ、あるいは全体的にも、この問題を改めてどこかで決着を付けていくというか、日本のポジションを明らかにする必要があると思っている」と述べ、従来の政府の対応は不十分だとの認識を示した。
これに関連し、仙谷氏は同日の記者会見で、日韓請求権協定で消滅した個人の請求権について「法律的に正当性があると言って、それだけでいいのか、物事が済むのかという話だ」と述べ、政治的判断で個人補償を行うべきだとの考えを示唆した。仙谷氏の発言は日韓両国の間に波紋を呼ぶ可能性がある。
<Yahoo Newsより>
もう大分前から言われておりますが、太平洋戦争における日韓に関する関係は日韓基本条約によって解決し、特に日韓における財産、請求権に関する問題は日韓請求権協定において『日韓間の両国間及び国民間の請求権に関する問題は完全かつ最終的に解決』されています。
そもそも我が国は、当時『日本』であった韓国に対して、残してきた財産を請求する権利こそあれ、賠償だのなんだのする義務はございませんでした。
(もっとも日本側の財産請求権はアメリカによって否定されてますが)
しかしその上で『独立祝賀金および途上国支援』として有償無償民間あわせて8億ドル以上もの大金を韓国へ供与、融資しております。
なお、当時韓国の国家予算が3.5億ドル、日本の外貨準備高が18億ドルでございました。
当時1ドル=360円の固定相場ですから、円換算で2880億円、企業物価指数で比較すると2009年の価値で実に55兆円を韓国に供与したことになります。
もちろん価値の指標は様々、これはその一例に過ぎませんが、それでも現在の税収を越えるほどの供与をして、なお『まだ賠償が足らないニダ!』とか言ってるんですよ?
バカジャネーノ?
大体、日韓基本条約締結時に、日本は個人補償を申し出ておりました。
それを断って『自分たちがやるから一括で寄越すニダ!』と全額懐に収めたのは、他でもない韓国政府。
そしてそれをちょろまかして『漢江の奇跡』とやらを実現したのも、ほかでも無い韓国政府でございます。
当時軍事政権だったとか、そんなん我が国の知ったこっちゃありません。
つーかそれ言ったら、国体変わるごとにそれまでの条約破っていいっつーことになるんですが、こやつは明治の先達がどれだけ苦労して不平等条約を解消したか理解してるんでしょうか?
……まぁ、与野党が入れ替わっただけで国家間の取り決めを反故にしていいとか考えていた連中ですから、もしかしたら本気でそう思っているのかもしれませんが。
ともあれ日韓基本条約ならびに日韓請求権協定で請求権に関する問題が完全に解決され、個人補償も韓国側が請け負った以上、そこに日本が上積みしてやる義理なぞ欠片もありません。
いわばムダ金でありまして、そんなもんに貴重な財源を突っ込もうなんてのたまう輩は早々に退場いただきたいと、そのように思います。
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