2010年3月14日 (日)

科学は魔法じゃねぇぞ

 ぽっぽ首相が二酸化炭素25%削減をぶち上げ、米中の参加を促しながらどうにも日本だけが被害にあいそうな昨今。
 その無茶苦茶なボーダーになぜ世論が反対しないのか不思議でなりませんでしたが、なるほどようやっと理解できました。

 これに関しちゃ研究意義の話もございまして『バカジャネーノ?』とも言い難いのですが、しかし科学屋の端くれとしては一言そういってやりたいところ。

 つーわけで本日のお題はこちら。

<以下引用>

「科学技術で解決」は75%=環境や食糧問題-内閣府調査
3月13日17時19分配信 時事通信

 環境や食糧、水、感染症、資源・エネルギーといった社会の新たな問題に対し、4人に3人は「さらなる科学技術の発展によって解決される」と思っていることが13日、内閣府が発表した「科学技術と社会に関する世論調査」の結果で分かった。科学技術の発展を期待する表れとみられ、分野別では「医療分野」で貢献すべきだとの回答がトップだった。
 調査は、1月14日から同24日にかけて全国の成人男女3000人を対象に実施。回収率は63.9%だった。 

<Yahoo Newsより>

 もいっちょ。

<以下引用>

科学技術に「関心」最高の63%…内閣府調査
3月13日20時29分配信 読売新聞

 内閣府は13日、「科学技術と社会に関する世論調査」の結果を発表した。

 科学技術についてのニュースや話題に「関心がある」との回答が63%と、前回調査(2007年)を2ポイント上回り過去最高だった。内閣府では「事業仕分けで注目を浴びたことも影響しているのではないか」と話している。

 科学者や技術者の話を「聞いてみたい」との回答も62%(前回比2ポイント増)に上り、科学技術への興味が高い一方で、科学技術への関心と理解を深める機会や場が「十分にある」とする回答は34%(同12ポイント増)にとどまった。

 また、「社会の新たな問題は、さらなる科学技術の発展によって解決される」と考える人は75%(同13ポイント増)で、貢献すべき分野を複数回答で聞いたところ「医療」(76%)が最も多く、ついで「地球環境の保全」(65%)だった。

 調査は今年1月に全国の20歳以上の男女3000人を対象に行い、1916人が回答した。

 内閣府の津村啓介政務官(科学技術担当)は「予算獲得が厳しくなる中、国民の高い関心や期待を維持するには今後、相当な努力が必要になる」と話している。

<Yahoo Newsより>

 とりあえず一言言っておく。

 科学は魔法じゃねぇよ?

 どうにも勘違いしておられる方が多いようですが、自然科学というのは自然現象について理論を構築し、その理論を元に応用していく学問です。
 すなわち魔法のような超自然現象を実行することはできません

 『それでも科学なら、科学なら何とかしてくれる!』なんて言うのは自由ですが、現状は今まで月1万の生活費を6千円に削れと言われているわけで、ただでさえ切り詰めている状況から更に、なんてのは魔法でも使わなければ不可能です。

 大体にして『まったく新しい理論』なんてものはニュートンの古典力学然り、アインシュタインの相対性理論然り、1~2世紀にひとつ出てくれば良い方であり、大抵の研究は以前の研究を応用、修飾したものでございます。
 だって『効率が1%向上した』で論文になる研究だってあるんですよ?
 それを『50%くらい上げて』なんて言われたとしても『無理』と答えるしかありません。

 確たる根拠があって『さらなる科学技術の発展によって解決される』と言うならいいのですが、おそらくこの大半は『なんか科学って凄そう』って感じで、状況をまったく理解していないでしょう。

 自然科学には越えるのが極めて困難なボーダーというのが存在します。
 それを越えろというなら、『ではあなた方はどれくらいの増税に耐えてくれるの?』という話になってきますよ。
 研究には実際、洒落にならないほどの金がかかります。
 電子顕微鏡で億単位行きますからね。
 主婦が便利道具発案するのとはワケが違うんです。

 『科学者や技術者の話を「聞いてみたい」との回答も62%(前回比2ポイント増)に上り、科学技術への興味が高い』とはまた結構なものですが、しかし『科学技術への関心と理解を深める機会や場が「十分にある」とする回答は34%(同12ポイント増)にとどまった』あたり、ホントにきちんと調べているのか、と、東雲なんかは問いたい。
 問い詰めたい。
 小一時間問い詰めたい。
 お前ら単に『ちゃんと考えてますよ』アピールしたいだけなんじゃないかと。

 だって我が国には多くの自然科学系学会が存在するんですよ?
 講演聞くだけならどこかの大学や自然科学系の会社に所属する必要はありません。
 それどころか学会に所属しなくたって聞くことはできます(非会員だと参加費以上に高いけどね)
 それに学会所属してりゃー、セミナーに参加する機会だって巡ってきます。
 東雲だって日本化学会や高分子学会などいくつかの学会に所属しておりますよ。

 もし『いきなり専門的な話言われても分からない』というのなら、時代を追って勉強していけばいい
 中学レベルから分からない(もしくは忘れている)ならば、中学校理科の参考書があります。
 高校理科系の参考書があります。
 大学1~2年レベルで用いられる入門書的理学書があります。
 (有機化学ならマクマリーやモリソン・ボイドあたりが簡単で代表的)
 ある分野の全般的な話を専門的に勉強したいってんなら総説を読めばいい。
 東大や東工大ならほとんどの理工学系雑誌が置いてありますし、これら大学の図書館は学外利用を許可してます。
 しかも無料(コピーはもちろんコピー代かかりますが)

 加えて大学教授などは自身の研究内容や業績をウェブサイトに掲載してることがございまして、それを参考にしていく事だって可能です。

 そしてこれらのことは、ちょいとネットでも調べりゃ簡単に分かる話でございまして、上述の結果はそれすらしてないんじゃないかと思うわけです。

 まさか科学者が自宅訪問して科学について噛み砕いて説明してくれるとでも?

 バカジャネーノ?

 アクティブに行動してもいないくせに『理解を深める機会や場がない!』ですか。
 で、『なんか分からんけど科学は凄いから大丈夫』と。

 ホントめでてぇノーミソしてるな

 それでもなお言うのなら、せめて、せめてではありますが、ここ数年のノーベル化学賞や物理学賞がどういう研究によって与えられたか、ただ『導電性ポリマーを開発した』とかでなく、それに関わる理論も含めてある程度説明できるようになっていただきたいと、東雲なんぞはそのように思います。

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2007年12月 5日 (水)

つまりは教師が『ヘタ』なんだろう

 とゆーわけで連投五投目、東雲です。
 本日はとりあえずこれでストップ。
 ぶっちゃけまだ抜糸がすんでないので無理な体勢でキーボード打ち、いい加減腕がつりそうです。
 
 と、それはともかく。
 
 これまで四稿が政治色びっちしでありましたので、本記事ではちょっと離れて教育について取り上げたいと思います。
 こちらをご覧ください。

<以下引用>

<国際学力調査>「興味」に悩む教育現場 実験教室は人気
12月4日23時18分配信 毎日新聞

 「子どもたちの科学への意欲は世界最低レベル」。4日公表された経済協力開発機構(OECD)の学力到達度調査(06年実施)の結果に、教師たちからは「授業時間が不十分で、なかなか興味をひきつけられない」との声が漏れる。しかし科学の不思議さを体験できる実験教室は人気を呼んでおり、子どもの好奇心や意欲をはぐくむ様子は苦悩する教育現場とは対照的だ。【加藤隆寛、山本紀子】

 宇宙飛行士の毛利衛さんが館長の「日本科学未来館」(東京都江東区)。実験教室の予約受け付けは2カ月前からだが、すぐいっぱいになる。

 1日は親子連れなど11人が「超伝導」をテーマに実験に取り組んだ。超伝導体(銅などの酸化物)の上に発泡スチロール板と磁石を置き臨界温度まで冷却して板を抜くと、磁石が浮き上がったまま止まる。目黒区の中学1年の男子生徒(13)は「まさか浮くとは」と興奮した様子。スタッフの渡部晃子さん(29)は「すべて理解させるのではなく、本物の科学に触れ、興味を持ってもらうのが目的」と語る。

 小中学生を対象に週1度の実験を行っている民間の「麻布科学実験教室」(港区)には、125人が通う。小1男児の母(46)は「学校ではあまり実験がない。小さい時になるべく刺激を受けた方がよいと思い参加させた」と話す。教室長の入村精一さんは「見て触って驚く実験こそが子どもの興味を育てる」と強調した。

 「楽しく学べる科学教育」を目指し、出前実験などの活動を続けるNPO法人「ガリレオ工房」理事長の滝川洋二・東京大客員教授は「学校では子どもが自分で成長を実感し、次の学びへの意欲をかきたてられるような授業が行われていない。教師の指導力が落ちたのは明らかだ。70年代には小中高で1500時間の理科の授業があったが、今は780時間に減り、教師の理科の素養が不十分だ」と指摘する。千葉市内の40代の中学教諭は「ゆとり教育で理科の授業が減った中、限られた時間で知識をつけなくてはならない。自然のすごさを伝える実験をするのが理想だが、今の中学ではそれが難しい」と話した。

<Yahoo Newsより>

 『理科離れ』
 昔からさんざっぱら言われておりまして、東雲も理科系の教員養成課程に所属していたものですから、これについてはさんざっぱら言われました。
 しかし知ってますか?
 確かに中学生以上になるといわゆる『理科嫌い』が増えるんですが、小学校ではそれほど『理科嫌い』の率は高くないんです。
 まぁ、私の手元にあるデータは4~5年ほど前のものですので現時点でどうなってるのかという詳細は知りませんが、それでもそう大きく変わっているということは無いと思います。
 そもそも小学校における理科というのは実験主体でありまして、小難しい理論は二の次といった風潮があります。どちらかというと遊び感覚ですね。
 これに対して中学校以上では理論が中心になり、実験も理論を証明するために行われるようなものが多くなります。
 もちろんこの理論というヤツが科学を行ううえでは極めて重要なのですが、生徒は何が重要なのか分からないため、『なんかつまらんことやってる』といった感覚しか持たないのです。
 ですから上記のように『理科離れ』しているのに実験教室が人気という『奇妙な状況』が出来上がっているのです。
 
 正直に申しますと、単に実験で『面白いなぁ』『綺麗だなぁ』と生徒に思ってもらったって意味がありません。その実験が意味する『理論』を頭の中に入れないと、『実験』はただの『遊び』に成り下がってしまうのです。
 もちろん好奇心を刺激して問題に取り組ませるという手法は有用ですが、そこから『学ばせる』体勢に持っていけなければ『学習』にはなり得ないのです。
 結局のところ教師というのはコレができていないのです。
 つまりは実験するにしても何にしても、そこから得られる『理論』がどういったところで役に立つのか、どれだけ興味深く、また面白いのか、それを教師が教えられないのです。
 もっとぶっちゃけてしまえば、そういったことを教えられれば『興味を引くための実験』は不要なのです。
 『時間がない』なんてそんなもん言い訳に過ぎませんし、もし本気でそう思うならなぜ校長なり教育委員会なりに掛け合って土曜日や放課後にも延長してできるようにしないのかという話です。
 私立は土曜もやってますよ?
 
 大体ですね、教師自身が学習内容がなんの役に立つのか、どこが面白いのか、そういったことを分かってないのに生徒がそれを実感できるわけないんですよ。
 例えば酸化還元反応がどういったところに役立つか教えてますか?
 まさか酸化銅と炭素を混ぜて加熱すると銅ができるよ~、とかで終わってないでしょうね?
 例えば鏡像異性体が薬になったり毒になったりするなんて話してますか?
 まさか『光が偏向する』なんてところで終わってないでしょうね?
 
 とかく最近では『教科書に書いてることを教えればいいや』なんて戯けたことを考えている教師が多いようですが、私などは『百知ってから十教えろ』と、そう思うわけであります。
 誰しもが天才ではなく、むしろ凡才が多く存在するこの世界において『一分からせるには十教えなければならない』わけでありますが、十教えるために十の知識しかなければもうその時点でてんてこ舞いです。
 ですから、少なくとも教科書の内容を教えたければ、その教えた内容がどう面白くて、どう役に立つのかも知っておかなくてはなりません。
 それには少なくとも修士レベルの知識は要ると、東雲は思うのです。
 大学出て『自分早稲田』、『自分慶応』など威張ってるやつもおりますが、学部上がりじゃ少なくとも理系においては所詮素人に毛の生えた程度でございまして、それで人様に教えるなんていうのは本来ちゃんちゃらおかしい話なのであります。
 それでもなお学部上がりで教師をやろうとするのなら、独自でそういったことを学ばなければならないのですが、さて一体どれだけの人間がそれをしているのでしょうか。
 本来なら企業にでも行かなければ分からないような話、それを教えようってんですから、教師と呼ばれる人間にはそれこそ命を賭して職に当たっていただきたいと思うのです。
 知識だけでなく、それがどう面白くてどう役に立つのか、そこまで教えることが教師の仕事であると東雲は思います。
 
 ぶっちゃけて言えば『甘ったれんな』という話でございますな。

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2007年11月22日 (木)

さすが保護者は分かっておられます

 とゆーわけでここ最近は連日投下できております東雲です。
 うん、いい調子だ。
 ……とか何とか言ってると、また明日から1~2週間空いたりしそうでゲフンゲフン。
 
 閑話休題。
 
 そんなわけで本稿ではちょいと政治から離れて教育な話を取り上げたいと思います。
 ……と、そういえばこのブログ、一応よろずブログとして立ち上げたんですが、政治系ブログとして認識されているようですね。
 時々ネットでご紹介いただいているのを見かけるんですが、その場合は大体政治系カテゴリに分類されております。
 いや、もちろんそれはそれで嬉しいですし、私もとかく政治・国際関連ばっかり取り上げてますので、むしろそう認識されるのが正しいのでしょうけれども。
 しかし東雲天邪鬼なんで、ちょいと違う話も持ってこようとするわけです。
 ……正直な話、政治系ブログにしては質が低い上、限定すると東雲何も書けなくなる可能性がありますので。
 
 はい、再び閑話休題。
 
 とにかくそんなわけでございまして、まずはこちらをご覧ください。

<以下引用>

【風】公教育だけでは学力不十分
11月20日16時22分配信 産経新聞

 《中学校の先生は、進学校への入学者数を自慢げに話さないでもらいたいです。それは、子供の努力と塾、そして生活を切り詰めて塾へ通わせている親の努力の結果です》

 公立の中学、高校に3人の子供を通わせる母親からは、こんなメールが届いた。

 《長男は進学校の高校へ入学しましたが、中学時代から塾に通っていました。せめて小、中学校までは、学校の授業で目指す学校に入学できる力を身につけさせてもらいたいです》

 教育の機会均等を目的に、東大が家庭年収400万円未満の学生の授業料を無料とする方針を示したが、この母親は《400万円未満の家庭で、そこまでたどり着ける子供がどれだけいるでしょう》と疑問を投げかける。

 《東大に進学しようとすれば、小学校低学年から進学塾に通い、中学、高校と超難関校に合格しなければなりません。独学で東大へ進む方もいるでしょうが、現実には難しい気がします》

 一方、《全国学力テストの結果を就学援助率と結びつけて公表された配慮のなさに驚きました》というメールを寄せたのは、就学援助を受け息子を公立小学校に通わせる30代の母親。

 《私は子供を独りで育てています。仕事を終えて、食事を作り、夜は本を読みながら一緒に眠り…。そういうささやかな親子の生活を、知らない人に「普通じゃないカテゴリー」に分類されてしまったようで、疎外感を覚えました》

 この母親は、収入の低い家庭は塾などにかける教育費が低くなりがちだとしたうえで、《これは、公教育だけでは十分な学力は身につかないと宣言しているようなものではないでしょうか。教育関係者の自戒としてほしいです》。

 たしかに、塾通いをしないと望む学校へ進学できないのであれば、しわ寄せを受けるのは所得の低い家庭だ。冒頭の母親もこう訴える。

 《「ゆとり教育」を導入したお役人のご子息、ご令嬢は地元の公立の学校に通われているのでしょうか? 専門家からあれだけ学力低下を懸念する意見が出ていたのに、ゆとり教育を取り入れて、今になって授業時間数を戻す? いい加減にしてほしいです》(松)
<Yahoo Newsより>

 いや、さすがお子さんを育成されておられる保護者の方々。
 現実を良くご理解していただいております。
 むしろ現実見えていないのは教師陣でしょうか。
 
 『中学校の先生は、進学校への入学者数を自慢げに話さないでもらいたいです。それは、子供の努力と塾、そして生活を切り詰めて塾へ通わせている親の努力の結果です』
 
 この言葉なんて特に噛み締めなけりゃならない言葉です。
 以前より東雲も申しておりますが、ぶっちゃけ学習指導という点では塾講師と学校教師はそれこそ雲泥の差。
 塾講師から見れば『なんでアマチュアが学校で教鞭握ってんの?』といった勢いです。
 もちろん(いわゆる『プロ教師』がそうとは限りませんが)『プロフェッショナル』の教師も多くいらっしゃいます。
 しかしそれ以上に『アマチュア』が多すぎる。
 もちろん『アマチュア』塾講師も多くおります。
 しかしそういった輩は往々にしてクビ切られますので、やはりどうしてもクオリティは高くなります。
 彼らは成績を上げるのが仕事ですから、それができなきゃ『無用』と言われるのです。
 ……と、こう申しますとアマチュア教師からは『成績上げるだけが教師の仕事じゃない』と騒ぎ立てるのですが、当然です。
 成績上げるのは『最低限すべきこと』であって、その他多くの仕事をしなきゃいけません。
 むしろ、して当然なのです。
 それを、人の哀れを誘うかのように『大変』という。
 だったらやめちまえって話です。
 当然、職務時間を日教組活動など別に割り振るなど論外。
 さっさと懲戒免職していただきたいと切に願うのです。
 ちなみにプロフェッショナル教師(『プロ教師』と区別するためにこう表記、ちなみにプロフェッショナル教師は『プロだ』なんて自慢げに自称しない)は学習指導はもちろんのこと、進路指導、生活指導、教材開発から職員業務まできちんとこなします。
 確かに大変ですが、それを学習指導が未熟な言い訳にしません。
 つか、そういう教師は往々にして学習指導も一流です。
 それに対してアマチュア教師の酷いこと酷いこと。
 時には定年間際の現場(つまりはヒラ)教師が教育テクニックなど欠片も持ち合わせていないなんてこともあります。
 教壇においては授業内容の組み立て、副教材の開発といったものから黒板の使い方、チョークの色の使い方、立ち位置、机間巡視のタイミング、発声の緩急なんて細々としたテクニックまで様々な研究、実践テクニックがあるんですよ。
 黒板で赤チョークを使うのは極力避けるべきって知ってました?
 あれ、色盲だと見えないんですよ。
 そうでなくても結構見にくかったりするんです。
 使うにしてもアンダーバーを引くなどに利用するのが当たり前なんです。
 それを平気で文字書くのに使ってるやつ見ると腹立ちますね。
 
 ともわれ、そんなアマチュアをして『うちのおかげでアンタんところの子供は高校受かったんだ』なんて言われたら、そりゃ高い金払って塾行かせてた保護者の方は怒るでしょう。
 一体全体何様なんだ、と。
 それでいて連中には塾教育を否定するヤツが多いってんですから、迷惑以外の何物でもないプライドの高さですね。
 あぁ、そういえばどこぞの朝日や毎日もそうでしたねぇ。
 日教組といい、ヒダリっぱってそんな連中ばっかりなんでしょうか?
 
 はい、三度閑話休題でございますが、あと気になりましたのはこんな台詞。
 
 《長男は進学校の高校へ入学しましたが、中学時代から塾に通っていました。せめて小、中学校までは、学校の授業で目指す学校に入学できる力を身につけさせてもらいたいです》
 《これは、公教育だけでは十分な学力は身につかないと宣言しているようなものではないでしょうか。教育関係者の自戒としてほしいです》
 
 もう切にそう願っておられることでしょう。
 もっともだと思いますよ、えぇ。
 ただ、これに関しては現行システムもいくらか関係しているものでして、特に最近は変遷し始めているとはいえ、基本的に小、中学校は(公立の場合)選択ができません。
 あるいはできるとしても色々と面倒な条件や手続きがございます。
 つまり入ってくる児童生徒は、学力に関してはピンからキリまで混ぜこぜでありまして、教師側としましてはちょいと対応に苦心するのです。
 実際、『できる』塾は往々にして学力ごとにクラス分けしておりまして、それぞれに適応した授業展開をいたします。
 実際受験によって学力をある程度調整できる公立高校では、確かに私立に比べ見劣りするものの進学校などでは東大の目も見えてきます。
 私も一応ながら進学校の出でありますが、その高校の説明会でもっとも印象に残りましたのが『予備校行かんでも目標の大学に合格させる』でありました。
 当時は『あぁ、また学校教師の塾嫌悪か』とか思いましたが、さに非ず。
 予習復習を当たり前にさせ、平均10点程度(当然100点満点)の実力テストを施し、がっつり補習をし、東大など有名大学の過去問を解かせと予備校顔負け。
 3年次には文、理の分けの他、国公立向け、私立向けで区分し、しかも生徒のレベルも加味してクラス分けしてるっぽい。
 そんなわけで、近所にありました予備校と同じ名前でありましたので予備校と呼ばれてみたり、加えてその名の韻が近いということで『牢獄予備校』なんて冗談を生徒間で言ってみたりいたしました。
 しかし要はそれだけのことができる生徒を引き込んでいるということであり、そういった条件が揃ってくれれば公教育でも十分希望する学校へ進学することができると、そういったわけでございます。
 実際東雲も予備校というものに通ったことはなく、加えて英語はいつも赤点ギリギリ、追試で何とか進級させてもらっていたにも関わらず、普通なら予備校にいかなきゃならないような程度の大学に受かっております。
 『予備校行かんでも目標の大学に合格させる』を素でやるとは思いませんでしたが、教師、生徒の気持ちと努力しだいで意外と何とかなるものです。
 まあ、プロフェッショナル教師が多くいた、といえばそこまでなのかもしれませんが。
 
 ちなみに我が母校の名誉のため補足しておきますと、なんかキツそう、『牢獄予備校』なんて書き方をしましたが実際はそんな刑務所のようなものでなく、最初こそ重なる予習復習でキツイかなとは思うでしょうが慣れてくれば大した負担にもならず、部活動もなかなかに活発でして、平均以上の青春は謳歌できるのではないかと思います。
 まぁ東雲は予習復習も殆どサボっておりましたが。
 良い子のみんな、こんな大人になっちゃダメだぞw
 なお我が母校を志望される方、予習復習もそうですが、高校一年時の実力テストは覚悟しておいてください。
 0点とか普通にあります。むしろ続出です。しゃれになりません。
 なまじっか進学校であるため、中学までで90とか100とか取ってた人間が集まるので、その時のショックは半端じゃないです。
 正直東雲は固まりました。
 
 ちなみにこれらの情報は東雲のパーソナルに関わるものでございますので、コメントにて『どこの高校?』とか聞かれても答えられません。
 ぶっちゃけ見る人が見ればバレバレかと思いますが、日本全国的には東京ローカルですので、分かったとしても『ここの高校だろ!』といいますようなコメントはご遠慮ください。
 ただもしコメントされたとしても、方針が方針でございますので削除はございません。
 むしろ気分によっては正誤回答するかもしれませんので悪しからず。

 さてそんなわけで何度目かの閑話休題ですが、ともわれ現場教師には粉骨砕身の覚悟で職務に当たっていただきたいと、そう思います。
 そのためには『教員免許更新試験 たぶん逆効果』でもお話しましたように、塾や教育系大学と緊密に連携するのも良いと思います。
 使えるものは悉く利用しろ、これ東雲の座右の銘でございますが、折角あるのですから教師陣にはこれを大いに利用していただきたいと、そう思うのでございます。
 
追記:
 今、母校のことをWikiで調べてみたら石田衣良が卒業生って書いてあったよorz
 アレが俺の先輩かorz

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2007年11月19日 (月)

センター試験でいいんじゃね?

 とゆーわけで連投二投目、東雲です。
 今度は教育についてこんな話題を。

<以下引用>

大学進学に資格テスト、教育再生会議が検討
11月19日16時11分配信 読売新聞

 政府の教育再生会議(野依良治座長)は20日の合同分科会で、大学進学希望者に「高卒学力テスト」(仮称)を実施し、合格者に大学受験の資格を与える制度の検討に着手する。

 受験生の負担増につながるとして、一部委員からは慎重意見も根強く、年末の第3次報告に向けて大きな議論を呼びそうだ。

 「高卒学力テスト」は、高校生の学力低下の問題や昨年に全国各地で相次いだ高校の必修科目の未履修問題などを受け、生徒の学力水準や履修状況をチェックするのが狙いだ。

 制度設計の素案によれば〈1〉国公私立や選抜方法を問わず、大学進学を希望する人は必ず受験〈2〉受験科目は、必修科目から保健体育、芸術などを除いた国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語〈3〉全科目の合格者に大学進学資格を付与――などが主な柱。難易度は「高等学校卒業程度認定試験」(旧・大学入学資格検定)を想定しているという。
<Yahoo Newsより>

 『ぶっちゃけセンター試験でいいんじゃね?』とか思うのは東雲だけでしょうか?
 わざわざ新規に高卒学力テストなんぞ敷かなくても、大学側で推薦、一般、国立、私立に限らず必須とすれば良いだけの話で。
 また別に必須でなくても、大学側が『最低限この程度はできてもらわんと困る』といった試験を課せば良いだけの話で。
 まあ、学習指導要領の中から出さなきゃならんとか何とか色々しちめんどくさい規定はありますが、それにしたって今よく問題にされるのは『理系なのに数IAまでしかやってない』とか『医学部なのに物理、化学しかやってない』とかそういう話。
 どこの大学もセンターで全教科見るという風潮が出来上がれば、自ずと履修逃れも無くなってくるでしょう。
 それをわざわざ新規にテスト……。
 東雲にはさっぱりその意義が分からないのですが、ね。

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2007年10月 3日 (水)

教員免許更新試験 たぶん逆効果

 とゆーわけで投稿三連、東雲でっす。
 一応本記事が本日最後の予定でございますので、もうしばしお付き合いください。
 
 で、今回は教員免許更新制に関する記事でございます。
 まあ実のところ東雲ペーパーティーチャーでございまして、一応中高で専修免許まで取得しているのですが、それが10年で紙屑となるのがまた切ねぇなとか思うしだいでございます。
 ……まあ多分使わないだろうし、使うとしても回復講習すれば再取得できるらしいですけどね。
 
 しかしこの教員免許更新制度、本当に意味あるのかなぁとか思うんです。
 いや、更新制自体はまあいいとして、そのやり方に意味があるのかなぁと東雲は思うのです。
 まずはこちらをご覧ください。

<以下引用>

60点未満は不認定=教員免許更新制で評価基準案-文科省
10月3日10時33分配信 時事通信

 文部科学省は3日、2009年度に導入される教員免許更新制について、更新講習の内容や修了認定・評価基準の素案を中央教育審議会(文科相の諮問機関)のワーキンググループに示した。講習の修了認定に当たっては、筆記または実技試験による5段階評価を行い、100点満点中60点に満たなかった受講者のみを不認定とする。

<Yahoo Newsより>

 ぜってぇ試験勉強とかのために授業がいくらか疎かになるって。
 つか、そうならないほど優れた教師ばっかだったら、そも更新制必要ねぇって。
 加えて講習終了のための筆記、実技ってほとんど意味ねぇって。
 
 いや私もね、塾講師ではありますが教鞭を握っていた身でございます。
 机上どおりに行かないことなんてわんさとあると、まあ実感しているわけでございます。
 更新制を適用するなら、定期的に生徒の成績、生活態度などを勘案して判断するほうがはるかに実用的でしょう。
 質の向上を図るなら十年に一度なんていわないで、周一くらいでどっかの予備校やら塾やらで授業運営を学んだっていいんです。
 私がいた塾にも学校説明会や授業参観に週1~3のペースで行ってた講師がいましたよ。
 塾内でも教師同士が授業を見せたり見せてもらったりなんてのが当たり前、人の授業を見るってのは勉強になるもんです。
 本当に上手い先生の授業なんて『何でこんな風にできるんだろう』と鳥肌が立ちますよ。
 それに最新の教育課題やら何やら机上でできるものだって、月一なり週一で休み配分して近くの教育大で学んでくればいいんです。
 全ての都道府県にほぼ一つ程度教育大はあるんですよ?
 活用しましょうよ。
 で、そういったことも含めて向上心の無い教師に注意、勧告、それでも改善しなけりゃクビでいいじゃないですか。
 
 それを10年なんていうクソ長いスパンで、現実の授業運営状況を見ずに一概的に講習やって、業務に支障が出るようなテストやって判定する、と。
 現場なんかまるで無視の体制じゃないですか。
 こんなんで教師の質が向上するなんて考えてるんですから、まったくもっておめでたい。
 いやはや、社保庁より文科省を解散するのが先決でしょう。

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2007年5月 9日 (水)

愛国心 持って当然と思いますが……

 企業とのミーティングを控え、ブログ更新している暇なぞ無いのにやめられない東雲です。
 ほらやっぱり、書きたいときに書かないと勢いが…ね……。
 
 というわけで、今回はこんな記事を取り上げてみたいと思います。

<以下引用>

<教育関連3法案>参考人質疑で「愛国心」に賛否
5月9日0時37分配信 毎日新聞

 衆院教育再生特別委員会は8日、日本私立中学高等学校連合会の田村哲夫会長ら4人を招き、教育関連3法案に関する参考人質疑を行った。田村氏は、学校教育法改正案に義務教育の目標として「我が国と郷土を愛する態度を養う」との表記が盛り込まれたことを評価。佐貫浩・法政大教授ら2人は反対の立場で意見を述べた。

<Yahoo Newsより>

 あの~、いつも思うんですが、何故に愛国心を持たせることに反対なのですか?
 自分の国を誇るって世界じゃ当たり前のことだと思うんですが……。
 愛国心なんて、国家に所属する者は持ってしかるべき者でしょう。
 某中国やら某韓国やらなぞ、日本を仮想敵国として反日を通じ愛国教育しているくらいですよ。もし『愛国心に反対』というなら、それをぜひ中韓に申し上げてくださいね。
 
 中には愛国心そのものではなく『思想を強制すべきでない』とかいう連中もおりますが、強制しなきゃならない状況に追いやった不届き者はどこのどいつよ?
 そも何でもかんでも『強制は悪い』というのも私には理解できません。ある目的を達成させるために必要であるなら強制もあってしかるべきでしょう。『憲法で内心の自由が保障されている』という方もいますが、そういう方々はまず憲法で定められている他項目もきちんと遵守してから言ってくださいね。権利だけ主張することは単に『我が侭』というんですよ。
 まあもっとも、彼らの言う『内心の自由』とやらは日本人に愛国心を持たせないための口実ですから、その根拠なんてどーでもいいんでしょうがね。

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2007年4月25日 (水)

『お国柄』って言葉、知ってます?

 うをっ、連続投稿3本目。
 こんなことすると、その分溜めてこまめに更新しろよなんてお声が聞こえてきそうですが、いかんせん東雲は意欲の波が激しい為やれるときやっておかないと後は意気消沈してしまうのです。
 そんなわけで3本目のお題はこちら。

<以下引用>

<高校生意欲調査>「出世意欲」、日本は断トツ最下位
4月24日21時57分配信 毎日新聞

 日本の高校生は米中韓の高校生よりも「出世意欲」が低いことが、財団法人「日本青少年研究所」(千石保理事長)の「高校生の意欲に関する調査―日米中韓の比較」で分かった。「将来就きたい職業」では、公務員を選んだ高校生が日本では99年調査より約22ポイントも減少するなど、米中韓に比べ、明確な目標を持てない日本の高校生の実情が浮かんだ。
 調査は06年10月~12月、日米中韓の高校生計5676人を対象に実施。進路や人生目標、職業意識などを聞いた。所属する高校を通じて実施したため、回収率は100%になるという。
 「偉くなりたいか」という問いに、「強くそう思う」と答えた高校生は中国34.4%▽韓国22.9%▽米国22.3%に対して、日本はわずか8.0%。卒業後の進路への考えを一つ選ぶ質問では、「国内の一流大学に進学したい」を選択した生徒は、他の3国が37.8~24.7%だったのに対し、日本は20.4%にとどまった。
 また、将来就きたい職業(複数回答)では、日本は99年調査よりも弁護士や裁判官、大学教授、研究者の割合が低下。特に、公務員は前回の31・7%から大幅減となる9.2%だった。逆に「分からない」を選んだ生徒が6.2ポイント増の9.9%になった。
 千石理事長は「食べることに困らなくなり、今の高校生は『偉くなりたい』という意欲がなくなってきている。また、(従来『出世』と考えられてきた)職業に魅力や権威がなくなっている」と分析している。【高山純二】

<Yahoo Newsより>

 いかにも『日本はダントツで最下位、どうしようもない国なんだぜ~』と言いたげな記事ですが、出世意欲が無いことが『明確な目標を持てない』ことになる理由がさっぱり分かりません。むしろ出世することだけが目標ではないといえば、その多岐な選択性、それが認められる優れた社会環境が見えてくると思うんですが。
 そもそも『公務員』になりたい人間が少ないから出世意欲が無いと論ずる最初の文節、ありえませんね。『将来就きたい職業』の他の項目も明かさず、それだけで『明確な目標』とやらを判断する、その根拠はいったいどこにあるのでしょうか。なりたいものがあるんなら、それは『明確な目標』でしょう。それとも日本の高校生全員が『ニートになりたい』とか言ったんでしょうか、ありえませんね。
 だいたい『公務員』というものの権限は国によって違います。中国で(上位の)公務員って特権階級じゃないですか。大抵のことが思い通りになると思えば、そりゃなりたい人間も多いでしょうよ。おそらく日本ではスポーツ選手などの選択肢も多かったことと思いますが、中国のスポーツ選手って悲惨ですよ。大会をいくつも制覇していた選手が引退後貧困に窮してメダルを売ったり物乞いしたりって、あの国くらいのもんじゃありません?
 それに『偉くなる』ことにもまた国による違いがあるでしょう。事実上我が国で一番偉い(はずの)安倍首相が野党に文句言われたり中やら韓やらに批判されたりと、傍から見れば何の利益も無さそな感じで、さらに時給換算すれば総理大臣て結構薄給。これで魅力を感じろって無理じゃありません?
 それよりもスポーツ選手とかミュージシャンに憧れると思いますけどね、日本の高校生は。言葉は悪いですが、一発当てればガッポリ入りますし。
 だいたい大学進学だって『出身大学で一生が決まる』なんて言われるほど『超学歴主義社会』の韓国では、そりゃ一流大に行きたいって人間も多いでしょう。何せ試験日には親が仕事を休んで応援に行き、入試シーズンに安全確保のために警察隊が出動、果てはリスニングのために航空機の離着陸が制限されることすらあるってんですから、日本の視点から見れば尋常じゃありません。
 そういった『お国柄』というものを無視してただ『日本の高校生はしょーもない』といった記事を書くというのは、何がしか恣意的なものを感じます。

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2007年4月10日 (火)

留年するから自殺てお前……

 すっかり暖かくなってまいりました昨今、いかがお過ごしでしょうか。東雲です。

 ようやっと年度初めのスケジュールも一段落し、まだ多少すべきことが残っておりますが、これからはもう少し頻繁にブログを更新できるのでは、なんて思っていたりします。

 さて本日のお題ですが、気になったニュースを何本か取り上げてみたいと思います。

<以下引用>

天皇陛下 イラクのマリキ首相と会見
4月10日10時9分配信 毎日新聞

 天皇陛下は9日、来日中のイラクのマリキ首相と皇居・宮殿で会見した。マリキ首相が「治安面で厳しい状況にあり、断固たる措置をとるつもりです」と語ると、天皇陛下は「首相としてご苦労が多いことと察します」とねぎらった。また、マリキ首相が日本の復興支援に謝意を述べ「(民族、宗派間の)和解に向けたいい動きもあります」と話すと、天皇陛下は「国づくりが進み、イラク国民が平和に、幸せに暮らせることを願っています」と述べた。 

<Yahoo Newsより>

 毎度思うんですが、天皇陛下のことを記事にする際には陛下に対して敬語を使うべきではないんでしょうか。一部取り上げれば「ねぎらった」を「ねぎらわれた」、「述べた」を「述べられた」という風にするのが普通かな、と。
 毎とか朝などに特に顕著に見られるのですが、とかく天皇陛下に対してきちんと敬語が使われていないことがあります。少なくとも言語を専らとして扱う記者の方々にはきちんとした言葉の利用をしてもらいたいと思うわけです。

<以下引用>

「強制動員の証拠は明白」=慰安婦問題で米議会報告書-韓国紙
4月10日11時0分配信 時事通信

 【ソウル10日時事】10日付の韓国紙・朝鮮日報は、米議会調査局が従軍慰安婦問題について「日本政府と日本軍が慰安婦の強制動員に介入した証拠が明白だ」とする報告書を発行したと報じた。
 報告書はミャンマーにいた約20人の韓国人女性の証言記録などを基に作成され、「日本軍が女性の募集から慰安所の運営に至るまですべての段階に介入していた」と指摘。「大部分の女性が慰安所へ強制的に収容されたことに疑いの余地がない」などと結論づけているという。

<Yahoo Newsより>

 もうね、勘弁して欲しいんですよね、いい加減。まあ情報の出所が朝鮮日報ですんで、実際のところどうなのかは知りませんが。
 それにしたって『ミャンマーにいた約20人の韓国人女性の証言記録などを基に作成』なんて『記憶違いや意図でいくらでも変わる』証言記録を根拠のトップにもってくることはないんじゃないかと。もうどれくらい言われてるんですか、証言だけじゃ根拠にならないって。新たに一次資料が見つかったっていうなら別ですが、学術レベルでは当に『無かった』とされている問題です。もしこの記事が本当なら、どれだけ調査能力が無い国なんですか、アメリカっていう国は。
 ……まあ、イラクに大量殺戮兵器があるといって未だに見つけられない国ですから、きちんと調査をしろという方が無理なのかもしれませんが。というか、ブッシュは覚えているんでしょうか、イラクに大量殺戮兵器があると言い放ったこと。とにかく論点をずらそうとしているようにしか見えませんが。
 閑話休題。
 ともかくそろそろ真っ当な調査、検証というものをしてみませんか?

<以下引用>

中国が「拉致」解決に協力、日中共同文書に初の明記へ
4月10日3時9分配信 読売新聞

 11日に来日する中国の温家宝首相と安倍首相との首脳会談で、作成する予定の共同文書の骨格が明らかになった。

 昨年10月の日中首脳会談で合意した両国の「戦略的互恵関係」をさらに発展させることを明記。閣僚級の「ハイレベル経済対話」を開始することや、日本産米の中国への輸出解禁、中国からの「トキ」提供などを盛り込む。北朝鮮による拉致問題に関しては、中国が「必要な協力を提供する」との文言を盛り込む方向だ。日中の共同文書で拉致問題について触れるのは初めてとなる。

 ハイレベル経済対話については、日本の麻生外相と中国の曽培炎副首相が議長を務め、資源・エネルギーや環境、知的財産権保護など、幅広い協力を話し合う場とする。歴史問題に関しては、「過去の不幸な教訓に学ぶ」などとして、日中の有識者による歴史共同研究、旧日本軍の遺棄化学兵器の処理などを進めることを表明する。 

<Yahoo Newsより>

 散々渋っていたようですが、どうやら共同文書で『拉致』が明記されるようです。諸国が『拉致』に対して協力する旨を表明している以上、ここで乗っておかなければ周りから浮くのは目に見えています。ある意味当然といえば当然でしょう。まあ、これが某K国だったらどうなっていたかは分かりませんが。
 しかし、中国はこれを口実に日本からなんだかんだせしめようとしてるんじゃないかと考えてしまう辺り、私は心が汚れているんでしょうか?
 だってほら、「戦略的互恵関係」だとか「ハイレベル経済対話」なんてまあ、親中派が喜んで口実に使いそうな言葉がぽこぽこと。アメリカにもWTO提訴されることですし、知的財産権保護の協力あたりがどうなっていくのかなぁと今からちょっと不安です。歴史問題にしたって、見る限り『始めに結果ありき』といった風情でございますが、はてさて。
 麻生外相にはしっかりと、日本の国益を守るために頑張っていただきたいと思います。

そして最後はこの記事を。

<以下引用>

<高崎経済大>准教授を懲戒免職 ゼミ女子学生の自殺で
4月10日0時40分配信 毎日新聞

 高崎経済大学(群馬県高崎市)は9日、指導方法に問題があり、ゼミ生の経済学部2年の女子学生(当時20歳)を自殺に追い込んだとして、同学部の男性准教授(38)を懲戒免職処分とした。学生の自殺を理由に教員が懲戒免職処分を受けるのは異例という。また、管理責任者の木暮至学長を減給10%(2カ月)、石井伸男経済学部長を同(1カ月)とした。
 大学によると、准教授は昨年6月、ゼミ生に夏季の宿題として高度な課題を課し、女子学生は一部を提出していなかった。准教授は12月、未提出の3人に「提出しなければ留年」などとメールを送信。期限の1月15日夕、未提出の2人のうち女子学生だけに催促のメールを送った。女子学生は「留年すると分かっています。人生もやめます」と返信。同夜、同県みどり市の渡良瀬川に投身自殺した。
 大学の調査委員会はゼミ生や他の教員からの事情聴取で、宿題が2年生としては難解で留年通告が女子学生を自殺に追いやったと結論付けた。また、准教授は他の学生に度を越したセクハラ発言などの暴言があったという。准教授は「間違ったことはしていない」と反論しているという。【伊澤拓也】 

<Yahoo Newsより>

 亡くなった方を否定するような発言は、正直好きじゃありません。それが自分であっても他人であってもです。しかし、今回のことで教員が萎縮し、きちんとした指導ができなくなってしまう、そんな可能性がある以上、この記事を取り上げずにはいられませんでした。
 まず記事について見てみようと思いますが、大学側の話では准教授が昨年6月に出した課題を、どの程度の『一部』かは分かりませんが12月になっても提出せず、それに対して准教授が『出さなきゃ留年』と通達したと、そういう話です。で、期限の日にメールで『まだ出せないのか?』とメールしたところ、『人生やめます』と返信されたと。
 この准教授としては驚きだったんじゃないでしょうか。私ももう長いこと学生をやっております。難解な課題を出されたり、『出さなきゃ留年』と言われたこともありますとも。しかし自殺しようと考えたことはございませんでした。
 普通、課題が分からずに提出できないとなれば、その准教授に質問ないし相談しに行くでしょう。准教授に聞けなかったとしても、ゼミ生なら先輩もいるはずです。さらに、12月の時点で3人だった未提出者が1月に2人に減っていたことから、少なくとも1人は課題を提出したことが分かります。であるならば、難解だったとしても何らかの手段を講じれば解ける課題だったと推察されます。
 
 聞けよ、分かんなきゃ!
 『留年するから自殺する』ってふざけんな!
 
 ……と、思わず口汚く罵ってしまうのですが、この准教授も同じような気持ちじゃないんでしょうか。だってそうでしょう。聞きに来るなりなんなりすれば、おそらく解決口は開かれたと思います。教員は意味も無く留年させるなんてことは無く、またできる限り留年させないように考えます。でなければ、わざわざ期限の日にメールで催促メールなんか出しゃしません。何にもせずに単位表に『落第』と付けるだけですよ。催促メールの内容がどのようなものか存じませんので確証はありませんが、この女子学生が課題を提出できなかったとしても、それを謝罪しに来たときには、何かしらの救済措置を取ろうとしていたんじゃないでしょうか、この准教授は。それを『留年するから自殺する』って、非常識にもほどがあります。なんですかこの不貞腐れたような返信は。ルールに違反したら誠意を持って対処するのが、人として当たり前じゃありませんか。
 かつて大学学部生だった頃、とかく厳しいと言われる教授と話す機会がありました。その教授、まず一番最初に授業おいて『開始五分後に教室の鍵を閉める、それ以降に来た学生は授業を受ける資格が無い』と宣言することで有名でございました。まあ当たり前といえば当たり前なんですが、いかんせん甘々生活を送っております学生です。五分十分の遅刻は当たり前。そこで件の教授、宣言どおり教室の鍵を閉めて授業をしてらっしゃったそうなんですが、遅刻してきた学生がドアをガチャガチャやっております。そこでその教授、ドアへ向かっていったらしいんですが、学生はドアが開かないと知るとさっさと引き返して帰ってしまったそうです。『普通ああいう場合は遅れてきたことを謝って中に入れてもらうべきだろう』とぶちぶちぼやいていたことが、やけに笑えた覚えがあります。事実、他にも遅れてきた学生がおり、そちらはきちんと謝罪して中に入れてもらったそうです。
 ルール破れば謝罪する。これは至極当たり前のことであり、大抵の教員はそれに対する救済措置を考えています。もちろんルールを違反した時点で本来ならばアウトですので、救済措置を講じない教員もいるにはいますが、それはもうルールを違反したことが悪いと思うしかないでしょう。いずれにせよ、そうした筋も通さず、不貞腐れたように死んでみせるなど、もう卑怯としか言いようの無い所業であると考えます。
 『留年すると分かっています』なんて返信しているようですが、冗談じゃない。それを決めるのはこの准教授です。セクハラだの暴言だのは問題があると思いますが、少なくともこの件に関しては「間違ったことはしていない」という彼の反論は正しいと思います。

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